バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

本日

2021-11-27 | 営業時間等のご案内
本日11月27日(土)はむさしのFM『囲碁お見知り置きをラヂオ』のためのライブを収録中の為休業いたします。
素晴らしいゲストをお迎えしておりますが残念ながら無観客。
放送、動画、をお楽しみいただければサイワイです。

ゴロフキンvs村田、実現も凄いことだけどamazonプライム生配信には驚いた!!!

2021-11-24 | ボクシング
少し前に記しましたが。
ゲンナジー・ゴロフキンvs村田諒太戦が遂に正式発表。まさかのアマゾン独占配信!!
試合がほぼ決定とは聞いていましたがアマゾン独占には正直かなり驚きました。
ゴロフキンの10億円を超えるファイトマネーを捻出するにはこの、海外DAZN日本国内amazonプライムというウルトラC的大技しかなかったのかもしれませんね。
制作こそフジテレビが請け負うものの地上波放送は一切無し。新時代の幕開けを感じてとにかく驚きました。
海外では観るのに1イベント 7、8千円かかるのが当たり前のペイパーヴューファイトが「500円」(amazonプライムの会費)という価格で日本初上陸。
その後、井上尚弥選手の試合も地上波なしの有料配信が決定。いよいよ新時代か…。課金は嫌じゃないけど心情的に付いていくのが大変です。

『村田諒太vsゴロフキン12月29日にゴング!日本ボクシング史上最大のメガマッチ決定』
https://news.yahoo.co.jp/.../2468bbba729d8430bb506f1d30f9...


『村田諒太12・29王座統一戦、最強の対抗王者ゴロフキン「GGG」って?』
https://www.nikkansports.com/.../news/202111120000190.html

クロフォードvsポーターをライブ配信で!

2021-11-24 | ボクシング
日曜日は昼間っからPCの前。テレンス・クロフォードvsショーン・ポーター戦をライブ配信で。

コロナは終わったかの如く超満員で盛り上がるMGM😅

クロフォードやはり凄かった。PFPトップスリーは伊達じゃない。
ポーターの気合い入った善戦が生んだグレートファイト。

仕留められ身体が動かず悔しがるの図。

しかしオーソドックスとサウスポーを自在に使い分けるハイクオリティボクシングのインパクトは十分。

先日のカネロには「さすがスターだなぁ」と唸らされたけどPFPキングレベルってやっぱり凄い。

いずれ井上尚弥がトップになる日も?なんて思ったこともなくはないけど、
最近クロフォード、カネロ、ロマチェンコと続けてライブで試合を観て
「そんな簡単なもんじゃないかー!」
と再認識した次第。

大善戦もセコンドの父親によるギブアップ宣言でカウント中に終戦となったポーター。

燃え尽きたかのように試合直後に引退を表明(気は変わらないように感じました)。
やはり対戦相手って重要です。

高知ユナイテッドを三鷹で初応援!と『ご近所DJ会』の秋の日

2021-11-24 | サッカー


先日の続き。サッカーJFL(4部リーグですね)所属の高知ユナイテッドをようやく地元で応援することができました。
昨季は地域リーグから遂に全国リーグのJFLに昇格を果たしたもののコロナ禍により三鷹での試合は中止(開幕戦の予定でした!昨年のJFLは前半戦全試合を中止して全チームと1試合ずつの変則シーズンに。残念。)。今年待望のホーム&アウエイでの対戦が実現。シーズン終盤に三鷹にやって来ました。
この日、地元の武蔵野ユナイテッドFC(この名前に変わっています)に勝てばJFL残留決定、の大事な試合でしたがミス絡みの2失点で敗戦。正直盛り上がりに欠ける試合ではありましたが地元で高知のフットボールチームを応援できて満足した秋の日でした。
度々応援してきた武蔵野のホームでアウエイ席に座るのは不思議な気分でしたが、来年もここで観戦したいなぁ(実は両チーム共に地域リーグへの降格の可能性があるのです。地域リーグからの再昇格は大変な予感です!)。
残り試合両ちチーム共、踏ん張ってほしい!

その後バイユーへ戻って久しぶりの『ご近所DJ会』。

地味な盛り上がりでしたが、非常〜に楽しかった!!!

明日夜はご近所DJ会。昼間は地元で高知ユナイテッドの応援。

2021-11-12 | イヴェント案内
バイユーゲイト、本日も18時から23時まで地道に営業中。
明日は18時より久々のご近所DJ会。入場無料。自称ご近所歓迎♪
昼間は武蔵野陸上競技場ムサリクでJFL公式戦
武蔵野vs高知ユナイテッドの試合を観てからのんびり準備します。
高知ユナイテッドが東京、三鷹に初登場!
楽しみにしていた昨年の開幕戦はコロナ禍で試合中止。ようやく地元で応援できます!

今や伝説、武蔵野FCがFC東京を倒した天皇杯では共にゴール裏で興奮を分かち合ったワタシですが…
アウェイ席に座ります😅


11月13日(土)
『ご近所DJ会#9』
18:00〜23:00 入場無料(+1drinkオーダー)
★1年ぶりの開催。文字通り、ご近所さんによるDJ会。アナログ(モノラル&ステレオ)、CD、携帯端末その他もろもろ再生可能な状態でお待ちしております。
1曲ごとに喋るラジオDJ方式も良し、つなぐも良し。楽しませていただきたくお待ちしております!
ご近所の定義は特になし。自称ご近所、認めます。
聴きに来るだけ飲みに来るだけも勿論大歓迎です。
まだまだ余談を許さない状況ですが適度に気をつけながら以前のような楽しい時間を過ごすことができればと思っております。
※ご飲食以外の長い会話時や大きな声での会話時はマスク着用をお願いしております。

ゴロフキンvs村田戦、正式発表!

2021-11-12 | ボクシング
ゴロフキンvs村田遂に正式発表。そしてまさかのアマゾン独占配信!!
試合がほぼ決定とは聞いていましたがアマゾン独占には正直かなり驚きました。
少なくともDAZNや他の有料配信そして(敬愛してるけど)WOWOWエキサイトマッチよりも多くの方に馴染みのある視聴形態なのでは??
地上波と比べてどうなんだろ?ほとんど見ない自分には判りませんが…。しかしゴロフキンがやって来る!!

『村田諒太vsゴロフキン12月29日にゴング!日本ボクシング史上最大のメガマッチ決定』

『村田諒太12・29王座統一戦、最強の対抗王者ゴロフキン「GGG」って?』



塔本シスコ展、とてもとても楽しかった!

2021-11-10 | アート・文化
11月5日、天気の良い秋の日。頑張って時間を作って(暇なことが多いくせに)世田谷美術館まで塔本シスコ展を見に行ってきた。7日日曜日で終了なのにやはりどうしても見たくなって無理して行ってきた(いつもは暇なくせに)。
50代半ばから91歳まで日常を描き続けた熊本の主婦、おばあちゃん、塔本シスコさん。養父がサンフランシスコ行きに憧れていたから付けられたというシスコという本名も凄いけれど作品はもっと凄い。
日常を記憶に(実物にではない)忠実に思いのままに、絵画的セオリーに捉われず(小学4年までしか学校に行けず、もちろん絵画教育も受けていない)大胆に描く作風は見るものを激しく惹きつける。
「描きたい」という情熱が爆発する彼女の絵は色使いも構図もとにかく自由だ。

僕はNHKの『日曜美術館』で初めて知り、それからしばらくして新聞で取り上げられているのを読んで再び興奮。
翌日からテレビや新聞で目にした作品が日に日に頭をよぎり
「やっぱりナマで体験したい!」という思いが強くなったのでした。

『シスコ・パラダイス』と題された展覧会。
行ってよかった。心から。
実は事前に自分の期待していたものとは違う種類の感激を手に入れたのだけれど、それがまた良かった。素晴らしかった。
この気持ちを一言で表すなら
「楽しかった」。それに尽きる。
僕が絵を見に行くのは当たり前だけど「ナマ」、LIVEで体験したいから。実際の作品を前にして感じる空気感は特別で生演奏に通じるものがある。
でも、美術や絵画に造詣が深くはない自分は若い頃音楽に対してそうだったように兎角刺激を求める傾向がある。
禍々しいほどの思いを込めた作品の前に立ち、漂う情念の渦、眺める自分の立つ場所に画家が狂気さえ孕んだ目で絵筆を持つ姿を感じ、恐怖感に近い刺激的な時間を過ごす。そんな体験を求めることが多いように思う。
塔本さんの絵も初めて見た時、圧倒的に独創的で熱のあるタッチに色使い、見るものに挑んでくるかのような作品に「ナマで見たらさぞや凄い迫力なんだろう」と想像し、期待して足を運んだ。
果たして、確かにナマで見る塔本シスコの絵は強い印象を持って迫ってきた。が、圧倒的な自我や個の表現が挑みかかってくる彼女の作品の前に立ったのに息苦しいような情念や狂気、怖さは全く感じなかった。
あるのはワクワクするような愉快な気持ち。
彼女は「描かずにいられない」「(実際と違うと指摘されても)私にはこがん見えるったい」という強烈な自我、創作意欲がありつつも根底に「描くのが楽しくてたまらない」という思いがあり、そんな気持ちが作品群から滲み出している。
圧倒的な「創作に向かう喜びの渦」。
彼女が「画家」ではなく市井に生きる、描くことが(とんでもなく)好きな一個人だったからこそのこうした空気感なのだとは思うけれど。
それにしても熱量が尋常ではない。
50代半ばから91歳まで。「私はもっと大きい絵ば描きたか」と大きなキャンバス残した大作の数々。段ボールの切れ端、板切れ、封筒の裏、着物にしゃもじ、空瓶に描いたさまざまなスタイルの作品。
粘土で仏像も作り、日本人形も自作する。
もちろん才能がすごいけれど情熱温度が強力だ。
そんな圧倒されるかのようないわば「押しの強い」作品群なのに、全体に漂うのは作者の「描くのが楽しい」という眩しいばかりの思い。
身内を亡くした時も描くことによって持ち直したと伝え聞く、そして晩年認知症を発症後も描き続けたいうシスコさん。
彼女の作品に包まれていると楽しさが伝染してきたように感じた。
「元気が出る」とか「勇気をもらうとか」そんなんじゃないんだ!!
ただなんとなく愉快な気持ちになってきたのを感じました。
なんとなく愉快。そんなのってなかなかないよ。

この日の展覧会は入り口で「作品を管理されているご遺族の意向でスマホなどでの写真撮影は自由です。再入場も可能です。」と伝えられた。
「禁止です」の聞き間違いかと思った。そしてご丁寧にシャッター音を軽減するために音の出る場所に貼るクラフトテープさえ用意されていた。











※写真じゃ伝わらないような気もしますが。
でもめったにない機会なので、撮るか迷ったけれど撮ってみました。
既に(東京では)終わってしまった展覧会の紹介でごめんなさい。

普段は自宅で嵩張るのでめったに図録の類は購入しないのだけれど

もう一度ゆっくりと作品に触れたくて珍しく購入することにした。
芸術、美術、絵画、としての評価がどうなのかはわからないけど素敵な絵をたくさん見ることができてとても良い気持ちでした。

楽しかった。

サマー・オブ・ソウル!

2021-11-10 | 映画
すっかり時間が経ってしまいましたが10月20日、映画『サマーオブソウル』を観てみりました。
50年以上埋もれていた幻の黒人のためのブラックミュージックフェスティバル映像。
しかも周りに音楽ファンや関係者がこれだけいながら噂すら聞いたことのなかった夏の記録。
このフェスでの映像が(ニナシモン!)数年前から動画サイトにそれとはわからずあがっていたのに気づいたのは映画に関する報道に触れて初めてという次第。
この情報過多の時代にこんなことがあるとは、一部の熱烈な音楽愛好家の中では現代のおとぎ話的騒ぎとなっていました。
「感動した!」の声が周囲に溢れる中、務めて冷静に劇場に足を運びました。



まさかほんとに涙浮かぶ映画鑑賞になるとは…。それも2度3度と。
自分で自分に驚いてる。
確かにスティービーワンダーのドラムが終わると同時にタイトルが現れた瞬間、思わず胸の前で拳を作ってしまったあたりからガードが甘くなっていたような気がする。
とにかく撃ち抜かれました。
もし最後がain't got no.I've got lifeだったら恥ずかしい状態になったかもしれないなぁ。

知らないことがたくさんあった。

ドキュメンタリー映画ゆえ、演奏が完奏することは少なく貴重なライブ映像にインタビュー映像やナレーションが重なるこの作品。
そこに不満を漏らす方もいるようですが
僕はライブはあくまで「ナマ」現場で体験することを重視していて、映画、特に2時間などの劇場用作品でライブ映像をそのまま見るということを重視していません。
1969年夏のハーレムを映し出す作品としてみたので「完奏しないこと」に不満は感じませんでした。
素晴らしかった。

この熱。機会があるならなんとかして、万難を排して、劇場の暗闇で見てほしいと思います。