バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

一凛さんの講談とムーニーさんのライブで素敵な土曜日でした!!!

2020-09-17 | イベント報告
先週土曜日のバイユーは奇数月恒例の『バイユー演芸会』でした。
お馴染み宝井一凛さんによる素晴らしき講談にMooneyさんのグレイトなライブ!
そしておふたりによるカウンタートーク。
一凛さんのCONX思い出話に始まり色々と笑
楽しかったー!


終演後マスク姿ながら会話が弾み賑やかなバイユー!ほんと久しぶりで懐かしいくらいでした。
今週中はトーク含めアーカイブ配信でご覧になれます(投げ銭も可能です♪)
https://youtu.be/uZUwyn2L2lA (こちらです!)
お時間ある方是非に。
いや、ご覧頂きたいです!!!


★ムーニーさんの「1点モノ直描き!Tシャツ」が最高すぎました。


ヒューイ・ルイスの新作、楽しんでます!

2020-09-17 | 音楽
54歳のバースデイプレゼントとしてT聞から頂いたHuey Lewis & The Newsの10年振り(オリジナルアルバムは19年振り)の新作『Weather』 を日々楽しく聴いております!!!

ヒューイのメニエール病による聴覚障害の為ライブ活動にもレコーディングにも支障が出ているという彼ら。
その為、7曲というミニアルバムの趣の作品となってしまったものの
とにかく「これぞバンド!」という緩急、押し引きの妙にあふれた素晴らしい演奏がたっぷり詰まっていて満足度は十分です。
曲もいいなぁ。
こんなにイイバンドだったんだと新鮮な驚きを感じています。
というのも、彼らがヒット曲を連発していた頃はあまりの人気ぶりに「売れてるバンドだなぁ」とメジャー感に抵抗があってなんとなく遠くから眺めていた俺なのでした。
もちろんロクでもない80年代の音楽の中ではルーツミュージックの香りも有り、ラジオや街角で耳にして「なかなかいいね」とは思っていたのですが。

その後、時は流れ94年の大傑作R&Bをはじめとした南部音楽カバーアルバム!『Four Chords & Several Years Ago』によって彼らの素晴らしさにようやく気づいた奥手な俺なのでした(聴いたのは2000年以降)。このカバーアルバム、ネットで検索するとリリース時の否定的な評価を目にしたりもするのですが
全て間違っています!!!
俺を信じてください。大傑作です。


そうしてまたまた時は流れ70歳となった彼らが20年近くぶりに発表したオリジナルアルバムなのです。
気にいることができて、楽しく聴く事ができて幸せな気分です。
そんな機会を与えてくれたT聞サンキュー!

引退発表。記憶に残る八重樫東。

2020-09-02 | ボクシング


八重樫東選手引退発表。予想していたけれど改めていろんなことを思い出す。

当時のパウンドフォーパウンドキング、ロマゴンことローマンゴンザレス戦、そして井岡一翔との統一戦について語られることが多いけれど。僕にとってはやっぱりあのポンサワン戦だ。彼が初めて世界タイトルを奪取したこの試合は今思い出してもスリリングでソウルフルな名勝負でした(アメリカのスポーツ放送局ESPNの年間試行試合にも選ばれた!)。
テレビの画面越しにも後楽園ホールが沸騰しているのが熱を持って感じられる。選手の背後で時折目につくお客さんたちの表情から、ちょっとやそっとじゃ出会えない「一生忘れられないようなボクシング体験」をしているのが強力に伝わってきて、現場にいられなかったことが残念でたまらなく感じたものでした。
賭けてもいいな。あの試合を生で見たことによりボクシングの深淵にハマってしまった人がいるのは間違いない。

そしてもう一つ思い浮かぶのが惨敗した世界初挑戦。デーン "イーグル京和 "ジュンラバンに顎を割られながらの12R。まさに完敗。その後、彼がこれほどの記憶に残るボクサー になるとは全く思わなかった。イーグルファンだった僕は、技術もハートもタイからの輸入ボクサーとは格が違うように感じたものでした。見る目がない、としか言いようがないですね。

顔を腫らしての激しい打撃戦が多いことから「激闘王」と呼ばれた八重樫選手だけど、多くの試合の序盤で見せたように本来はスピードとテクニックに優れ、出入りの速いボクシングが売りのボクサーだったように思う。
そのレベルでは対処できない場面に直面すると躊躇なく肉を切らせて骨を断つ的なボクシングに踏み込むところが見る者を熱くさせていた。
それだけに大怪我をすることなくキャリアを終えられてよかったと安堵しています。

バイユーを始めてからなかなかボクシング会場に行けなくなっているのですが、2016年年末には大船渡黒船の岩瀬さんの岩手コネクション?によりIBF王座の防衛戦(見事防衛!)を生観戦できたことは良い思い出です。

そして今日、「やえがしあきら」で「東」が出てくることに小さく感激した私でした。
すっかり八重樫ファンなんですね。