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京口vs拳四朗+凄い3試合!

2022-09-28 | ボクシング

発表から少し時間が経ってしまったけれど改めて思う。凄すぎる。
一般のボクシング好きには京口vs拳四朗の統一戦!というニュースなんだろうけど。コアなボクシングファンはただただ驚いています。
これが諸々特典有りの会員料金500円で観られるなんでAmazon primeヤバすぎる。
こんな贅沢に慣らされると感覚がおかしくなりそうだ。
井上vsバトラーの正式発表を待っていたらその前にこれほどの4試合を用意していたとは…😱
互いに全盛期、勝敗予想の難しい京口vs拳四朗。
当初はカネロvsゴロフキン3の前座で京口と統一戦と噂されていたWBO王者ゴンザレスにイキの良い岩田翔吉が挑む。勝者同士が3団体統一戦もありそうな流れに驚きを隠せません😱
そしてアメリカでロマチェンコと戦うなど、中量級で世界トップクラスと認められている稀有な日本人ボクサー中谷正義と現在国内、アジア最強を証明し続けている3冠王者吉野修一郎の衝撃的なマッチメイク。
更に、ネクスト井上尚弥と言われる無敗の世界王者中谷潤人がスーパーフライ級転向第1戦で、井岡が苦戦したロドリゲスJr.と対戦。
どれも単体でグレイトメインイベント級!
ただただ圧倒される。アマゾン、凄いな…
日程的順的に先のこれを発表しなければ
12月の井上vsバトラーの正式発表ができないのは当然でしたね。
あ、これはやっぱり
井上vsバトラー4団体統一戦のアンダーカードも凄いのか…?😱😱😱

とAmazon prime 絶賛しながら…お客様たちとチケット購入してしまいました。
ごめんなさい!11月1日は休業いたします。

『高知の星』 福永宇宙、全国に名を知らしめる大激戦!

2022-08-15 | ボクシング
高知のジムに所属して四国のジム初の新人王となった福永宇宙選手の試合が昨日大阪で行われました。
それがとんでもない大激戦でした。
練習でもしたことのないというダウンを挽回しての判定勝利。

「板橋の剛腕ヤンキー」と煽り看板を付けられていた対戦相手の山下選手は巧くてハートも強かった。激しい試合なのに毎ラウンド終了時に互いの敬意が感じられ。ボクシングの魅力たっぷり。
技術もハートもハイレベル。どちらも勝者にふさわしいような激戦はこのイベント(3150Fight)のベストバウトに選ばれ、「八回戦ながら今年の年間最高試合候補!」「この試合で感動しない人はボクシングファンじゃない」との声さえ上がっている。

際どい判定で無敗を維持した福永選手には強大な経験となり(多くの課題を見つけたことと思う)ボクサーとしての筋金が入ったのではないかというような試合でした。
あわやKO負けかというピンチを耐え逆襲に転じた福永選手の姿は
「終盤に登場する格闘技エキシビジョン」絡みで観ていた人達も含め多くの人の目に触れ、ローカルな「高知の星」から名を上げたことは間違いないと思う。

セミファイナルでジャロン・エニスを見た。

2022-05-16 | ボクシング
昨日はWBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーウェルター級王座統一戦。ジャーメル・チャーロvsブライアン・カスターニョ戦を少し遅れて観戦。
いやいや盛り上がってましたねー。前回は引き分け、今回は終盤にチャーロが豪快に倒して決着をつけたので興行としては大成功だったのだと思います。
でも大観衆が興奮する終了後の会場を見ながら、この日強く印象に残ったのはセミファイナルに登場したジャロン・エニス。
もちろんメインイベントは素晴らしい試合だったのですが、ガラガラの会場で行われた(メインまでかなり時間のあるセミファイナルだった)エニスの試合の印象が強烈すぎた。

凄いの一言。攻撃の強さ多彩さに圧倒されました。
長いリーチ、そして懐の深い構え。遠い距離からドカドカ打ち込むパンチの強烈さよ。
そして流れを切らずに自在に右に左にスイッチする。遠い距離から飛んでくるパンチに対応しようとしているところでリードパンチの出どころが変わるのだから相手はたまらない。
スピードもある。そしてワイルドさもある。とんでもない選手だ。

19勝(12KO)無敗1分のこちらも有望選手カスティオ・クレイトンを2Rでノックアウト。
これでエニスは29勝(27KO)無敗。

ウェルター級で世界王座に接近するジャロン・エニスを目にして
「いつの日か日本ボクサーのウェルター級制覇を!」というボクシングファン長年の夢の困難さを改めて痛感。

近くやってくる?頂上決戦、クロフォードvsスペンスのウェルター級4団体統一戦も
「エニスとやらなきゃならなくなる前にビッグマッチを実現させておかなくては…」そんなムードさえ漂う?

うーん。このクラスはやっぱり難関だ。



ウエルター級4団体統一迫る!

2022-04-23 | ボクシング
スペンスvsウガス戦をようやく観戦。
両者共かなりのハイレベルで見応え十分の熱戦だった。
スペンス、上手くて力強いな。
ウガス、パッキャオ戦よりも敗れたこの日の方が強さが伝わってきたように感じました。
日本のボクサー未だ未踏の世界ウエルター級。やっぱり凄い。
いよいよ次は
テレンス・クロフォードvsエロール・スペンスJr
によるウエルター級4団体統一戦だ。
38戦全勝29KO vs 28戦全勝22KO
無敗同士のウエルター級頂上決戦。

旬も過ぎていない、文句なしのこういうカードっていつ以来だろう。
まだ正式決定していないけれど待ち遠しい。

ゴロフキンvs村田、ついに実現。

2022-04-19 | ボクシング
すっかり時間が経ってしまったけれど日本ボクシング史に残るであろうビッグファイト『ゲンナジー・ゴロフキンvs村田諒太』戦がついに実現しました。
ゴロフキン選手が9RTKO勝ちを納め、ミドル級のベルト2本を統一するという世界のボクシングファン的には「順当な結果」となったのですが
予想を上回る、いや日本のファンの期待値的な予想を遥かに上回る試合となりました。

試合終了後、僕がtwitterに投稿した短文は以下に。

な、わかったよね?
芸能ニュースみたいに世間が話題沸騰したりしなくても。リングサイド数百万!とかで驚かせなくても。派手な演出や衝撃のダウンシーンやバイオレンスがなくても。そして、なかなかパンチがクリーンヒットしなくても…
ボクシング、最高だろ?


もうこれで十分。
堪能しました。

実はこれまで村田選手のことをオリンピックミドル級金メダリストとして最大限の賛辞を送りつつもプロボクサーとしては
ボクシングスタイル等々の個人的な好みから熱心なファンではありませんでした。
でもそんな諸々を軽々と吹き飛ばす夜でした。

ミドル級のこんな試合を国内で見せてくれて、村田選手、関係者の方々に感謝でいっぱいです。

そして、セミファイナルに出場した中谷潤人チャンピオン。今回も強かったけど、いつも以上にエグい強さ。
それなのにフィジカル的にもメンタル的にもそしてボクシングも
更なる伸び代があるように見えるのには驚くばかり。
『ネクストモンスター(井上尚弥)』の呼び声も大袈裟ではなくなってきたようです。

今夜は井上尚弥選手が国内で防衛戦。

2021-12-14 | ボクシング

なんとか前日に無事ペイパービューチケットを購入。
なんというかこんな時代が来ましたねー。
firestick様をバイユーで初めてセットして…どうやら今夜、ライブで観られそうです♪

ボクシングたっぷりだった日曜日、
ドネアの凄い勝ち方には驚いた。
ガバリョがあれほど良い選手だったことにも。

今夜の試合、勝って当然、なんて言われても
やっぱりボクシングですからね。

井上尚弥の試合は観たいよなぁ。約4000円。
今後この流れは加速してゆくのかな…。

寒くて静かな夜に田中vs石田戦や『ソウルパワー』を…

2021-12-14 | ボクシング
昨夜は賑やかな土曜日から一転、寒くて静かな夜でした。
このご時世、まぁこんなこともあるか。と、珍しくテレビをお友達に。
まずはネットに上がっていた田中恒成vs石田匠戦を。
フルラウンドって記されていたけど若干省かれていたラウンドがありましたね。

2-1で田中選手の判定勝利。
ハイレベルだった。
井岡選手に敗れるまでの天才性を期待している方々からは若干の不満の声も聞かれるけれど
ボクシングスタイルにマイナーチェンジを施している最中に世界レベルの強敵と再起戦を行ったのだから意義ある好ファイトだったと思う。
石田選手はかなり悔しいと思うけど。でも判定は田中選手かな。
石田選手、タイミング次第では世界王座奪取しそうだなと思いました。

一方の田中選手はもっと高みを目指してるんだよなぁ。
あまり前回の敗戦を技術的に気にしない、ということも必要ではないかなぁ。
もちろん修正は必要だし
気にしないというのも難しいとは思うけど。

その後は、ずっと観ようと思って観ていなかった
映画『ソウルパワー』を。キンシャサの奇跡の副産物のアレですね。
セリアクルース&ファニアが出ていたのを知らなくって思わず興奮!


しかし74年か。

アリとJBの
しゃべっているだけ、ただ笑っているだけで漂う別格の存在感が凄かったです。

この頃のJBの表情を見てると少しだけW.C.カラス先輩を思い出しました。

ゴロフキンvs村田、実現も凄いことだけどamazonプライム生配信には驚いた!!!

2021-11-24 | ボクシング
少し前に記しましたが。
ゲンナジー・ゴロフキンvs村田諒太戦が遂に正式発表。まさかのアマゾン独占配信!!
試合がほぼ決定とは聞いていましたがアマゾン独占には正直かなり驚きました。
ゴロフキンの10億円を超えるファイトマネーを捻出するにはこの、海外DAZN日本国内amazonプライムというウルトラC的大技しかなかったのかもしれませんね。
制作こそフジテレビが請け負うものの地上波放送は一切無し。新時代の幕開けを感じてとにかく驚きました。
海外では観るのに1イベント 7、8千円かかるのが当たり前のペイパーヴューファイトが「500円」(amazonプライムの会費)という価格で日本初上陸。
その後、井上尚弥選手の試合も地上波なしの有料配信が決定。いよいよ新時代か…。課金は嫌じゃないけど心情的に付いていくのが大変です。

『村田諒太vsゴロフキン12月29日にゴング!日本ボクシング史上最大のメガマッチ決定』
https://news.yahoo.co.jp/.../2468bbba729d8430bb506f1d30f9...


『村田諒太12・29王座統一戦、最強の対抗王者ゴロフキン「GGG」って?』
https://www.nikkansports.com/.../news/202111120000190.html

クロフォードvsポーターをライブ配信で!

2021-11-24 | ボクシング
日曜日は昼間っからPCの前。テレンス・クロフォードvsショーン・ポーター戦をライブ配信で。

コロナは終わったかの如く超満員で盛り上がるMGM😅

クロフォードやはり凄かった。PFPトップスリーは伊達じゃない。
ポーターの気合い入った善戦が生んだグレートファイト。

仕留められ身体が動かず悔しがるの図。

しかしオーソドックスとサウスポーを自在に使い分けるハイクオリティボクシングのインパクトは十分。

先日のカネロには「さすがスターだなぁ」と唸らされたけどPFPキングレベルってやっぱり凄い。

いずれ井上尚弥がトップになる日も?なんて思ったこともなくはないけど、
最近クロフォード、カネロ、ロマチェンコと続けてライブで試合を観て
「そんな簡単なもんじゃないかー!」
と再認識した次第。

大善戦もセコンドの父親によるギブアップ宣言でカウント中に終戦となったポーター。

燃え尽きたかのように試合直後に引退を表明(気は変わらないように感じました)。
やはり対戦相手って重要です。

ゴロフキンvs村田戦、正式発表!

2021-11-12 | ボクシング
ゴロフキンvs村田遂に正式発表。そしてまさかのアマゾン独占配信!!
試合がほぼ決定とは聞いていましたがアマゾン独占には正直かなり驚きました。
少なくともDAZNや他の有料配信そして(敬愛してるけど)WOWOWエキサイトマッチよりも多くの方に馴染みのある視聴形態なのでは??
地上波と比べてどうなんだろ?ほとんど見ない自分には判りませんが…。しかしゴロフキンがやって来る!!

『村田諒太vsゴロフキン12月29日にゴング!日本ボクシング史上最大のメガマッチ決定』

『村田諒太12・29王座統一戦、最強の対抗王者ゴロフキン「GGG」って?』



矢吹正道選手が拳四朗を倒して世界王座奪取!

2021-09-23 | ボクシング
矢吹が拳四朗を倒して新チャンピオン!!!まさか!思わず声が出た!


矢吹正道選手の試合後の談話「この試合にすべてをかけていたから引退してもええかな。軽量級のファイトマネーは安い。この試合には、命をかけたがそんな金額に命はかけられへんので、次はないかな。子供もおるからね。世界のチャンピオンの中でも一番強い選手(拳四朗)とやったんで、もう(世界戦を)やる必要もないかな。まあ考えます」
に対して「チャンピオンは防衛してこそだ!」「ここから稼げるのに」「世界王者としてリングに登って欲しい」なんて軽々しく言えないのがある程度の事情を知っているボクシングファンかなとも思う。

世界タイトルがメジャー挑戦への入場券、ここからが本番、そんなチャンピオンが多くなった日本ボクシング界だけど個人により事情は異なる。

これまで中谷潤人選手、ユーリ阿久井選手、後の世界暫定王者ダニエル・マテヨンに敗れている矢吹選手。決して実力が突出していたわけではない。
この階級で最強と目されていた拳四朗(海外ではパウンドフォーパウンド10に選出されることもある)に対し絶対不利の予想で挑んだ彼は本当に(軽々しく言えないけれど)命がけの勝負を「賭けた」のだと思う。

激闘の末に際どく勝利し、生き残った彼の
「安いファイトマネーに命は賭けられない」という言葉は軽くない。

コロナ禍に喘いでいた時代の日本ボクシング史に残るであろう大激闘は27日月曜日にWOWOWで録画放送されます!

中谷潤人選手アメリカで初防衛!

2021-09-13 | ボクシング
WBOフライ級チャンピオン中谷潤人選手見事な初防衛。危なげなかった。
23歳で世界タイトル初防衛戦がアメリカ開催で、相手がハードパンチャーとして評価の高い世界チャンピオンのアンヘル・アコスタ選手(22勝21KO2敗)。それを左ストレートで相手の鼻を折ってのTKO。
キャリアの序盤感も濃厚。日本ボクサー新時代に突入した感がありますね。まだまだ伸びしろがありそうなのが素晴らしい。

ロマチェンコ凄かった。

2021-06-30 | ボクシング
中谷選手気合い十分で戦ったが、完敗。
ロマチェンコ、万全なら世界最高峰はやはりこの男では?と思わせる強さ。
「井上尚弥がフェザーまで上げてくれればロマチェンコは2階級下げると言ってる、スーパーファイトだ」
という無茶なニュースを目にした時のことを思い出してしまった…。



中谷正義がロマチェンコに挑む!

2021-06-27 | ボクシング
本日はアメリカラスベガスでワシル・ロマチェンコvs中谷正義。

一般新聞やTV等の報道がほとんどないのは国際的に見て日本ボクシング史上最高のビッグマッチを待つボクシングファンとしては複雑な気持ち。
たとえ年末にゴロフキンvs村田が実現したとしても、試合成立への過程を含めれば(試合結果だけでその時代の最高峰の1人と呼ばれる選手との対戦に至った)今日の試合の価値が勝るような、そんなレベル。
中谷選手に期待!

井上尚弥選手ラスベガスで連続KO防衛。

2021-06-21 | ボクシング
井上尚弥選手ラスベガスでの防衛戦、またも圧勝。
世界1位20KOのサウスポーに左廻りせず、真っ正面から対峙しつづけるのに驚きました。そして圧勝。
長くボクシング見てきた者だからこそ感想は「凄い」しかない。
キャリア21戦でいわゆるボクシングらしい、ハラハラするような攻めつ攻められの展開になったのはドネアとの1戦のみ。
そして現在まで井上選手がダウンを奪えなかったのは日本王者時代の田口選手だけ。
あの時「田口程度からダウンも奪えないなんて」と井上選手の実力を疑問視する声もあったけれど。その後田口選手は世界王座7度防衛のWBA&IBF統一チャンピオンに。
田口選手が評価されるのも嬉しいけど…
改めて井上尚弥、凄いな。