バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

悪天候の中ロッキン!

2009-04-27 | ライヴ報告

 

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土曜日はあいにくの雨模様。それも悪天候!といった感じの本格的な荒天。で、ありながらバイユーはロックン&ロッキンで盛り上がったのでした。
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笑いあり涙あり?の、濃密な2バンドによるライヴ。
まさにバーバンド合戦という感じでした。ロックンロール・ガンボとロッキン・シューズの熱演模様を写真で少しご紹介いたします。

両バンドの皆様、お客様ありがとうございました!

 


今夜はロッキンvsロックン対決!

2009-04-25 | イヴェント案内

今夜4月25日土曜日は
ルーツミュージック、ロッキンサウンド好きには
なんとも酒が旨いであろうLIVE営業です!
出演はRockin' Shoes と Rock'n Roll Gumbo

これは見逃せないバイユーな組合わせ!
テックスメックスからスワンプロックなどなど、どーにもこーにも堪らない”イナタイ音楽”を得意とするお馴染み『ロッキンシューズ』。アコーディオンもドラムもイイ感じ。
そして、スーザフォンが唸るファンキーなサウンドで近年ウワサの『ロックンロール・ガンボ』!その名の通りニューオーリンズなバンドがバイユー初登場。
スキモノたちが集まる飲み屋LIVE界では少しづつ名を高めつつある2バンドの組合わせ、豪華なLIVEなのです。

開場 19:00 開演 20:00 料金 1500円 「雨にも負けず」お待ちしております♪


高知から

2009-04-20 | メニュー

お好きな人にお知らせ。
高知から豆腐が入荷しています。青のりが表面に練り込まれていて、微かにゆず風味のアレです。
高知の方、「えーあんなもん!?」などと言うなかれ。東京では買えないので「食べたい!」という声もあるのです。
知らないという方もおためしあれ。
初夏にぴったりなのです。数量限定。お早めに。


沖縄の歌姫たちの夜

2009-04-20 | ライヴ報告

タイトルをご覧下さい。土曜日はそんな夜でした。比嘉あゆみさん、川満さやかさんありがとう。さわやかで力強い。なかなか素敵な歌宴でした。最後の共演は更に力強かった!ご来場いただいた皆さまも、ありがとうございました。
しかし、当然のことながら…。普段、男性率の高いバイユーにリハーサル時は3対1で女性多数。慣れない状況に、なかなか緊張していたことを告白しておきます。
そして、当然のことながら華やかでもありました。どれくらい華やかだったか「絵(写真)」が見たい!という声が聞こえてきそうですが…『Okinawan Girls Voice』はシリーズモノ。まだまだ次回があります。是非、ナマで観て聴いて…ということで写真は終演後の風景を載せておきます。09041802

たっぷりと演ったあととは思えないほどの優雅さ、感じてもらえますでしょうか?
赤いギター、可愛いです。凛としてます。ここバイユーにはブルース歌手、ロイキさんが真っ赤でピカピカでくびれたギターケースを持って現れるのですが、あの妙にエロティックな赤とはまったく違う「情熱の赤」です。
…と、今回のライヴにまったく関係のないロイキにーさんの中傷もしてみたところで、週末報告を終りたいと思います。次回もお楽しみに!


今度の土曜はオキナワン・ガールズ・ヴォイス 2

2009-04-16 | イヴェント案内

今週末、土曜日は春の宵に相応し~いLIVEが予定されています。
昨年8月に開催し「華やかで良かった!」と好評だった企画『OKINAWANN GIRLS VOICE』が再登場。オキナワ出身の女性シンガーによるLIVEシリーズです。Photo
主催はローリークックやマストのライヴを聴くために何度もバイユーを訪れ、そして時には歌い~すっかりお馴染みとなっているシンガー『比嘉あゆみ』。今回は石垣島出身の人気ロックバンド『BUBBLEGUM』のボーカル『川満さやか』とのVSライヴ?です。
そうです。バイユーに「華やかさが足りない」とお嘆きだった多くの方々、お待たせいたしました。
土曜の夜は是非『オキナワン・ガールズ・ヴォイス』へ!Bubblegum


高知よりイタドリ到着!

2009-04-15 | メニュー

東北の魂「セリ」について、なかなかの反響を頂いております。東北出身の方ばかりでなく、友人の沖縄在住の東京人からも「セリは美味しいよ!沖縄にも売ってるし東京にも売ってるはず」と連絡があるなど~
様々な方々より「知らないなんて!!」という声を浴びておりました。
そんなこんなで数日後には無事にセリを入手、バイユーの日替わりボードメニューに「セリのおひたし」が掲載されました。
と、このような後日談をお伝えしたうえで…

バイユーらしく高知のソウルフルな春の味を紹介せねばなりません(セリとは野草系という共通点もありますね)、、、
そうです!毎年恒例「虎杖(イタドリ)」が高知から到着しました!!
「え?イタドリってなに??Yリさぁーんそれはちょっとどうかと思うな~」とこんな感じです。070411
イタドリの炒め煮¥450。高知のお酒と是非どうぞ!便利な土佐の酒3種set¥650~もあります♪

お、なんだか飲食店のブログっぽい。


SP会の詳細

2009-04-15 | ライヴ報告

先日のSP会のセットリストというかプレイリストが当日のDJ、文屋章さんのサイトにアップされています。どんなの聴いたのかなぁ?とご興味の有る方、是非ご覧下さい。http://boon-log.cocolog-nifty.com/blog/
Slim Gailard / Chicken Rhythm (Vocalion5138)なんて自分の聴き馴染んだのとは全然違うヴァージョンで驚いたものです。
改めて、文屋さんそしてゲストのハレルヤ関根さんありがとうございました。
次回もどうかよろしくお願いいたします。


昔のレコードは良い!LIVEなみに良い!!

2009-04-13 | ライヴ報告

土曜の夜を焦がした『SP会』、大いに盛り上がりました。
文屋章さんの「CDやLP、EP?あれらはいわば規格外ですから!」という頼もしいお言葉で始まったSPレコードを聴く宴。「このSPたちこそが本当の音。」という熱~いメッッセージがビンビンに伝わってくる濃ゆい内容でした。
バイユーの2台並んだターンテーブルのうち1台(ステレオカートリッジを装着している方)を客席まで降ろして、隣にマイクをセッティング。文屋さんがカートリッジをSP用のものに付け替えてスタート!左のスピーカーのみにしてめいいっぱいヴォリュームをあげてプレいされるブルースの本当の音。音盤の溝に刻み込まれた圧倒的な情報量。音と空気感がギッシリと記録されています。軋むようなギターの狭間でのたうつ圧倒的な歌。歌。歌。
新鮮な驚きの連続でした。「コブラレーベルってLPでも凄いと思ってたけど…こんな音だったんだ。。。」こんなあたりまえの感動が続き、すっかり働くのがおっくうになってしまいました。懸命に労働する近田に「ありがとう」とココロのなかで手をあわせながら、いつしかベストポジションに陣取り、音の塊に向かい合っていたのは私でありました。
どれもこれも凄かったなー。特にびっくりしたのがマディバンドのサウンド。本当のエゲツなさや格好良さをようやく知ったように思います。あの斬新なエレクトリック・シカゴブルースってこんな爆発的なモノだったのかぁぁ。目から鱗、でありました。
ゲイトマウスにも感動。サムクックのリアルさにゾクゾク。ギタースリム、凶暴でした。
昔のレコードって素晴しい!再生すると録音時の空気まで吐き出して来る、ナマナマしさ。生演奏なみのライヴ感!遥か昔に亡くなったミュージシャンが生きているかのように迫ってきたのでした。これはお得だ!!

終演後も客席のお客様が持参したSPを廻して更にディープに。。。(Yムラさん、Aベさんありがとう!)
78回転可能なターンテーブルを持ってて本当に良かった!真空管アンプよ、相応しかったぞ!
そう思わせる素敵な夜でした。またやりましょう!


明日、土曜日はSPでブルースを!

2009-04-10 | イヴェント案内

明日、4月11日(土)はDJ NIGHTというか…レコードコンサートを開催いたします。

先日の『バイユー3周年記念ライヴ』の打ち上げで、出演者も交えてのレコード話が大いに盛り上がり~そして持ち上がった新企画。音楽ライターとして、またレコードコレクターとしても名高い文屋さんが貴重なSP(78回転盤)コレクションを持ってバイユーにやって来て下さいます。
Huey_smith ジャンプやニューオーリンズ、シカゴやウエストコーストブルースを「SP原盤によるホンモノの音」で聴こう!そして飲もう!という宴です。今ではなかなか気軽に聴くことのできないSPの音に触れるまたとない機会です。その上、文屋さんの解説付きという豪華版。バイユーの真空管アンプも頑張ります。非常~に楽しみです。

『SPの会~SPレコードでジャンプやニューオーリンズ!ブルースを聴く宴』
D.J.文屋章
開場 19:00 開演 20:00 入場料は無料です♪


春の景色

2009-04-07 | まち歩き

いつしか、本当~にいつしか春まっさかりとなってしまっています。ついこの間まで肌寒かったりしたというのに…暑いくらいの陽気です。
あまりにも当たり前ですが春と言えばやはり桜。今年もこの写真を!09040609

ここ6、7年かな?桜が満開の時期になったらこの風景を観るために少し遠回りして三鷹に向かいます。
場所は三鷹駅からは~三鷹通りを北にまっすぐ。井の頭通りを越えて、郵便局を過ぎて五日市街道に出たらクラック(左に)しながら通りを渡るとそこから青梅街道・北裏まで桜のアーチが延々と続いています。
宴会をするスペースはないけれど個人的にどうしても外せない武蔵野のお花見スポットです。…今年も凄いです。


SOUL of 東北 !?『セリ』

2009-04-06 | ある日の出来事

土曜日深夜のバイユーゲイトで東北地方の魂について学びました。

バイユーはその高知色ゆえか?東京を除くと、どちらかというと西日本出身のお客様が多いのですが…。この夜日付も変わった頃の店内は東北出身の方が過半数、いやほとんどを占めるという偶然とはいえ珍しい状態となっていました。皆さん個々にご来店頂いていた為に、カウンターでの話の流れから徐々に東北出身者が判明していき、静かに盛り上がり始めたその時。秋田出身の女性のお客様と「セリ」の話になったのです。Photo
以前、バイユーでMイさん(秋田出身)から「きりたんぽ(秋田名物)は…東京で紹介されているものはほとんど違うもの!重要なのは「セリ」。セリがなければきりたんぽ鍋というのは成立しないんですよ。極端に言えば、きりたんぽ自体よりセリのほうが重要。とにかくセリ」。そう教わったのを思い出して口にすると。後方のテーブル席にいた女性Yさん(岩手県出身)が「そんなのあたりまえじゃーん!!セリだよねセリ!東北はセリだよ!」と仰りました。すると宮城からいらっしゃったお客様も山形出身のドラマーEンタくんも激しく同意。「セリってあまり馴染みがないんですよ。七草ですよね?」という高知県出身者(私だ!)や、「いやぁ知らないよ。売ってないよね」と仰った東京出身の方はジリジリと口撃を受けあとずさったのでした。どうやらセリは本当に一般的、ポピュラーな野菜なようです。タイのパクチー!を思わせる発言の数々に、土地土地の食べ物に興味が大きい私は、次の東北行きの機会にはセリをふんだんに使った料理で飲んでみたいな…と思ったのでありました。


実は四国出身の自分にとって東北地方というのは30歳くらいまで縁の無い土地でした。ある夏、気候的にも文化的にもまったく未知な土地であることに気づき、特に目的も決めずに東北地方を旅してみました。一関や盛岡、仙台そして福島。その時に新鮮な空気感というか感覚や食べ物や酒に感激し、すっかり東北贔屓に。それから仙台は数回、塩釜に気仙沼大島、田沢湖、青森浅虫などなどを訪れるうちにすっかり東北贔屓となってしまったのでした。ゆえに「芋煮会」を雨の中開催したりしてるわけなのですね!??
そんな観光客な自分に、またも聞こえてきた「セリ」を愛する声。もう聞き流すというわけにはいかないようです。。。なかなか勉強になった土曜の夜だったのでした~。


Eric Rindell ニューアルバム!

2009-04-03 | 音楽

Gulfcoasthighway 音盤紹介です。
ルイジアナやあの辺り、南部を中心に活動中!ローカルから徐々に踏み出しつつあるエリク・リンデルのアリゲーターからの3作目『gulf  coast highway』が到着しました。
バイユー近辺ではスマッシュヒットとなった前作『Low on Cash, Rich in Love』よりちょうど1年での新作。全米展開が順調に進行している証拠でもあります。ブルースやソウル、ルーツミュージックの匂い漂うロック、といえば良いのでしょうか?とにかく声がいいのです。そして曲が良い!良い、といってもスルメ的な良さでしょうか?去年もそうだったのですが「結構良い曲だなぁ」と思って聴いているうちに次第に、「コレはいいぞ…」となり徐々に大好きになっていくというパターンです。今のところ前作の1曲目のようなキラーチューンは発見していませんが佳曲揃いです。これからハマっていきそうです。
彼にはローカルレーベル時代が有り、サウンドの手触りやアレンジがもう少しゴツゴツしていたようで「ポップ(コマーシャル)になった」というニュアンスの意見もあるようなのですが…個人的にはこの路線でOKです。キャッチーでソウルフルで軽さもあってなかなかに好みのタイプなのです。
カヴァー曲ではありますが、最初何の曲だかわからなかった(大好きな曲なのに)くらいにアレンジされた『Crying Time』のカッコ良さに既にヤラレています!お薦めです。