バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

夢野カブと早川岳晴と鈴木純也を聴けて幸せだ!

2019-02-25 | ライヴ報告
昨夜は夢野カブ&早川岳晴+鈴木純也。サイコーだった。

夢野カブがいつもバイユーに出演してくれて嬉しい。ロックミュージックってこういうのを言うんだよー。

純也くんのギターもグイグイとトバしてくれた。グッとくるソロも聴かせてくれた。
早川さんのベースは俺の腹の底から何かを持ち上げ、揺さぶり続けたよ。そして突き刺してきたよ。

その上でカブさんの歌声とビートにヤラれた。
彼の音楽にはロックミュージックのマジックがあるのだ。

お客さん少なめで、俺としては少々悔しかった。
バイユーのライブを覗くことのある皆様!
熱烈推薦。聴きに来ようゼ!
The Endの『暴風雨』の日本一早いカバーには驚きました。

やっぱりグルーヴィでソウルフル!!古田ヤス優三!

2019-02-24 | ライヴ報告
昨夜は毎回楽しみな『古田&ヤス+優三』。京都から年に2回か3回やってくる古田光郷さん(THE BOUND)の東京トリオ!

昨夜も素晴らしいライブでした。俺と近田は毎度のことながらすっかりオーディエンス。

古田さんのソウルフルな歌声に、弾けるヤスくんのグレイトギタープレイに、そして観るたびにトリオの要としての存在感を増してくる優三のドラムス。

ホント最高です。まだ未体験という人はとにかく一度足を運ぶべきです!

しかし、いつも思うけど古田さんの右手には魔法が宿っていますね。
もちろんイカレた鍛錬の果てに手に入れたものだとういうのはわかるのですが、
多少なりともギターを弾く人間にとってはついつい魔法!という言葉を選んでしまうくらいに凄いギターカッティングだ。
硬軟自在というレベルを超えてます。

特に前に出てこない、ヤスくんのギターと優三のドラムのキメの影に隠れるような音量(というかアタックの柔らかさ)でキメるギターカッティングにはとにかくシビれる。
弱く弾いてビートが弱くならない。そのニュアンスで他の音をドライブさせる。
弾き方にコツがあるのか??と凝視してたけどまったくわからない。普通に優しく弾いてるみたいに見えるのだ!
そしてそれらの技術やビート感や魔法(笑)が独りよがりではなく、その場で奏でる音楽のためにのみ使われている。
「俺、いい音出せた。俺のカッティングええやろ?」ではないんだよねー。とにかく音楽全体が気持ちよくって、聴いている者を熱くする。
最高だ。もっと聴いていたかった。

終演後、僕と古田さんが出会った30数年前を知る方がお客様にいらっしゃったことをきっかけに当時、下北沢時代の話を古田さんとした。
気にかかったままだったことやクダラナすぎることやあれこれと。

皆が帰って一人になってからも色々と思い出してしまった。
深夜、復活バウンドのアルバムを聴き。そして昨年暮れの磔磔のライブ音源をデッカイ音で聴いた。

音楽が生き続けていて、音楽の周りで生き続けていられて最高だなあ。と軽く思った次第。
重くは考えません。今を思い切り、存分にやるくらいしかやることないんですしね。

しばし小休止のVOUTを囲んでカンガにダブルマンダラ!なんとも楽しい夜でした。

2019-02-23 | ライヴ報告
木曜日はTHE VOUT peresentsの9回目にしてスペシャル版。VOUTのフロントマン、コミちゃんが来月国分寺に喫茶店『スズメノツノ』をオープン!するためしばしの小休止に入ることになりこの企画もしばしのお休み入り。活動休止前最後のライブとしてカンガ、ダブルマンダラと親友的なバンドを集めての船出を祝うかのような夜となりました。

まずは主役のTHE VOUT

少しの間観れなくなるのが惜しいくらいの素敵な演奏。

最近恒例の背丈アッププレイ?ではギターヒーローアベヒロシ(イカシたギター教則本を出版したばかり!)が支えるという美しい光景が。

2番手はTHE KANGA!いつもながらカッコイイ!!アベちゃんのペダルスティールにボブのフレットレスベース!

良い曲たくさん。やっぱりカンガちゃん好きです。

最後はダブルマンダラ。バイユーでは初めてロッキンエノッキー入り!

福田くん、気合い入った歌声でちょっとグッときました。

コミちゃんフミちゃんアベちゃん…皆一緒にロックするの図。

終演後も楽しさは続き、バイユーに笑顔が溢れました。
音楽で皆が良い顔になるのって最高だなぁとしみじみ思ったのでした。
サンキュー!

田中恒成vs田口良一戦が待ち遠しい!

2019-02-20 | ボクシング
プロボクシング!木村翔選手の再起宣言は嬉しいニュースだ。
田中恒成戦には胸が熱くなりました。彼にはもっともっと人気ボクサーになってほしい!

そこから思いは飛んで〜
3月16日に岐阜で行われる田中恒成vs田口良一戦!!!好試合必至。
仕事がなければ現地に駆けつけたい。かつての自分なら仕事は入れずに現地入り、だったろう。いや実は、夕方開催なのでなんとか夜までに帰ってこられないものか、と半ば本気で考えてたりする自分がいるのが恐ろしい…。


僕は田口選手を応援しています。

でも木村戦の時も木村選手を応援して、今回も相手の田口選手を応援。アコスタ戦は素晴らしかったし…。気づけば田中ウォッチャー?
いつしか俺は熱烈田中恒成ファンへとねじ伏せられてしまうのだろうか。。。

ともあれ、今回は田口良一選手の勝利を願います!

本日

2019-02-18 | 営業時間等のご案内
本日2月18日、バイユーゲイトはBAR営業です。
6時半開店。
イカしたイカレた音楽で今日も皆さんをお待ちしています。
冬の朝、感じてる人も多いと思うけど。
時間はあっという間に過ぎるから楽しみましょう!
僕は昨夜とても楽しかったので、今夜も良い時間を!と思っています。相変わらずメインストリートのならず者や血の轍にガンボ、アフターザゴールドラッシュ、バンドにボビーチャールズ、ビートルズやリトルフィートやリードーシーを聴いたりするのだ。

クロコダイルライブようやく打ち上げ完了〜

2019-02-18 | ある日の出来事
昨夜はバイユーゲイトはお休み。
吉祥寺にて先日の13周年企画atクロコダイルの出演者打ち上げを2週間遅れで開催しました。

マンデスBerryはいからさん近田というあまりにお馴染みすぎる面々ながら、
このメンバーで飲むために改めて集まるのってとっても新鮮でした。
貴重な写真ですね♪
楽しゅうございました。

本日月曜日はBAR営業。
6時半開店です。お待ちしております!

RockJuiceとTalentShow!バイユーでロックショウ!!でした。

2019-02-17 | ライヴ報告
昨夜はバーライブで、こんな身近で聴けていいの!?との声さえ聞こえてきたグレイトロックショウ!のバイユーでした。
タレントショウにロックジュース!
どちらも通常のライブよりは抑えめの音量だったと思うけどさすが手練れたち、そんなこと全く感じさせないグルーヴィなロックンロールを聴かせてくれました。

店主も熱くファン!他の場所でBerryで対バンしてもらったこともある『ロックジュース』!!
メンバー皆がバイユーとはお馴染みだけれどバンドで演奏するのは初!でした。
やっぱりサイコー!!カッコイイなぁ。惚れ惚れしました。


そしてこの日のメインイベンター『タレントショウ』。アンコールが何回続くんだ!?っていう盛り上がり!!!
楽しみましたー。
深夜までの酒宴も楽しかった。またやりましょう!

そして終演後にはなんとジロキチのワオさんが飲みに寄って下さいました。バイユーにやって来たのは初!!嬉しい驚き!!!
その上、一緒に来たのは小豆島在住の橋本くん。
なんと彼は20年前に音楽バー店長の写真を撮らせて欲しいと阿佐ヶ谷に現れ、僕の写真を撮ったかつての写真学校生でした
(彼ではなく僕が気づきました!覚えていた自分に驚き!!)。

なんとも盛りだくさんの素敵な土曜の夜でした。

オープンマイクショウ。良い雰囲気でした。

2019-02-16 | イベント報告
14日は月イチ企画(第2木曜日)チャリティオープンマイクショウ。
今回は児童養護施設で暮らす子供たちへの支援活動をしている『こころの青空基金』への募金イベントでした。

時間がかかったけれど徐々に良い雰囲気になってきたこの会。今回も盛会でした。

出演しなくても聴きにきてくれる方が出来てきたのも大きいなと思います。演者の励みになります。ありがとうございます。
客席ではチョコの箱がいくつも開かれ甘い香り漂う夜でした!

六花亭LOVE!

三者三様歌モノをたっぷりと。

2019-02-16 | ライヴ報告
13日水曜日はシンガーソングライター3アクトの夜でした。

ソロでは初登場の純度タカシ。できたての新曲を含め、気持ちの入った演奏を聴かせてくれた。クールな佇まいに熱いハート。店主の好きなタイプのミュージシャンだ。

お初の遠藤雅美。ハーモニカのSOくんとのデュオで心地よい歌をゆったりと聴かせてくれました。

最後は最近よく出演してもらっている高橋史明。昨年末に発表したアルバムからの曲を中心に地に足のついた演奏。良い曲書きます。

SOくんが希望して3人での演奏も。
もっとたくさんのお客様に聞いて欲しかったけれど、三者三様、歌モノをたっぷりと聴けて楽しませていただきました。

盛りだくさんビューティフルナイト!美田真をたっぷりと。

2019-02-16 | ライヴ報告
2月11日はゴールデンワックスオーケストラpresentsビューティフル美田ナイトでした。
普段はサザンソウルの歌メロを奏でるゴールデン近藤哲平を支えるギタリスト美田真を前面に出しまくったスペシャルナイト。
3部構成で彼のギターをたっぷりと。
近藤哲平の些細な思いつきにバイユー店主が軽はずみに「お!面白いね!!」と乗っかったことから始まったこの企画。
リハーサルから美田くん仕切り。本番も美田くん仕切り。リードボーカルも沢山。
選曲テーマも美田真。というまさにビューティフル美田ナイトの看板に偽りなし、でした。

第1部はまずソロ弾き語り?で始まり

カンサスシティバンドのピアニスト上山実とのデュオ。ボーカル&ギターで!

第2部はモアリズムのエスパー清水とのデュオでこれまたボーカル&ギター!

美田くんのMCをたっぷり聴けたのも貴重でしたね。

もっとマニーを!と言ってる?

最後はゴールデンワックスオーケストラ!

そして皆で!!

近藤哲平、自分の出番までは客席で、終始楽しそうでした。
笑いが止まらない感じでしたね。良い笑顔でした〜!
出演者皆好演。美田くんのギターの素晴らしさも改めて感じられて満足度の高い夜でした。

ビリー・ブレムナーのアンソロジーアルバム。とても良いです!

2019-02-11 | 音楽
バイユー少し前からヘヴィロテ中ながら本欄で紹介していなかった盤。
ロックパイルのギタリストとして知られるBILLY BREMNERの未発表音源や貴重な初期シングル、そして最新シングルまでを収めたアンソロジーアルバム『SINGLED OUT』をこっそりと?お薦めします。
このアルバム、自分は久しぶりの新作!?と思って購入。届いて肩透かしを食った感があったのでなんとなく勢いよく「推薦!」とならなかったのですが、やはりイイものはイイ!

バイユーでよく言うことなのですが、ロックパイルってビリー・ブレムナーの色が濃いバンドだったと思う。もちろん皆で作り上げたあの「ロックパイルサウンド」なんだろうけど解散後ロックパイルの音を今に伝えているのは彼、ビリー・ブレムナーだけだなのは間違いない。
解散後の活動も完全にロックパイルだ。
他のメンバーが同じ場所にとどまっていないのにビリーだけが同じ音楽をリメイクし続けている、と言う見方があるかもしれないがそれは違うんじゃないかと思う。
だってリメイク心だけでこれほど長く、かつての在籍バンドの音やメロディをどの作品でも奏で続けられるとはとても思えない。
ロックパイルにはビリーの音楽的影響が色濃く出ていた、と考えるのが正しいと思います。
とそんな、ビリーがデイヴ・エドモンズやニック・ロウよりもバンドを主導していたかどうかと言う正解不明の問題よりも、はっきりしているのは「ロックパイルを愛する人にとってはビリーの解散後の音源はどれも楽しく聴ける素晴らしいものである」ということです。
僕は彼のアルバムを全部揃えているわけではなかったので今回のアンソロジーで持っていない時期の音源を聴き、やっぱり全部聴きたいなと思ってしまいました。ポップでロックンロールで捻りが入っててとにかく素晴らしい!

もし、ロックパイル好きで解散後の彼の活動を追いかけていないと言う方がいたら
本作を入り口にビリーブレムナーワールドへ踏み込んで見てください。サイコーです。

LONESOME SWAMP DOGS!要注目です!!

2019-02-11 | ライヴ報告

土曜日はBad Looserzのドラムとベースが交代して新バンドとして生まれ変わった形となった(実際はしっかり解散しているのですが後継バンドということで)『ロンサムスワンプドッグス』のお披露目LIVEシリーズの第2弾でした。

素晴らしいリズム隊に、弾けるヒロナリのギター!そして甘く囁きスウィングしそして叫ぶもっちんの歌声!!
とにかく素晴らしいビート感。参りました!カッチョイイのひとこと。
以前のリズム隊ももちろん素晴らしかったのだけれどもっちんの歌声とそのビートには今回のサウンドの方がよりマッチしているように感じました。もっちんの歌が凄いタイヤ履いてグングンドライブする感じ。グルーヴィ!ファンキー!!だけど押し付けがましくない絶妙の匙加減。最高でした。お客さんも大興奮。そりゃぁそうだ!

始めたばっかりでこれってことはこれからが更に楽しみです。
この日はもっちんの51歳の生誕祭を兼ねていました。素晴らしや。
もっちんおめでとう!!新バンド、これから是非是非よろしくお願いいたします。

井上民雄とリトルキヨシ!店主は好きなふたりを一緒に聴けて満足、の夜。

2019-02-11 | ライヴ報告
7日木曜日のLIVEは井上民雄とリトルキヨシでした。
私店主は民雄くんとは付き合い深く、キヨシくんとは付き合い長く
そしてふたりの音楽をとても好ましく思っているので
最初から最後まで非常に楽しい時間を過ごしました。

井上民雄のブルースルーツのフォークロック弾き語りは身体に染み入るような素晴らしさ

リトルキヨシがエレキギターで奏でるロックンロールは今回も胸を熱くしてくれました。


宮下広輔のペダルスティールも心地よく、良き夜でした。


お客さんの反応も暖かく良い感じでした。
また聴きたい!

木下隼バンド&双六亭!凄かった!!最高でした。

2019-02-11 | ライヴ報告
6日水曜日は木下隼バンドと双六亭という個人的に非常に期待度の高い組み合わせのライブでした。
隼くんの父親、藤井裕さんの縁という括りでしたブッキング。
音楽的にも相性の良い2組、だとは思っていましたが思った以上に素晴らしかった!

リハーサルの時点ではある意味そつのない準備をした隼バンドに対し、色々と探っている感のあった双六亭、と行った風情でしたが…。
両バンドとも本番はその印象を覆すプレイで驚かせてくれました。

まずは木下隼バンド。

前回も書いたけれど隼くんの声は印象に残る。人を振り向かせる声だ。決してワイルドではないし、熱くソウルフル!というタイプではないのだけれど胸に届く、刺さる声の持ち主だ。そんな歌声の持ち主が本番で歌と向き合うとなかなかに凄い。柔らかで爽やか、とすら言われそうな声なのにエモーショナル。裕さんとは全く違うタイプなのにエモーショナルなところは通じるところがあるように思う。そして歌われる裕さんの楽曲。なかなかグッとくるものがあります。

豪華メンバーによるバンドサウンドはパーマネントなバンドではないためセッション的な匂いは隠せないものの木下隼の歌声に惹かれて集まったメンバーによる「隼の歌をよりよく聴かせたい」という共通の思いが強く感じられ一体感溢れるバンドサウンドを生み出していました。カッコイイ!の一言。

そんな演奏を受けての後攻の双六亭。

半分近くの楽曲のリードボーカルを担っていたギタリストの脱退から新ベーシストを加えてのトリオ編成へと。過渡期的な時期を過ごしている彼ら。果たして今日はどうか…と思っていたのですが。

素晴らしかった!!!音の隙間やリズムのふくよかさやコーラスの色、今の3人ならではの方向性が感じられて新生双六亭の感性的なものが感じられる良いライブでした。新生ではありつつ、本来の双六亭のテイストはしっかりと有り、新バンドではなく新しい双六亭であることがとても良かったように思います。過渡期の森を抜ける明かりが見えてきたのではないでしょうか?グレイトバンドサウンド!でした。

木下隼バンドのバンマス、優三くんが熱く褒めていたようにバンドってこうじゃなきゃ!と思わされる演奏でした。
でも双六亭は双六亭で隼バンドのグルーヴィな演奏や隼の歌声に感激していたようで、お互いが感銘を受けた終演後の交流はなかなか見ない感じの良い雰囲気でした。
この組み合わせ!またやります!!

バイユー従業員3バンド、クロコダイルでロックンロール!の巻

2019-02-09 | ライヴ報告
2月3日日曜日のバイユーゲイト13周年企画@クロコダイル。
はいからさん、MANDES、Berry
+タカヒト,ユー&おキョー。
無事終了いたしました。
はいからさんのオッキーが直前に不参加になるという不運もありましたが
3バンドで手を変え品を変え、楽しんで頂くべく楽しみつつロックンロール奮闘しました。
楽しかった!とのお声も頂いたりして安堵しています。皆さま本当にありがとうございました。

たくさん頂いた写真でご報告いたします。
笑ってる写真…いや、ニヤけた写真ばかりで参りました笑
楽しんだんですねー。
自分たちだけじゃなければ良いのですが。

心よりありがとうございました!

14年目のバイユーゲイト(12月から始まっていますが)もどうかよろしくお願いいたします。