バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

昨今事情

2006-03-31 | メニュー
バイユーには数日前から高知のお酒のワンカップが新たに加わっています。数量限定!『南』の特別純米や純米吟醸、そして300ml瓶が「しらぎく』に『安芸虎』、『瀧嵐』に『桃太郎』です。定番の『土佐鶴』『桂月』『司牡丹』『ダバダ火振り』等に加えて是非お楽しみ下さい!と言いたいところなのだけど一部が既に売り切れてしまいました~。
昨日のお客樣方、「美味しい」とお喜びになり集中してご注文になりました。高知好きの東京人の方もあなどれません。流石です(笑)感謝。

もちろんまだまだありますし、第二陣(更に豪華な予定)の到着も間近です。お近くにいらした際は是非。
そうそう、高知の葉タマネギが入荷してます。そのままスライスして少しピリリとしたゆず醤油で食べると最高です。いや本当に驚きます。甘くて深い、本当にお酒が止まりません。
その青い部分を自家製のスーチカと炒めたものもおすすめです。
と、たまにはメニュー紹介を…。でした!
昨夜のバイユーは閉店間際はサンバに染まってました。何故か?と言いますと場の空気…ですかね。
ネルソン・カバキーニョにベッチ・カルヴァーリョ、そして大きな音でカルトーラをアナログで…。すっかり、ピンガでも飲みたい気分でしたが~グッと我慢しておとなしく働きました。そしてノンアルコールで帰路に。。。

エライいねやぁ~♪(ココロの声)
Bvcm37260


ようやくテレビくん

2006-03-30 | 日記・エッセイ・コラム
ようやくバイユーにテレビがやってきました。27インチ液晶です。ドーンと大画面ではありませんが満足です。めでたしめでたし。
そして近日中にはケーブルテレビ工事が行われます。なんと新規転入者向けキャンペーンで初期工事費用無料なのでした。あと3日でキャンペーンが終わるところに滑り込み。ひとつ今年の幸運を使ってしまったのかも…。


ヒョウ?アラレ?

2006-03-29 | インポート
今夜は遅くまで営業しました。当然片付けも遅くまでかかり、たった今、帰ろうとしたら外で「バラバラ」と音がします。せっかくやんでいた雨がまた降りだしたのかとウンザリしつつ外に出ると降っていたのは、落ちてきたのは氷の粒でした。びっくり、ガックリ。寒くはないのに~。そういえば寒いから降るというものではないのか…。今日に限って原付バイク通勤。どーしようかなぁタクシー様におすがりするか、「こおり宿り」するか… なんだか、すぐに帰れないとなると途端に眠くなってきました~


ジミー・リード

2006-03-27 | インポート
ジミー・リード。その昔、ブルースを聴き始めた頃すぐに大好きになり大いに愛聴したもので~彼と相棒のギタリスト、エディ・テイラー関連のレコードは未だにたくさん持っています。レイジーでポップな、あまりにも個性的なジミー。ブルースによくある誰かとセッション、なんてのがなかなか上手くいきそうもない、想像しづらい人であります。 そんな彼ですが本日、『Jimmy Reed & Johnny Winter』というライヴアルバムを発見!…怖いもの見たさ?で購入いたしました。愛する三鷹の「P」で800円也。 で、聴きました。 うーんこれは…ゲテモノだなぁ。なんじゃこりゃって感じ。こんなに1曲が長いジミー・リードも珍しい。さすがはfanCLUB(綴りはこれです。NewRoseですね)ドサクサです。最後になぜかジミーが長々と喋っております。更にそのあとジョニー・ウィンターらしき人がギャインギャインとギターを鳴らして、「ジミー・リード!」と叫んで終わります。うーむ。これは見つけても買う必要なしですな。マニアの方にとっては常識、常識のアルバムなのかもしれませんが…ね(笑) ということで、どんなにドサクサか聴いてみたい!という奇特な方は是非バイユーへ。


長谷川穂積、化けた!!

2006-03-27 | ボクシング
ボクシングネタ、失礼します。
いやいや、素晴らしかった長谷川選手。若干の衰えはあるとはいえ、あのウィラポンにワンパンチノックアウト勝ち。もの凄いカウンター、そしてボクシングファンにもの凄いインパクトを与えました。
自ら「地味なチャンピオンでええです。」と語る彼は、この日全然地味ではなかった。歌なぞ歌う必要はないのだ。

しかし驚きました。ウィラポン選手からタイトルを奪取したときの素晴らしい試合にも
「おお!やったなぁ」という感想を持ったし、KOでしとめた初防衛戦にも「強くなったなぁ」とは思いつつ、実はそれほどの驚きはありませんでした。
長谷川選手のスピード&テクニックなら十分予想可能な範囲内に思えたからです。
東洋王者時代からその2点については素晴らしく、若干ひ弱?と言われながら「そこそこ(世界でも)通用するのだろうなぁ」と思っていました。しかし、「詰め」については世界レヴェルからみると甘く感じられもう少し、ここぞというところで一気にまとめられればなぁ…などと「素人盛り上がり願望の目」で見ていました。
しかし!この夜は、ウィラポンをスピードとコンビネーションの多彩さで圧倒してなおかつ山場、見せ場満載。ワン・ツーだけでなくワン・ツー・スリーとまとめ、ダブルのみならずトリプルまで混ぜる。左右のアッパーも驚きの切れ味。こんな日本のボクサーいたっけ!?オマエ誰や??状態。短いカウンターを取ったら、息つく間もなくパンチをまとめる。単発で終わることは殆どなかったです。そしてディフェンスとオフェンスを瞬時に入れ替えるステップ。
最後はウィラポンがラウンドオープニングブロウの後、サウスポーに対して(正しく?)右から攻め直したところに強烈な右フックのカウンター。あの機を見るセンスはどこから…。アマ経験なしの地方の叩き上げ。世界王座2連続KO防衛。長谷川選手は俗な言い方だけど「化けた」と思う。凄い!
ウィラポン選手の最後までみせた誇り高き戦う姿勢にも感銘を受けました。
残酷ではありますが正にボクシング、という試合。多くの人の目に触れたのならいいなと思いました。
観戦後は是非バイユーに~でしたがいらして下さった方の中に、あやうく結果を報告しそうになった方が…それは駄目よ(笑)
明日には店内にとうとうTVがやってきます。これで一安心?2006032504343896jijpspoview001


長谷川vsウィラポン

2006-03-25 | ボクシング
すっかりアタマからとんでました。
今夜は日本の誇るボクシングWBCバンタム級世界王者、長谷川穂積選手の2度目の王座防衛戦です。
挑戦者はあのウィラポン・ナコンルワンプロモーション!!ハイレベルな試合となることは保証付き。
長谷川がアジアの英雄、名王者ウィラポンに遂に引導を渡すのか!?必見です。
…と頼まれてもいないのに何故か宣伝。2006032300000131kyodospothum000


真夜中のオキナワンナイト

2006-03-24 | イヴェント案内
さて来月のイヴェント情報です。
来る4月22日、土曜日
玉城まさゆき&バイユーゲイト共同企画『真夜中のオキナワンナイト』を開催します。
これまで長きに渡って、千葉から中央線沿線までのライヴハウスやバーで沖縄出身のミュージシャンが集うシリーズライヴ「オキンワンナイト」
(横浜で開催され絶大な人気を誇るSHYさん主催の「オキナワナイト」とは別です。SHYさんご本人に挨拶済・笑)
を主催してきたコザ出身のシンガーソングライター「玉城まさゆき」氏。
なつかしくも瑞々しい歌を聴かせてくれる彼が仲間を率いてバイユー初登場です。
このイヴェント、バーで開催する時にはプチ・ヴァージョンを名乗っており、一昨年にはスペシャル版を新宿のライヴハウスで開催しました。(私も制作に加わりました!ステージ前に敷物を敷き、お客さんもゴロゴロ。楽しかったです。)
初の武蔵野進出、同じものをやってもしょうがない。と私と玉城氏が極秘に会談。そして新シリーズ決定となりました。テーマは東京らしくない催し?プチでもスペシャルでもなくキーワードは「真夜中」です!

『真夜中のオキナワンナイト』
PM10:00頃開宴/終宴未定。ライヴチャージ1000円。
出演:玉城まさゆき&TURBO(スライマングース)&中野裕二、石垣善幸、ロールスロイズ、金城花子、他です。
もう最初っから終電を諦めざるをえない時間に始めます。いつまで営業するかって??多分、朝まででしょう!(笑)
日付変わったら泡盛片手にリアルアンプラグドになるとの噂…。
爆裂ロックンロールバンド、ロールスはいったいどんな編成でやってくるのか興味津々ですし、フラワーチルドレンを名乗って活動していた金城花子の成長具合も楽しみです。石垣善幸、主催の玉城氏はファンの満足する演奏は間違いないところですし、是非バイユーで新たなファンに出会って欲しいと思っております。さらにゲストがやってくるのではとの噂もあり予断を許しません。
さてさて、いったいどうなることやら。お待ちしております。是非ゆったりとお楽しみ下さい。
ちなみにこの日、10時前までは一般営業をいたします♪

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THE BLUE WELL ライヴ報告

2006-03-23 | ライヴ報告
一昨日、春分の日はTHE BLUE WELLのライヴでした。
ご来場いただいた皆様、出演者様、楽しい時間をどうもありがとうございました。
ライヴの内容は…ご来店いただいたお客様のお言葉を引用させていただきます。
~「心地よいスワンプタイム」「演目はソウル、ブルース、スワンプロックの名曲集みたいな感じ。」~
とのことで。、おいしいお酒を飲んでいただけたようです。
バイユーズブズブ、濃厚な『プラウド・メアリー』等~コッテリと緩む(ワカルかな?)感じ満載。
スライドが響くバイユーゲイト、なかなか趣きがありました。

この日はライヴ中に、近所の焼肉屋さんでボヤ騒ぎが発生!というオマケつき。
嵐を呼ぶバンドだったのかも…。

是非また、と思っております。
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JOE DOUCET

2006-03-20 | 音楽
最近バイユーにいらっしゃった方は耳にしているかと思いますが、JOE DOUCET氏のCDを愛聴しております。
営業中、聴きながらいつも思い、話題になるのはアメリカってやっぱり広いなぁ~。ということです。

下のジャケに写る、このテキサスはヒューストン在住の60代半ばの小柄なおじーちゃん。飄々としていてなかなかイイ音を出します。身体に染み付いたブルーズというか、ナチュラルビートをブチかましてくれます。堪りません!

そして何より、凄いのがこのおじー様、
ヒューストンの黒人街の奥深くに生息する全くの無名ブルースマンであったそうで、
これまでシングル等も含め正規レコーディングを一度もしたことがなかったそうな!?
かつてフレディ・キングやクリフトン・シェニエのバンドに(おそらくローカルで)参加したこともある彼は、
「ディスコブーム」で(いつの話だ!!)仕事を失い、音楽を断念。
活動を休止していたところを、テキサスの埋もれたブルーズマンを日々掘り起こしているダイアルトーン・レコードに出会い日本のPヴァインの協同制作というカタチで、遂にデビュー・アルバムを発表!となったそうな。うーん。

内容はオーヴァープロデュースもなく、というか勝手に演らせた…という色が濃く100%ヒューストン直送という感じ。
アコーディオンなしでギターがザカザカ鳴り続けるアッパーで摩訶不思議なザディコナンバーがあるかと思いきや、『Just A Little Bit』のヒネリのないカヴァー等も飛び出す。そうかと思うと何カ所かに唐突に挟み込まれるアコースティック弾き語りスタイルのブルーズ。本当にそのマンマではないか(笑)とさえ思ってしまいます。一見とっちらかった内容ではありますが(先に発掘された)アール・ギリアムのオルガンも含む、近所のオジーちゃんバンドの演奏はグルーヴィーで最高!!あまりの濃さにアタマクラクラしてしまいます。必聴です。みんな一緒に来日してくれないですかね?

しかし、埋もれてたって…。いや、アメリカってやっぱり広いんですね。
アメリカの田舎って凄いんだろうなぁ。ジャケのギター、今回買った(買い与えられた)のかな??
「…たぶんフェンダーメキシコだよ。」お客様がそう語りました。

バイユーで聴いて気にいったら是非ご購入を!
いい録音です。個性的な歌もおすすめです。
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コミックバンド全員集合!

2006-03-18 | 本と雑誌
発売されたばかりの
レコードコレクターズ増刊『コミックバンド全員集合!』
これは「買い」です。
あきれたぼういず~シティスリッカーズ~クレイジーキャッツ~ドリフターズ~ビジーフォー、そして東京おとぼけキャッツまで!読み応え十分。ここ数日何度もパラパラやってます。
谷啓、仲本工事のインタヴューも面白かった。
仲本氏のフェイヴァリットがルイ・プリマ!でライヴを観てる…などなど興味深い話が満載。
欲を言えば、スパイク・ジョーンズに一項設けるなら、スリム・ゲイラードにも触れて欲しかったかな。
でも憂歌団やバッパーズにも触れてることだし?良しとしましょう!
黄色い表紙が目印です。

あ!!トニー谷が載ってない!!!(今気づいた)
そうかバンドじゃないからか…(更に今気づいた)。スリム・ゲイラードもバンドじゃないもんなぁ(更に今)。


新入荷音盤

2006-03-15 | 音楽
David "Fathead" Newman の新作、『Cityscape』が入荷しております。元気に新作を発表したりしてるんですね~。
気持ち良さそうに吹いてます。フルートも吹いてます。グラス片手に本でも読みながらゆったり聴けます。夜な作品。David_



いろいろと新入荷!

2006-03-14 | メニュー
土佐の肴、春の味。いろいろと入荷しております。「メヒカリ」に「かちり」、そして「ふ巻き」。
更に「ノビルの酢みそ和え」や「紅苔菜(コータイサイ)のおひたし」なんてのもご用意いたしました。
酒がススみます。困ったなぁ。
是非、お早めにご賞味下さい。
写真はメヒカリであります。Photo



木の上に…

2006-03-12 | 日記・エッセイ・コラム
木の上に…

木の上に…

昨夜は、遅くにどうしても行きたくなって 高知の夜の宝、ブルースバー『ガルシア』に出かけました。久しぶりに訪れることができて良かった。本当にくつろげるいい店です。その後友人と合流し、上町五丁目、鏡川にほど近い『HOTEKICHI』に案内されました。堤防?の上に立つ、ワイルドでマーク・トゥエイン的な飲み屋でなかなかの味わいでした。特筆すべきは店内に(床から)大きな木が生えていること!というか木の上に店があるというか…。夏は葉が繁って店内が大変なことになるそうです。いやぁ驚きました。不思議な酒時間を過ごしました。