バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

ネパール大地震災害義援金募金企画 ☆ バイユーオープンマイクショウ

2015-04-30 | イヴェント案内
…ネパールの地震被害がとても気になっています。

実は、
僕の古い友人達が長くネパールの子供たち支援のイベントをやっています。毎年の様に現地にも足を運び、その活動はもう10年は軽く越えました。
バイユーゲイト開店前、僕自身もそのイベントにミュージシャンを紹介する役割で関わっていた時期があるので、
なんというかこの事態を見て見ぬ振りは難しい気持ちです。

またか、と思われそうですが
バイユーでもチャリティLIVEを開催します。

自分の店もまともに出来んくせに「どんだけチャリティ好きながな!!」とか「ギゼンマニア~w」とか言われそうですが

日々常に社会問題等に目を向け「気にかかる全てのことに関わる」
ことまではできない中途半端な自分としては

縁というか、関わりの端っこが自分の中にある事柄くらいには
少しだけでも行動らしきものを起こしたいと思うのです。

5月2日(土)
ネパール大地震災害義援金募金企画
『チャリティといいつつ、弾き歌う』
バイユーオープンマイクショウ
開場19時 開演20時 入場無料

出演参加費 500円~募金。
ギターと譜面台は用意しております。

いわゆるオープンマイクスタイルでバイユーゲイトのステージを解放いたします。趣旨にご賛同頂ける方は参加費として1人500円の募金を頂き2曲まで(2曲連続でなくてもかまいませんし、もちろん1曲のみでも可)演奏していただけます。

尚、コンサートではないので聴きにいらっしゃる方々の入場料はございません。投げ銭箱をまわすこともいたしません。
受付に募金箱を設置いたしますので、ご賛同頂ける場合は、募金いただければ幸いです。

勿論、バイユーゲイトからも募金いたしますが、それ以外にこの日はハイネケン生ビール550円の売上げから100円が募金されます。皆さん生ビールを是非♪

募金先ですが、
今回はなるべく迅速に届けたく、長年に渡ってネパールへの支援活動をしてきている僕の友人達に託そうと考え相談いたしました。

すると…。

10数年に渡って毎年のように現地に足を運び子供たちへの支援活動をしている彼らだけあって、懸命に現地と連絡をとろうと試みていました。

しかし、山間部に住む彼らの一番の友人家族の無事は確認されたものの、現地の状況を民間レベルで正確に掴むのは困難なようです。

「物資を持って飛んで行きたいところですが…」と伝えてきた後、
あまりにも規模が大きすぎるので、今回は(現時点では)国際力のある団体に任せるべきだと思うに至った旨、連絡が来ました。
まずは日本赤十字社に振り込んだそうです。

僕が長年、個人的に活動について良く知っていて信頼している方々からの進言ですので今回はそれに従って日本赤十字社への募金といたします。

昨日も彼らの友人の住む山間部地域で大規模な雪崩地滑りが発生したそうです
また、カトマンズ発Facebook上での極めて個人的発信ではありますが「政府に寄付金を渡さないで欲しい」との声があがるなど、政府への不満も充満しているようで現地の切迫した状況が伝わってきます。

小さなお店の小さなイベント、大したことをするわけではありません。でもこのアクションがいろいろな方に繋がって少しでも感心を持って頂ければと思います。

翌週、5月9日(土)にはバイユー主催のチャリティLIVEを開催いたします。

出演者は、現在のところ

三浦雅也(夜のストレンジャーズ)
キャットニャンダフルフォーク部 竹田信吾

が決定しております。


こちらもよろしくお願いいたします。

BAR営業再開の夜。

2015-04-28 | ある日の出来事
昨夜4月27日(月)は被災以来始めてバイユーでBAR営業をすることができました。
まだまだ先行き不透明ではありますが、大きな一歩です。

本当~に沢山の方々にご来店頂き適切な感謝言葉も見つからないくらいです。

開店準備をしながら、そして開店直前。すこし緊張していました。
あの火事延焼被害から約5ヶ月。こんなにも長いブランク…。どんな雰囲気になるのだろう、そしてうまく対応できるのだろうか?
柄にもなく緊張。
ところが、6時の開店から7時半までお客様のご来店はなく…。
ひとり店内で諸々動いていると。なんだか昨日もここで店開けてたような気分になってきました。

その後、仕事を終えたお客様方が続々ご来店。店内は熱気に包まれたのですが…。
なんだか混み合った店内の様子が、会話が…。あまりにもいつも通りで、みんな前の日も営業していたみたいに普通に盛り上がっていその様子になんだか感動しました。

このいつも通りをすぐに取り戻してくれるお客様方に本当に感謝です。
ありがとうございました。

バイユー(どうなるかはともかく)続けてゆきます!

明日より暫定的にBAR営業を始めます。

2015-04-26 | 営業時間等のご案内
バイユーゲイトより報告です。

依然状況に特別な進展はないのですが
明日、4月27日(月)より5月2日(土)までBAR営業を再開いたします。
この状態での営業再開、
「気温があがり暖房なしでも大丈夫な環境になったため試験的に営業する」とご理解頂ければと思います。そんな「通常営業」とは言い難い状況ですが、極力いつも通りを目指します。

尚、見切り発車ゆえ、営業を始めてみて問題点の発生も予想されます。その日の営業状況については毎日HP(トップ&ブログ)でお報せいたしますのでもし「行ってみようかな」と思った方は覗いていただくようお願い申し上げます(29日・祝の営業は未定です)。
GW後半は休業いたします。可能な店内修理も含めその間に諸々調整予定です。大きな変化がなければ、その後5月11日より~冷房がなければツライ時期が来るまでBAR営業を続けたいと思っております。
もちろん、それまでに皆様に良い報告が出来ますように!

…ちなみにアナログレコード環境はまだ復活しておりません。ご了承下さい。

ディラン驚きの新作「Shadows In The Night」柔らかな手触りなのに食べ応え有り!

2015-04-23 | 音楽
巷で話題のディランの新作『Shadows In The Night』がバイユーにやって来た。

何が話題って今作はセルフプロデュースによるフランク・シナトラのカバーアルバム、というかポピュラー音楽のスタンダードナンバーのカバー集なのだ。
泥臭い『テンペスト』の次にこのアルバム!わかってはいたけど、なんて自由なんだディラン!!

原曲のメロディを大切に、崩さずきれいな声で歌っているボブ・ディラン。一聴すると柔らかくアダルトな音、という感じなのだけれど、その実は自身のバンドによるほぼ一発録りという音楽の原点に還ったかのような強靭な音楽。カントリーロックテイストとは違うペダルスティールギターが全編にフィーチャーされたサウンドはじっくり聴くと聴き所たっぷり!
「オーバーダブもしなかった。ヴォーカル・ブースもヘッドホンも使わなかった。トラックを分けた録音もしなかった。」という今作、ツアーを続けて熟成させてきたバンドサウンドをバックに美しくあたたかく歌うディラン。俺がガキの頃からイカレてきたロックンロールの化身ボブ・ディランの姿とは大分違うけれどこれもボブ・ディラン!
聴くほどに沁みてきます。サウンドも同様。

しかし、なんと魅力的な歌声だろう。
永井ホトケ隆さんが自身のブログで
「~スタンダードとして残ってきた曲の美しい本質を聴かせてくれている。そこには幼い頃から様々な音楽をまっすぐに聴いてきたディランの確かな耳がある。」
と記しているがまさに同感。
『The Basement Tapes』~『Bob Dylan's Theme Time Radio Hour』(時期はかなり離れてるけど)から感じさせてくれた彼の音楽的視点の深さが感じられる作品でもあります。

実は…最初、湘南台の名店『中華三番』でひーちゃんに聴かせてもらったことによって、「今回は(買わなくても)いいかな」と思っていた今作を購入することになりました。ありがたいことです。

本当に食べ応え十分。まぁ聴いてみて下さいな!

超絶ギターとマニアックトークに大満足

2015-04-23 | ライヴ報告
昨夜、水曜日は久しぶりの告井延隆LIVEでした。
夕方から雨がパラついたものの、ようやく春らしい暖かさで電気ストーブも入れずにゆったりと楽しめました。

とにかく素晴らしいギタープレイで再現されるビートルズ。いやビートルズの楽曲の魅力、そして成り立ち。
一見簡単に弾いているようなフィンガーピッキングからはビートルズの楽曲が持つビートやグルーヴがしっかりと伝わってくる。音色も凄い。
そして告井さんのLIVEのお楽しみはトーク!この日はいつもの楽曲の成り立ち解説に加え、リバプールのキャバーンクラブで演奏してきたときのマニアックな裏話や土産話をたっぷりと。
この時ばかりは「自分がビートルズマニアだったらもっと楽しめるんだろうな~」思ってしまう。
音楽、演奏と連動したMCは聞き応え十分で(失礼な言い方かもしれないけれど)この「ビートルズワンマンバンドLIVE」の重要な一部分で有り、立派な「芸」となっている。音楽と連動した話芸ですね。

素晴らしかったです!

4/22(水)告井延隆LIVE!

2015-04-18 | イヴェント案内
本日水曜日です!
バイユーLIVEこのあとしばらく予定が入っておりません。お時間ございましたら是非!
4月22日(水)
告井延隆


開場19:00 開演20:00 料金 2500円(+要1drinkオーダー)
★Sgt.Tsugei's Only One Club Band~アコギ1本でビートルズ!たった1人で弾いているのになぜかバンドの音が聴こえる!ビートやアレンジの妙が立ち上がってくる!!~
ビートルズ・カヴァー・アルバムが高い評価を受けているセンチメンタルシティロマンスの告井さんが、 “たった一人のビートルズ” として開催するソロ・ライブ。一見一聴の価値有りとの声多数です。
昨年12月、1年振りの登場!の予定でしたが延焼被害により中止となってしまったこのLIVE。先日、再開に向けて店内作業中にふらりと現れた告井さん。「できるじゃん、やろうよ!」とありがたいお言葉。こうやって、ひとつひとつけりをつけていけることはこれからへの大きな勇気となっております。週の半ばの夜、お時間のある方は是非!

近田、強敵リトルキヨシとがっぷり四つ!の夜

2015-04-18 | ライヴ報告
15日、水曜日は『はいからさん』近田崇仁を起用しての対決シリーズ第2回でした。
この日の対戦相手は突破力、瞬発力、LIVE温度の高さに定評のあるリトルキヨシ!
短めのステージを2回ずつ行い、最後に2人で。という構成でした。
流石!両者持ち味を出し、たっぷりと楽しませてくれました。

エレキはバンド限定とし、アコースティックスタイルに転向したリトルキヨシ!でも熱さは変わらず。いやシンプルになった分増したか?

ソウルフルなデッカイ声で対抗する近田。

まさにがっぷり四つ。

リハーサル終盤に演ることが決まり、開場ギリギリまで、打ち合わせていた2人舞台。

お客さんを煽る近田。

『安産型の女』ギターパーカッションを繰り出すキヨシくん。

♪手を叩こうぜ♪『タジマハール』!

両者シャウト!!

二人ともありがとー。
楽しませていただきました。

バイユーでキックスを聴ける喜びよ!

2015-04-18 | ライヴ報告
先週土曜日は待望のザディコキックス on the Bayou !

とにかくキックス最高なのです。心ない方からは「ザディコはどれも同じに聴こえる」なんて暴言を耳にしたこともありますが、実はいろいろとタイプが有りなかなか深いザディコミュージック。その中でもかゆいところに手が届く!というかまさに「俺の聴きたいタイプのザディコ」を聴かせてくれるキックス。

身近に居るから、親しいからという贔屓目ではなく本当に大好きなのであります。
以前ラブボードのフミカ嬢に「有さんってザディコではどんなのが好きなの?」と訊かれて答えると「なんだだったらキックスばっちりなんだ!!」と驚かれたものでした。

一時はものこの場所でLIVEはできないのでは?とさえ思ったことからすればバイユーでキックスを楽しめるなんて本当に幸せです。
勿論、少し残る体調不良も顧みずたっぷりと楽しみました!
最近宣伝文に載っけるフレーズ「南西ルイジアナの伝統に東京バーライヴシーンの香りが色濃くブレンドされたキックス印のザディコはまさに我々のザディコ!」身近にこのバンドの居る幸せを噛みしめました♪

素晴らしいLIVEが終わったあとには客席にいらっしゃった御大A山さんから「次回からキックスはスタンディング形式でやるべきだと思うよ」と。確かに、座っているのが辛そうな方もチラホラ。
なるほど、椅子がイケナイんですね~。勉強になりました♪
※初ナマザディコ!な方々が楽しそうで嬉しかったです。

今夜水曜日はリトルキヨシvs近田崇仁!

2015-04-15 | イヴェント案内
今夜4月15日(水)はバイユー、LIVE営業いたします!
『リトルキヨシ vs 近田崇仁(はいからさん)』


★バイユーゲイトに集う皆様にとって、長く大事にして?応援して来た秘密兵器!?三鷹ソウルブラザーNO.1!近田崇仁を看板に突如始まったソロ対決企画第2弾。今回はこれまで前座を含め何度も競演してきたリトルキヨシとの競演!
ご存知熱い熱いロックンローラーリトルキヨシ。「改修後には味わえない、まだ焼け跡な雰囲気を残したお店で 再び火の出るような熱いライブをやらせて頂きます!」と不穏なことを口走る先輩に一気に寄り切られたりするんじゃないぞ近田!!!
開場19:00 開演20:00 料金1500円(+要1drinkオーダー)です。お待ちしています!

チャンシーさん壮行会

2015-04-13 | ライヴ報告
4月10日金曜日は急遽決定した『アフリカ木琴の夜』。

今月17日に北海道十勝地方に居を移すこととなったアフリカ木琴奏者チャンシー中澤さんと尚子夫妻の旅立ちを記念しての演奏会でした。
旅立ちまであと僅か、ということもあって彼らの個人的ご友人の方々を集めての壮行会でもありました。

チャンシーさん、気合いたっぷり。ガーナを中心とした西アフリカの伝統音楽をたっぷりと聴かせ味あわせてくれました。

なんと現地へはまだ行ったことがない!というファンキーな状態で北海道へ移住するふたり!!新たな地で充実した生活を健康におくれることを祈るばかりです。

この楽器たちもしばらくは見納め。

お世話になりました!また!!