バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

中野督夫さんとお別れして参りました。

2021-07-31 | ある日の出来事
昨日、中野督夫さんのお通夜に行きお別れして参りました。

読経、ご焼香無し。生演奏有り。
献花して各自督夫さんとお別れするという形の、音楽で送る会でした。
祭壇?隣の部屋には楽器やセッティングされたエフェクター、笑顔の写真が沢山飾られていました。
愛溢れる手作りの送る会。
ご遺族関係者の皆様の悲しみの中でのご尽力に頭の下がる思いでした。

バイユー2年目くらいからのご近所&出演者お付き合い。
凄腕ギタリスト!シンガー、そしてとにかく賑やかで楽しい人だった。
音楽しかない!って感じのプロフェッショナル音楽人でした。

バイユーゲイトはまさに、可愛がって頂きました。

昼間に何度も外食で偶然一緒になったり…
なかでも誕生会は楽しかったなぁ。
一緒に笑った思い出ばっかりです。

ありがとうございました。


ホンクの木下弦二さんバイユーから生配信!

2021-07-30 | イヴェント案内
今夜のバイユーゲイトはこんな催しが!
7月30日(金)
『木下弦二(東京ローカル・ホンク)NOSSE NOISEのプロローグ』

出演:木下弦二(東京ローカル・ホンク)
〜無観客配信LIVE〜
開演 20:00〜

★昨年夏にデジタルのみでリリースされたソロ2作目『NOSSE NOISE(ノッス・ノイズ)』が、この度CDでも発売されることとなった東京ローカル・ホンクの木下弦二。これまでバイユー出演の機会がありそうでなかった彼が、8月4日原宿クロコダイルにて開催される発売記念ライブのプレイベントとしてバイユーゲイトに初登場!
7月最後の週末、三鷹より無観客配信ライブをお届けいたします。

配信URL:https://youtu.be/Y2Tw9Du1F0E
※バイユーゲイトチャンネルではありません
★どなたにもご覧いただけますが、投げ銭もお願いできますと、
メンバーもお店も今後の励みになります。
投げ銭はひと口1,000円にてよろしくお願いいたします。
投げ銭URL:https://kinoshitagenji1.peatix.com/

バイユー全面協力のラジオ番組明日スタート!

2021-07-19 | オシラセ
いよいよ明日放送開始!バイユーゲイトの主要キャスト!そして世界がコロナ禍に見舞われた後は救世主としてバイユーを共に支えてくれている(『おうちでバイユーゲイト』配信など)グレイトロックバンド『双六亭』の中原由貴(とニシイケタカシ)が10年に渡ってYouTubeで続けてきた擬似ラジオ番組がむさしのFMにてリアルラジオプログラムとなります(ネットでも聴けます)!!
微力ながらバイユーゲイトも全面協力。できることはなんでもやる所存です!バイユーの音をラジオで是非。
詳しいことは↓をご参照ください。ですが、タイムフリーなどの聞き逃し配信対象外とのことですので、火曜日の23時に是非(もしくは録音セット)。そして武蔵野FMの電波受信可能な方は是非是非ご自宅のラジオでお聞きいただければ感激もひとしおかと♪
楽しみだ〜。
「囲碁お見知りおきをラヂオ」@むさしのFM
むさしのFMのHP
番組紹介ページ
新番組「囲碁お見知りおきをラヂオ」

sugorokutei YouTubeチャンネル

I AM THE BLUES

2021-07-16 | 映画
今頃!?と言われそうな気もしますが映画『I AM THE BLUES』を観ました(2018年公開)。

公開当時、ポスターを横目で見て思ったのは「地味そうな映画だなぁ」というもの。

アメリカ南部のブルースドキュメンタリーなのだが、出演者がいかにも渋すぎる。
出演者の中でそれなりに知られているのはボビーラッシュとバーバラリン、レイジーレスターくらいであろうか。
それ故「時間のある時に観ればいいかな」とすっかり忘れかけていたけれど…。

これが、素晴らしい作品でした!

もちろん、予想通り地味ではあったのだけど。アメリカの黒人音楽、特にブルースミュージックに強い思入れのある人間なら絶対に見て損はない映像が次々に現れるなかなかの逸品でした。
特段劇的な場面があったり、圧倒的なパフォーマンスが見られるわけではないので物足りないという人もいるのかもしれないけれどそんなことは少しも問題じゃない。
現地に行ってもなかなか見ることのできない、地域文化としてのブルースの真の姿を見ることができる貴重な作品です。
特にルイジアナ、バイユーという言葉に憧れのある人なら思わず息を飲む様な映像の数々。
生活の中の、南部黒人の人生の中に根付いたブルース。レコードや来日公演では伝わってくることのないブルースミュージックのリアルな姿を見ることができました。

この映画に出てくるのは70代80代の老人ばかり、彼ら、彼女たちの音楽を拠り所に生きてきた人生の終盤が淡々と描かれる。
キャロルフランとレイジーレスターのやり取りを眺めつつ「自分たちの周りだってあと20年経てばこんな光景が…」などと思わされたりもしたものでした。

本編中、最も頻繁に登場するのはボビーラッシュ。
彼の来日公演は体験したし、彼の南部ツアーを描いた映画『ロードトゥメンフィス』も見ているけれど、この映画での彼を見てこれまでとは随分違う印象を受けました。
ステージを離れ、他者と対峙する時の優しげな佇まい。黙って会話を聞いている時、相槌を打っている時のボビーラッシュの表情、眼差しの持つ包容力の様なものには自分がこれまで気付いていなかった魅力がたっぷり。
チタリンサーキット(南部の黒人相手の場所を回るツアー)叩き上げの大物ブルースマン、ボビーラッシュ。
メジャーヒーローには成れなかったけれどブルースフィールドに確固たる地位を築いた彼の、うわべだけだったり薄っぺらでないリアルな立ち姿。「もう1度ライブが観たい!」と強く思ったのでした。

なんというかブルースへの愛情がしっかり伝わってくる、素敵な作品でした。ブルースが好き、もっと知りたい、という方なら是非。




ギターネックのキーホルダー!

2021-07-04 | うんちく・小ネタ

友人のギター職人良太(バイユー界隈の人にはThe Vout小見山コミちゃんのギターを手掛けている男として知られる)作のキーホルダー。本物のエレキギター端材再利用。
13、14、15フレットとのこと(あれ?違ってたかな)。
当たり前だけど手触りは本物。元々本職の楽器のみならず造形的な趣向も強い彼だけに(エフェクターやピックガード等、思わずよーやるわ!笑という様なデザインのものをたくさん製作している)こういうモノ作りはまさに水を得た魚!ですね。
手前のピックは大きさがわかり易い様に置いてみました。
商品化予定だそうです。欲しい人がいるといいな♪