バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

今夜はシャイさんとBerry。少しだけ言わせて下さい…

2018-10-27 | イヴェント案内
歴史、なんて言うのは大仰で極めてカッチョ悪いけれど…バイユーにも過去なんてものがあったりする。

丸13年前。
物件契約を終え、開店準備に入ったばかりの時に、オープンしたら出演させてね!と1番に言ってくれた人。
その人は、8年前には遠く富山で暮らす人と俺をそれとなく繋げてくれた。その縁があって…富山で暮らすW.C.カラスさんがミュージシャンとして世の中の人々に知られてゆく過程を間近で目撃するという、音楽場主宰冥利に尽きる体験をさせて頂けた。
東北の震災後、すばやく日常の顔に戻ってゆく東京の空気に苛立ち、精神バランスを崩しかけてた俺の身勝手な願いを聞き入れ、被災地への旅に同行させてくれ今も大切な東北との縁を作らせてくれもした。
火災延焼被害を受け、途方にくれているとき暖房のない12月の水浸しの店内で多くのお客様に混じって黙々と水没レコード救出作業をしてくれていた…。

皆、同じ人だ。
この13年で他にも色々あるなぁ。

そんなバイユーゲイトや俺の過去にとって思い出や恩がいっぱいの人。Shyさん。

そんなシャイさんと

明日、いやもう今日か!!僕は
自分の所属するバンドBerry、
20年振りに再開したバンド活動で共演します。

バイユーゲイト以降の自分にとって、とても特別なことです。
しかも場所はバイユーゲイト!

そういえば
3年前の11月がBerryの初ライブでした。
以来、ほぼ月イチでやってきて、今回で丸3年となります。

要は特別なライブです。
シャイさんと一緒にやります!!

明日20時から俺たち演奏します。
なんと前座じゃないんです。
しっかり時間も頂いてます。
気持ち入れてやります。

しかもシャイさん、節目のお誕生日の直後です!

皆様、よろしくお願いします。
お会いできると嬉しいです。

今夜は三浦雅也と鈴木純也!

2018-10-10 | イヴェント案内
今夜のバイユーは三浦雅也と鈴木純也。週半ば水曜の夜を焦がします!
皆さん是非!!
10月10日(水)
三浦雅也(夜のストレンジャーズ) / 鈴木純也

開場19:00 開演20:00 料金2000円(+1drinkオーダー)

★なんと今年初めての三浦雅也!!これは店主の大きなミスですね。なんとなく決め損ねているうちにこんなことに…。バイユーのお客様方に彼の歌をもっと聴いて欲しいと心から思っています。熱く推薦します。
共演は鈴木純也。夢野カブさんや内海洋子さん、イマイアキノブさんとの活動などで知られる、店主にとっては「噂の」ギタリストです。ソロアクトも良い!とカブさんからも推薦を受けております。ロックな弾き語り2人をたっぷりとお楽しみ下さい。

明日は仙台ロックンロールオリンピックナイト!再訪!!

2018-10-02 | イヴェント案内
明日のバイユーは仙台ロックンロールオリンピックナイト!
85年の映像ってネットにもほんの一部しかないんですね〜楽しみだ!

10月3日(水)
『帰って来た 仙台ロックンロールオリンピックナイト』

開場 19:00 入場無料(要1drinkオーダー)

★2014年に開催され大いに盛り上がり「続編を!」「もう1度!」と言われながらも諸事情によりそのままになっていたバイユー的「伝説の企画?」が帰って来ました。
今回は東北地区限定で放送の始まった85年の映像を入手、この年を中心にお送りいたします。当日花道に押し寄せていた、という『●ッドウエスト』『●erry』『●ンロー』等で活躍する●ッキーさんの若き日の勇姿は記録されているのか!?
などなど興味は尽きません。

★★40代以上の方は覚えているでしょう…1981年から94年まで開催された『仙台ロックンロールオリンピック』を!早すぎたロックフェス!!
なんといっても「花道」があったのが印象的です。
85年から東北6県限定で放送が始まり3年間放送された後、88年からBSにて全国放送となりました。ネットもなく今よりずっと全国の距離の隔たりが大きかったこの時代。全国の中高校生にとって仙台、東北は遥か彼方でした。
出演者のメンツからしても東北限定で放送されていた87年までが(88年以降はバンドブームという言葉が使われはじめています)全国各地から音楽雑誌の写真だけで想像を逞しくして眺めていた『仙台ロックンロールオリンピック』!という感じがするものです。
★★★そんな東北地方限定放送の86年、87年の放送映像を入手した2014年7月。チラ見しただけでそのあまりの時代性の高さに感激「これを観るイヴェントをしよう!」と、実際に参加していた方々をコメンテーター?として『仙台ロックンロールオリンピックナイト』を開催。バイユー近辺に意外に多い東北出身者、80年代前半のジャパニーズロックファンの血が騒ぐイベントとなりました。
今の世の中、探せばバラでいろいろと観ることができるのでしょうが、皆でワイワイ騒ぎながら観ることの意義を見つけた夜でした。
今観ても超絶にカッコイイバンドもあれば、音楽の前にあまりに微妙~なファッションに目がいってしまうバンドもあり楽しかった!

※85年の映像は9時頃から放映予定。それまでは86、87年の映像でお楽しみ頂きます。
7時オープン、もちろん入場無料です。
当時現地に行ったという方は是非名乗り出ていただければ幸いです。

※前回開催時の様子

嵐の夜のブルース・コバーン

2018-10-01 | 音楽
強力台風によりJR全線が運転取りやめた夜のブルース・コバーン。沁みました。
この20数年ライブを観たい人の最上位に位置し続けていた人をついに目撃。73歳にしてあの素晴らしい演奏。幸せな時間でした。


とにかくこれだけは!と願っていた Last night of the world を歌ってくれて感無量。
後できくとこの最終公演まで1度もやってなかったとのこと…行って良かった。

もう1曲!の It's going down slow はアンコールでお客さんが口々にリクエストをせがむ中、僕もはっきりと伝えられたので(聞き流されましたが笑)満足です。



至近距離のブルース・コバーン、最高でした。

"8時を持ってJR全線運行取りやめ"という史上初の決定が午後1時前には出され、早々に帰り道が絶たれる中ライブは決行の知らせ。
もうどうにでもなれ!と六本木まで駆けつけたのですが、帰りはちょっとした冒険気分でした。
幾人かの方からありがたいアドバイスを頂き、悩んだ末地下鉄を乗り継いで渋谷まで出て、運行中止間際の井の頭線でなんとか吉祥寺まで。
ここまででもしょうがないか!と思っていましたが
「少し中央線が動いている」との情報通り動く電車を目撃!
JRの予告の8時を過ぎてのちらほら運転に感謝。
ホームに上がるとまさに次が最終。なんとか乗って最寄駅に着いた時には既に暴風の序章、帰り道少し怖い瞬間もありました。
必死で帰り着き、ようやくビールにありつくと家が激しく揺れる暴風雨開始。
吉祥寺や渋谷に取り残されなくってよかった〜。
思い出に残る夜となりました。