先週土曜は七夕。残念ながら天候には恵まれませんでしたがこってりと濃ゆ~い夜となりました。
ようやく濃厚七夕ボケから回復して来たので報告いたします。
7月7日、ロマンチックな七夕の夜にバイユーが企画した『七夕BLUE』。~雨天上等~なんて余計なキャッチフレーズをつけたせいか…厳しい天気ではありましたが、素晴らしいLIVEとなりました!
都内ライヴシーンで素敵な写真を撮っているフジヤマさん提供の写真と共に振り返ってみることにいたします。
まずはシアトリカルなステージで新境地?を見せてくれた不汁無知ルのインパクト十分の演奏に圧倒されました。蝋燭を何本もつけて回るのに3~5分?息を詰めて成り行きを見守るお客さん。「シリアスな遊びをしよう」そう、面白いモノには時間がかかるものなのです。ゆっくりとバンドの世界観に引き込まれるとあとはもう圧巻。過渡期、というか進化中の感はありますがこの方向性は彼女たちに相応しいのでは?これは見る価値有りです!
続いてロードックンロールで45分ぶっ飛ばしてくれた詩人・田村鉄火さんに歓声が上がる。
この人ホントロックしてます。そうロックンロールなのです。ジャポニカのノート抱えた彼は、ギター抱えたロックモドキなんかよりずっとロックンロールです。『GGG』を聞きたい(!)なと思っていたらやってくれて嬉しかったです。知っているネタでも胸が熱くなる。詩の朗読というよりもやはりロードクンロールなのですね。未見の方は次回こそ是非。
そして!!富山からやって来てくれた
大屋 “W.C.カラス” 清さん。
骨太なオトコ臭い日本語ブルース!ブルースファンの方々はこの人の名前を覚えておいてソンないと思います。
正直、事前に頂いていた音源よりもずっと良かったです。やはりナマは切れ味が違います。オールドギルドのハコギターから炸裂するブルースはリアルで生々しく、時に滑稽で「生」の臭いがしました。そんな歌に僕のブログの一節が使われていたのには感激しました(笑)
アンコールにも応えてくれたのですがもう少し聴きたいと思ったものです。当然、また来て下さいとお願いしたのでした。
最後はロイキにーさん!!終演後「俺はムラがあるき…」とか言ってたらしいですが、3組の強力な演奏に刺激を受けてか自由度とテンションの高さに溢れたブルース濃度の高いLIVEを披露。ビシっと締めてくれました。
そうこの日のロイキさんは良い佇まいをしていました。
4時半入り6時半開場なのに7時10分にバイユー入りすることを除いては…。でも凄いところは僕も含め、誰も普通のことと捉え気にもとめていないことでした。まぁ雰囲気悪くならなくて良かったです(笑)人徳ですね。
おお!ふと気けば不汁の高田さんとカラスさん以外はすべて高知県人だ!!(笑)
雨の中、集まってくれたお客様方(間に合わないと合羽に自転車で駆けつけてくれたYさんありがとうございました!)も楽しんで下さって「良い七夕」でした!
もうコッテリは十分、かと思ったのですが…(続く)