バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

ブログでスペインへ返信!

2010-04-20 | ブログ

昨日のブログにスペインからコメントをくれた、バイユー開店時からのお客様で貴重な若き友人・マコトくんにコメント返信を書いていたのですが
いつしか長文になってしまいました。
だったらメールにしようかなとも思ったのですが
コメント欄用のつもりで書いていたので、ならいっそ…と今日のブログで公開返信(コメントも公開ですしね)としてしまうことにしました。どうかご了承下さい。
では以下に

★★★
おお!マコトくん~
スペインからありがとう!!

なんだかえい感じやねぇ~。

しかしB.B.をスペインで(しかも地方都市!)観られるのはなんとも好運な!
素晴しい体験となることでしょう。

初めてのB.B.、君ならきっとショックを受けるはずです。
彼の、佇まいから沸き立つブルース濃度。ショウビズの中から滲み出るリアルブルース。

僕は若い頃、レコードや華やかな映像を観てB.B.を理解して?
そのうえ「少し物足りないなー」なんて思っていました(理解してない!)。
日本の野外ジャズフェスティバルでにこやかに演奏する彼をテレビで観ながら「もうすこし黒っぽいというかドロくさい、そうパンキッシュなほうがホンモノやよなー」なんて浅はか極まりないことを考えたりもしていました。
でも30近くになった頃の日比谷野音でバッパーズに続いてステージに登場したB.B.は1曲目の『Let the good times roll』のHe-y Everybody!のひと声で、最初のギター一発で僕を羞恥の谷に叩き込んだのでした。
思い出してもハズカシイ!!今も昔もワタシは浅い!!

Bbkingもはや最晩年に至ったと思われるB.B.キングですが、年齢的なハンディがあるからこそ奥底にある枯れようのないブルースが味わえるのではないでしょうか?
だといいいねー。
いや、なにより会えるのが羨ましい!
幾度となく同じ構成のステージを演ってるはずなのに「え?今日はなんか特別な日なのかな?」とドキドキさせてくれるズルくてニクイお方。
危うさの上に立つアーティステックな表現とは対極に君臨するブルースの王様!
帰国したら土産話をよろしく!

すんごく羨ましいけど
東京にはもうすぐ長谷川穂積vsフェルナンド・モンティエル戦がやってきます。
昨日無事にモンティエル選手が来日!試合は本当に行われそうです!!

ではお元気で。