バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

6月に梅雨明け!?の夜

2018-06-29 | ある日の出来事
まさかまさかの梅雨明け!
ここ数日の天気を見てもしや?とは思わなくもなかったですがそれでも驚きです。
とにもかくにも今夜は梅雨明け祝い。開店から8時半までの2時間、ハイネケン生ビールを400円でご提供いたします!
早めにやって来た夏をビールで迎えましょう。お待ちしております!!
自動代替テキストはありません。

今夜そして週末のお知らせ。

2018-06-27 | 営業時間等のご案内
今夜は通常営業。

6月30日(土)はかなり久しぶり!の通常営業の土曜日です。
土日に飲みに行きたいんだけど…や、遠方の方々お持ちしております。持ち込み音盤大歓迎。6時半開店です。

6月28日(木)は23時キックオフのワールドカップ2018『日本vsポーランド』戦を放送します。決勝トーナメント進出がかかったグループリーグ最終戦を一緒に観戦しましょう。
1人でじっくり観たい!やスポーツバーで盛り上がりたい!と言うのでなければ…是非に。

明日土曜日はfrom山形!遠田和範大感謝祭。

2018-06-22 | イヴェント案内
今夜金曜日は通常営業。
明日6月23日土曜日は
乞食晩餐会&三鷹バイユーゲイトpresents
『遠田和範大感謝祭!』
出演:佐藤慎一(乞食晩餐会 from 山形/酒田) / ダブルマンダラ / 課外授業(from 山形/酒田)

開場18:30 開演19:30 2000円(+1drinkオーダー)
★山形を中心に活躍するロックなアコースティックデュオ『乞食晩餐会』。酒田の奇跡、キチガイフォークデュオとも呼ばれる彼ら。ギターの佐藤慎一がソロでバイユーゲイトにやって来ます。
彼から「遠田さんとの約束を果たしに…」との言葉を頂きました。
旅立って丸2年以上が過ぎた今もバイユーゲイトでは大切な友人として記憶に生き続けるドラマー遠田和範。
そんなエンタとの縁でいつか呼びたいと思っていた乞食晩餐会。今回は佐藤慎一ソロですが彼の熱意で素晴らしいライブを開催できそうです。
遠田と佐藤くん二人の生まれ月である6月に開催する『遠田和範大感謝祭!』。
エンタがドラマーとして活躍した『ダブルマンダラ』、佐藤慎一&佐藤良子による『課外授業』と楽しみなラインナップです。
「遠田の生まれた時期に彼の残したものを繋いでゆく企画をやれればいいんだけど、まだ時期尚早かな…」と考えていた店主の背中を押してくれた佐藤くんに感謝しつつ、バイユーゲイトも共同企画者として良い夜になるよう気合い入れて生きます!

ニールヤングのアーカイブ作『Tonight's The Night Live』に手をだす…

2018-06-21 | 音楽
基本的に近年流行りのアーカイブものにはあまり手を出さないようにしているのですが
4月にリリースされていたニールヤングの『Roxy: Tonight's The Night Live』に手を出してしまいました。

ハタチの頃onthebeach、tonghtthenight、timefadesawayを聴き狂っていた身としましてはさすがに即買いでしょう!
上記のアルバムがあまり好きでない方にはおすすめいたしません。
創作衝動のおもむくままに、録音したばかりでリリースされてなかった『TONIGHT'S THE NIGHT』をオーディエンスの前でエキセントリックに披露するニールヤング。
(アルバムはその後、少々オクラ状態となる)
若造の心に引っかかったヒリヒリするようなニールヤングが、生々しく現れる。
僕にはもはやこの音源が良いのか悪いのか、よく分からない。
rustneversleeps以降のグランジのゴッドファーザー的なニールヤングとも少し違う手触り(かなり地続きだけど)。
この曲たちを人前で演奏することに意味があったんだろう。

アンコールには後にonthebeachに収録されるwalkonが演奏されている。堪らん。

大石みつのん&けんぢまん楽しかった!

2018-06-21 | ライヴ報告
5月31日は福岡からやってきた初登場大石みつのん。元『りぶさん』、ソロとしては初のけんぢまんのライブでした。

けんぢまんは流石のステージング。
お客さんを掴むのも早ければ、盛り上げるのも早い(笑)

トバすなぁ〜と思って見ていたけど結局最後までそのまま押し切るのが素晴らしい。
お客さんが喜ぶのもよくわかる。聴かせて、楽しませるライブショー!これは三鷹でも人気出そうです!!

大石みつのん。

共通の友達も多いのになかなか出会えなかった人の一人。
噂通りのルーツミュージックを楽しく聴かせる「手練れ」さんでした。

初めて聴く人も一気に引き込む間口の広さには感心しました。

最後は二人で。

楽しさ2倍。お客さんの笑顔も2倍。皆満足気でした。

2人とも一般的にはマニアックとも思われるブルースやジャズ、ソウルのルーツミュージックをベースに演奏するミュージシャンなのに垣根が低くって間口が広い。
僕は通過儀礼がなければ簡単に馴染めないようなミュージシャンに惹かれることが多かったけれど、彼らのように自分たちのルーツをしっかり保ちながらも親しみやすい音楽を聴かせるミュージシャンにはとても関心させられる。こうした試みを旅をし、自らも楽しみながら続けるというのはなかなかタフなことだと思うのです。やるなぁ!と素直に思う。
是非、多くの方にお楽しみいただきたいと思います。
けんぢまん、次回は7月18日に登場です!

古田&ヤス+優三!やっぱり素晴らしい。バイユーでバンドを聴くならまず彼らを!!

2018-06-21 | ライヴ報告
5月27日は京都からバウンドの古田光郷さんがやって来ました!
早くも今年2度目の『古田&ヤス+優三』。
前回2月、思わず当ブログに「気絶するほどカッコイイ」と熱く記しましたが今回も本当に素晴らしかった。

熱いソウルに、温かい歌声。そして最高のビート。

弾けるヤスくんのギタープレイに。優三くんの歌に寄り添い支え、先導しドイライブするドラムには改めて惚れ惚れする。

そして古田さんの切れ味鋭いギターカッティングにはやっぱり興奮してしまう。
切れ味鋭いって言ってもきらめくナイフみたいなかんじではない。
もっとヒューマンな手触り。
ガツガツ、ジャキジャキ刻むリズムギターとは別次元のカッティング。

嗚呼、こんな風にギターを刻むことができたら、バンドってどんなに気持ちいいことだろうか!!

膨大な膨大な積み重ねと
やっぱり、才能や感性が必要なんだろう。

左手の指でコードを抑えて右手を振り下ろし弾くだけ、それだけだからこそとてもとても遠く感じる。
ずっと聴いていたい、感じていたいようなギターカッティングです。

今年3回目となる次回は9月8日土曜日に決定しています。
これはもはやレギュラー化?

バイユーでバンドサウンドを楽しむなら、ぜひ彼らを!
熱くおすすめします。

日本vsコロンビア戦楽しみました!今夜は通常営業。

2018-06-20 | 営業時間等のご案内
昨夜の日本vsコロンビア戦はまさかの開始早々の大チャンスからに意外な展開。予想外の試合内容だっただけに落ち着かない感じで楽しみました。
忘れられない試合となりましたね。
お客様は思ったほど集まらなかったけど、
女子力も有り、ゆったりではなく大歓声で盛り上がりました〜
前評判からするとまさに奇跡的勝利でした。

余韻がありつつも今夜は通常営業です。
『はちみつ生姜チャーシュー』『コーンビーフマカロニサラダ』400円などなどご用意してお待ちしております。

久しぶりのMOTELとタケQ。良い雰囲気でした!

2018-06-20 | ライヴ報告
5月26日は地元の星めおとフォークデュオ『MOTEL』と久しぶりに大阪からやって来た『スワンピータケシ&杉本Q仁美』のめおとデュオ対決でした。
それぞれキャリアも長く、東京以外でも一緒に演奏するなど気心の知れたふた組だけに場を作るのも上手く。とても良い雰囲気のライブでした。

音的にはクールなMOTELと土臭めのテケQと少し違うのですが、

中盤の女子組デュオ『もんQ』も含めトータルで楽しませてくれる流石の展開。
お客さんも満足気でした。
しかしMOTELのひんやりした手触りと、日々の暮らしの暖かさが混在する楽曲の数々はなんともいいですね。2本のギターの音色に気を使った男女デュオは実は結構刺激的です。

Jポップ的なんかでは決してないけれど、アングラ的でもない絶妙の佇まい。未体験の方には一度是非!とオススメしておきます。
※タケQの写真を撮ったはずだったのに!すいません。

久しぶりのストーンズナイト!濃厚だったのに少しもったいなかったかな?

2018-06-20 | イベント報告
5月25日は久しぶりのストーンズナイトでした!
『俺にストーンズのUKオリジナルシングル盤をかけさせろ&語らせろ!』
ホストに渡辺紀男さん(音盤愛好家、Berry)山本慎也さん(音楽ライター、山本慎也ブルースバンド)を迎え
濃厚にお送りしました。

サイコー!
ご来場の皆様は皆大満足でした。
なのに集まった方が少なかった…。これはバイユーの力不足でお二人には大変申し訳ありませんでした。
これにめげずに、まだまだやりますよー!
なぜならサイコーに楽しかったから。
皆様お楽しみに!

※beforetheymakemerunのプロモシングルが別バージョンだったのには驚きましたねー

ROIKIライブを堪能。素晴らしい!新作CDも素晴らしい!!

2018-06-20 | ライヴ報告
すっかり時間が経ってしまいましたが5月23日には大阪からロイキさんがやって来ました。
題して~16年振りのアルバムリリースをバイユーでも祝おう!の会~。

10数年前から「出る、出る」と言いながらとうとうこんなに時間が経ってしまった新作アルバム発売をバイユーでも祝おう(レコ発はジロキチで開催済み)という夜でした。
しかし!かつて主催していた『高知しばてん魂レヴュー』のパンフレットやフライヤーのプロフィールに何度も「久しぶりの3枚目のアルバムを近々リリース予定!」と書いたことでしょう。
私、立派な嘘ツキになってしまったものでした。
その間には一度完成しかかり、やり直すことにした、なんてこともありました。

そんなロイキ先輩。ここ数年毎回絶賛していますが、ライブはやっぱり素晴らしかったです。
もともと稀有な存在のブルースプレイヤーでしたが、大阪移住後のブルース表現の深さ柔軟さの高まりには驚かされます。
こんなデルタブルースの弾き語り、なかなかいません!

ロイキさんには「泥くさい酔いどれブルースマン」のイメージを持つ方が多いかと思いますが、
近年の演奏はプリミティブな演奏の精神性よりも「より音楽的」な側面でのブルース表現の深化が印象に残ります。
思えばロバートジョンソンだってあの(表現としてまとを得ているかどうかはわかりませんが)ビートや歌の拍に感じる「ポップさ」にインパクトがあるのではないでしょうか。
プリミティブな衝動や不安定な精神性が生む唯一無二な感覚も、ブルースという音楽の完成度あってこそリアルに迫ってくるように思います。
ロイキさんの近年の演奏には繊細で深い表現力を感じます。そこに個人的なニオイが絡みつくのです。
毎回当然のごとく手触りは異なりますが、それぞれブルースとして素晴らしいなと感じています。

似ているわけではありませんがAZMUMIさんの演奏を聴いた時に感銘を受ける感覚に近いような気がします。
4月にW.C.カラスさんを観た時も繊細な表現力の高さに感激しましたし「プロフェッショナル」ミュージシャンは技術の高度さよりも、まず音楽的な繊細さの基準が違うように思います。

そんなことを考えてしまうくらいに充実したライブでした。堪能しました。

アルバム『Bootlegger』もそんな近年の充実感が詰まった真っ当に個性的な音盤です。

彼の音源への感想でたまにある「これナニジンが歌ってるの?」な歌声と絶妙なギター。
少しダーティでロウファイ(死語かもしれませんね…)なサウンドも、音楽が真っ当だから奇をてらった感じでなく良いアクセントになっているように思います。 

買い!です。

※ロイキさんにCDへのサインを求めたら、逆にサインを求められ絵付きで気さくに応じたかざま鋭二さん♪