バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

晩秋、いや初冬の武蔵野点描。

2008-11-22 | ある日の出来事

081118_3 どうぞ、ご覧下さい。

三鷹駅南口(表玄関)の風景ではありません。バイユーの鎮座する三鷹日本海側(裏口)、武蔵野市側の年末イルミネーション・ライトアップであります。
なかなかやります。極めてシンプルな感覚が裏口ロータリーにマッチしています。これまで三鷹駅周辺のライトアップといえば、毎年『古道具』のライヴパフォーマンスでお馴染みの南口(三鷹市側)のことでしたが遂に武蔵野口(北口)も冬化粧に乗り出したというわけです。とはいっても別に『ル・オードムーゲ』の演奏があったりするわけでもなくささやかなものではありましたが…。
そんな北口ライトアップ、突然に始まったその夜のバイユーでは「あれって去年もやってた??」「今年からだ…よね」と自信なさげな会話が交わされていたのでありました。
皆さまご心配なく。今年からだそうですよ~!

そんな武蔵野市の夜をもう一景。
081119k_2 以前もご紹介いたしましたが、深夜に将棋バーと化したバイユーです。見方によれば頑固親父の集うアイリッシュ・パブの趣きですが、バイユーはそんなものを目指しているわけはまったくなく、女性客に支持されるちょっと素敵なバーをこそ目指しているのであります。しかし、現実はおでんを仕込み干物を焼き、深夜将棋バーを切り盛りしたりする日々。これらすべて素敵なバーへの抵抗勢力、と呼ぶべきものなのでしょうか?
写真は火曜日の深夜~共に地元民、著名な音楽文筆家Y名さんと三鷹音楽界の影の首領とも呼ばれる『P』のKウチさんの因縁の対局。1局目に痛恨!?の敗戦を喫したKウチさんが半ばやけっぱちな様子で「負けてうなだれるKウチ、という図でも写真に撮ってバイユーブログにでも載っけてやってくださいよ」。と仰り撮影となったものであります。左がにんまりゆったりと2局目に入るY名さん。右側が敗北を引きずり意気消沈、悪い流れの中に足を踏み入れつつあるKウチさんであります。秋から冬へと向かうある日、武蔵野の夜はかくも味わい深く更けていったのでありました。

というわけで、遠方の皆さまもイルミネーションでも眺めに是非三鷹まで足をお運び下さい!