バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

ザリガニ食べて、古道具聴いての土日。

2010-08-30 | ライヴ報告

土日はなかなか楽しかったです。1年振りのザリガニは懐かしくも新鮮な味。味見を数尾しただけなのですがビールと楽しみたい!と思ったものです。
日曜日の古道具はドラムのトンちゃん抜きのトリオ編成。それもあって久しぶりに完全アンプラグドを選択。音の響きも繊細でグルーヴも柔らかく、自分としてはこういう彼らもいいなぁと思いました。某女性トリオの曲も披露、ロックンロールしてましたね。連日の暑さ故かお客さんも少々疲れ気味の感もありましたが、終演後はビリー岩田がふるまったザリガニをつまんで和やかに楽しんでいただけたようでなによりでした。やっぱり古道具は三鷹ですね♪
そうそうザリガニは本日月曜日もご提供いたします。


本日7時よりザリガニ宴!明日は『古道具』!

2010-08-28 | イヴェント案内

本日は7時より恒例のザリガニ宴を開催いたします。ルイジアナ気分で是非どうぞ!

そして明日はお馴染み『古道具』のライヴです。デッドのようなブルーグラス、ドーグミュージックそしてアコースティックスウィングが好きな方なら必ず満足するはず♪

お待ちしております。


まるでロックフェス!錦糸町河内音頭

2010-08-27 | ある日の出来事

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見て下さいこの写真!若者が大喝采。大歓声の先、ステージ上には着物姿のおじーさま(と言ったら怒られるやろか?)鉄砲光丸師匠がいらっしゃるのです。

今年もバイユーを抜け出して(ごめんなさい)『錦糸町河内音頭大盆踊り』に行ってまいりました!いつもながら凄い熱気でした。踊って来ました。
新陳代謝が悪いのか普段あんまり汗をかかない私ですが、気持ち良く汗をかいてまいりました。途中でビールから水に替えるくらいに踊り優先。ホント、ここは最高です。
今年も浪速のリトル・ミルトン、司家征嗣さんはカッコよかったし満足です。アンコールが終った時の大歓声とお客さんの反応はまるっきりロックフェステイバルでしたね。毎年思うのですが凄いイヴェントだ。来年は30回大会です♪
今夜はもちろん通常営業、明日はザリガニ入荷、そして日曜日は『古道具』登場。地道に精進いたします。どうかよろしくお願いします。


ささやかな幸せ

2010-08-27 | ある日の出来事

一昨日のこと。お客様方と話していたら「もうすぐだ」という話になった。
暫くして丁度日付が変わり、お客様の特別な日を迎えました。
「特に意識はしてないし、大したことじゃぁない」と仰ってましたし…ほんの偶然、もしくは「別にバイユーで迎えてもいいか」だったのでしょうけれど。
こういう仕事をしている人間としては、お客様にとって「そんな瞬間を迎えても嫌じゃない場所」であったことがなんとも嬉しく思ったのでした。
いつも別に苦労なんて感じているわけじゃありませんが、こんなことがあると労が報われるような気がしますね。いや、ほんまになんの労もないがやけどね。


土曜日はザリガニ宴

2010-08-25 | イヴェント案内

来る8月28日、土曜日は
今年もやります!のザリガニ宴を開催いたします。
『クロウフィッシュ・パーティ』と題してニューオーリンズ・スタイルにボイルしたザリガニをつまみつつザディコやR&Bを楽しみ、飲もうという宴です。
7時開宴、どうか各自気ままにお集り下さい。お楽しみに!

そうそう、ザリガニは十分に用意する予定ですが、昨年同様売り切れ御免であります。


『SOAP OPERA』は大傑作なのだ!

2010-08-24 | 音楽

Soap_opera バイユー近辺や友人知人にはなかなかに知られていることだけど僕はキンクスが大好きだ。なかでもRCA時代のアルバム『SOAP OPERA』が大好きだ。「キンクスって沢山あるけどどれが好きなの?」と聞かれると必ず「ソープ・オペラ!」と答えてきた。「一番いいキンクスのアルバムは?」「ソープ・オペラ!」。と、こんな具合にこの昼メロ(ソープオペラ:石鹸会社がスポンサーなことが多くてこうよばれた)風味のストーリーがAB面を通して描かれるコンセプトアルバムを大傑作だ!と声を大にしてきたものでした。

そんな本作のアナログレコード、英国オリジナル盤を昨日入手しました!!
実は大好きな盤だけに、せっかくなら綺麗な(状態の良い)オリジナル盤を…と長く入手の機会を窺っていたのでした。そして手に入れた憧れの盤。ジャケットも綺麗で盤質も素晴しい。なにより音に満足。長くCDで我慢したかいがありました。
昼メロ仕立てのストーリーアルバム、というとなんだか難しくてとっつきにくいコンセプトアルバムを想像する方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。大仰でも大河でもない、
些細な内容です(笑)
描かれ歌われるのは一般的なサラリーマンの日常。家を出て体験するラッシュアワーの様子を歌ったり、9時から5時までの仕事の様子に仕事帰りの一杯。ホリディロマンスに家庭の束縛。
ただし主人公ノーマンは次第に精神が蝕まれ、自分が実はスターメイカーというロック・スターでノーマンに乗り移り平凡な一市民を演じている(体験している)という妄想の世界に生きている。…しかしやがて自分が群衆のなかのひとりだということを受け入れ、平凡な生活に戻っていく。というお話。
厳しい通勤や、勤め人暮らしの経験もないレイが歌う平凡な市民の日常。なんともナメきっています(笑)
歌詞に威勢の良さの欠片もないロックアルバム。僕はネクタイして勤めてる時代、通勤時に良くこのアルバムを聴いていました。「しょーがないねやぁ~」と苦笑いしながら。多くの楽曲のテーマがおよそロック的な感覚とはかけ離れたトホホなものが多いキンクス(レイ・デイヴィス)の作品ですが、このアルバムは特に酷い。アンチロックとでも呼べるような素晴しさ。自宅の(妻が選んだ)サエない「アヒルの壁掛け」を歌ったロックンロールってなんなんだろう???
こう書いているとケナしているように感じるかもしれませんが大~きく違います。ステレオタイプなロック感とは異なる作風はレイのソングライティングの大きな魅力ですし、この『ソープオペラ』は何より曲が良い。メロディが良いのです!!シニカルなユーモア?に溢れた3分前後のキャッチーな楽曲が12曲小気味よく収録されていて、メロディが素晴しい。本当に傑作だと思います。B面アタマの『Underneath thaNeon Sign』。「また飲み過すぎた…」と街頭の下で立ち止まる。。。なんとも胸に沁みる?名曲です。キンクス屈指の名曲です。

しかし!!そんな『ソープオペラ』ですが…音楽マスコミ、評論家さんのウケは極めて良くないのです。ハッキリ言って評価が低い。「駄作」扱いしている表記さえ見たことがあります。特に日本での評価は本当に低い。これはもうどうしようもない、残念ですが「ココロが悪い」。どうかしているとしか思えません。キンクスの3度目の来日公演の豪華なパンフレットの中でさえ悪く書かれているから驚きです。そんな低評価が時を経てすっかり定着してしまっているというのが現状です。これにはレイ・デイヴィス本人が本作を「良くない」と認める発言をした、というのが大きかったようなのですが、だからと言って…「自分の耳や物差しを持てや!」って感じです。作者がどー言おうと関係ないことです。レイの発言なんてどうせその時の気分で思いつきで言ったのに決まってるし、別の機会に訊ねると気分が変わっていて「ソープオペラは自信作だ」とか言うよ、絶対。そんなヒトだと思うけどねぇ。。。
と、いうわけでソープオペラを悪く書いているライターさんを見かけたら「こいつは駄目だ」と思って下さい。

しまった毒を吐いてしまった!!どうしよう。パソコンのデリートキーが反応しない。。。なのでこのまま、このまま。

とまあ、こんなウルサいウダウダを思わず言わせてしまう程にキンクス1975年の傑作『ソープオペラ』は素晴しい、ということです。

今更ながらお薦めします。


アットホームで不条理な帰国報告会、無事終了。

2010-08-23 | ライヴ報告

土曜日は『不汁無知ル』のツアーからの帰国報告公演。ツアーで煮詰めて練った演奏による充実のファイナルステージ、といった趣きの2ステージ。渦ヨーコさんは珍しくMCも多めに、夏の旅路についてゆったりと語ってくれました。各地で購入してきたお土産をお客様に配る場面もあるなど、いつもの不条理さと薄暗さはそのままに。。。なんとなくアットホームでもありつつ、夜は更けていったのでした。

バイユーに日々集って下さるミュージシャンの方々がこうして些細な節目の演奏の場にここを活用してくれるのは、こういうスタイルの店をやっている意味を感じるというか~音楽飲み屋冥利に尽きるというかそんな感じです。

先日のMOTELの時も思いましたが、やって良かったなと思えるライヴでした。

というわけで本日も、もちろんやってます。


今夜は渦ヨーコ率いる『不汁無知ル』の「帰国報告会」を開催。

2010-08-21 | イヴェント案内

今夜8月21日は、つい先日京都~高知~三重~豊橋を廻るサマーツアーから帰ったばかりの『不汁無知ル』が「帰国報告会」と題してバイユーで演奏します。
ツアーの映像を流したりしつつ、サマーツアー最後の演奏も有り。ツアーの様子を想像していた方々には追体験?いや体験できる素敵なオマケの夜となります。
誘ったバイユーも緩~く迎えます。残暑の夜を渦ヨーコの不条理なサックスと歌で楽しもうと思っています。夏を乗りきって生還した?渦さんに会いたい方は是非バイユーへ!
19:00開場20:00開演。料金は1500円+1drinkオーダーです。


LOS LOBOSのニューアルバム、カッチョイィー!!

2010-08-20 | 音楽

Loslobostin_can_trust ロス・ロボスのニューアルバム『Tin Can Trust』、最高です。カッチョイイ!!
このひと言に尽きます。聴けば聴くほど良い。2010年夏の特効薬だ。

…聴けば聴く程、っていうことはですね。。。実は最初は、、、もちろん素晴しいけれど~少し地味、かなぁと思ったりしていました。愚か者ですいません。「新味がないし」なんて言ったりもしました。お恥ずかしい。

前言?撤回。意欲的で成熟してて、枯れていなくって…めくるめくロス・ロボスワールドに暑さで茹だったアタマが程よくシェイクされていい感じです。時間が経つにつれて良さが沁みてきました。でも渋い、という感じの沁み方じゃあなくって隠れていた「カッチョイィー!」が起き上がってきたもんですからファンキーです。
確かにロスロボスの音楽に馴染みがない人には少しとっつきにくい手触りなのかもしれませんが、お好きな方にとっては絶対買い!の1枚です。ブルージーなギターサウンドから粘っこいラテンロックまで、そして思わず身体がよじれるインストナンバーまで、とにかく楽しめます。
残暑対策はコレですね。


あまりの暑さにコンタンズを思い出す!!そう、あのコンタンズです。

2010-08-19 | 音楽

残暑を楽しみます、なんてさっき書きましたが一瞬で忘れてしまうほどの暑さ。コレってなんか変やよな~。。。まさに熱風が吹いています。屋外で仕事をしていたり(Eンタさん生きてますか~)野球をしていたりする方々にはなんというか畏怖の念を禁じ得ません。私、短パンにTシャツで屋内ながら既に首のあたりが茹だっております。

そうです。熱風なのです。先日熱風に煽られているとふと
「ああコンタンズに『熱風』って歌があったなぁぁ」と思い出しました。

コンタンズ、知ってますか?「中央線の至宝」「くすぶりつづけるソウルマン」と言われたりもするヤツラです。高円寺、阿佐ヶ谷の飲み屋巡りの長い方々には知名度はそれなりのハズ。高円寺阿佐ヶ谷界隈のライヴバーに足を運ぶことの多い方々にとって知名度はなかなかのハズ。中央線界隈のバンドマン達には知名度は高いはずだ!あの界隈で飲んでると「ああ、名前は見たことある(ライヴスケジュールで)」「名前は聞いたことある(悪い噂?)」「昔の彼氏が好きだった」等々狭いエリアではなかなかのヤツラだ。

キャリアも長い。15年くらいは演ってるのか?ホーンも入れたバンド編成の時代もあったし、長くデュオでもあった。最近までトリオでロッキンしてたけれどメンバーひとりが南の島に去り今はボーカル&ギター&ソングライターのタクゾーがひとりでコンタンズしてるんじゃないかな?まぁ極論すればコンタンズってのはタクゾーのことなわけだ。

このコンタンズ。音楽はまったく本当に素晴しい。古い歌謡曲とポップなR&Bマナーが同居するような懐かしくキャッチーでココロに残るメロディ。耳の端っこに引っかかって離れない言葉のカケラ。ちょっとやるせないというかなんというかロクデナシ感がなんとも気分だ。同類に近い男どもの酔っぱらった頭には小さく響くし、駄目なところだらけの男のイイところを無理矢理探す日々を送っているような女性のアルコール漬けの胸には軽く爪を立てる。そんなイイ曲、が沢山。一度聴けば覚えてしまう。狭い界隈の酒場の流行歌、かなぁ。なんというかグッとくる。時折口ずさんでしまうのだ。
そんなわけで彼らの昔の曲『熱風』を思い出したのでした。他にもつい口ずさむ歌が沢山。『そんな日も来るさ』『夜の真ン中』『笑ってByeBye』『君の笑顔が見たいだけ』『やさしい雨』などなど。そうそう昨年、トリオのコンタンズの総決算として出したCDのタイトル曲『さようなら』は名曲だ。

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というように個人的に思い出も思い入れも深い彼らコンタンズ
音楽はサイコーだけどなんとも●●で■■なヤツで●●が■■すぎる。本当に●●●●●だ。あれは何時だっただろ?一緒に廻った関西ツアーも連日の●●●●●さ加減炸裂でなんとも■■で最高だった。●●●もない思い出がいっぱいのコンタンズと俺。

え~かつてよく「音楽最高、●●■■」などと言っていたら年長の方から「あんまり人様のことを悪く言うもんじゃないよ」と言われたことがあったので伏せ字にしてみました。

あれ、考えてみればしばらく聴いてないぞコンタンズ。このブログを読んでくれている方々にもファンがいることは知っているけれど、おそらく聴いたことない人も沢山いるんだよなーとふと思う。どうしてるんだろ?少しご無沙汰だな、元気かね?連絡してみるか。バイユーで久しぶりに歌ってもらうのが一番か、間違いないな。俺が聴きたい昔の曲なんてやらないんだろうなぁ。いつも音楽があってやりたい新しい歌がいつも沢山あるヤツなのだ。そうか!3ステージワンマン、ネタが足りないくらいたっぷり演って貰えば流石に少しは古い曲も歌うだろう。昔のディスコのハコバンみたいか(笑)「長いライヴは疲れる」とか言いそうだな…●●●だから。
でもこれだけウダウダと紹介した以上、どんな内容でもいいから久しぶりにライヴ企画したいな。しょーがないなー聴きたくなってしまった!暑さのせいかね。
とにかく生存確認だな。北海道出身のタクゾーは暑さにも寒さにも弱いから。。。


感謝御礼。

2010-08-19 | ある日の出来事

昨日は朝から、そして昨夜~皆々さまのお祝いのお言葉等には感謝感激でありました。
毎年のことではありますが、個人的な新年を迎えるって素晴しいことだと感じさせていただきました。バイユー界隈ではハーモニカ●▲士としてもお馴染みMヤケTさんから「ゆうさんの誕生日はハイパー(818)だ」となんともオヤジでファンキーなメールを頂きました。これからはハイパー、使わせて頂きます。

皆さんありがとうございました。残暑を楽しみつつ今夜もバイユー精進します!


隔世の感

2010-08-18 | ある日の出来事

ここ数日はあまりに暑いので、久しぶりにパソコンでニューオーリンズのローカルラジオ局WWOZの生放送を聴きつつ諸々の用事を済ませている。いわゆるインターネットラジオだ。簡単に聴けることを知った当初はかなり盛り上がって聴いたけど、最近はたまーに聴くくらいだった。
でもこの猛暑。ニューオーリンズの空気をパソコンから吸って、少しでも暑さを楽しもうとしているというわけです。時折針音ブチブチの音源が流れていい感じ♪
しかし東京に居ながらにしてWWOZを聴く、なんて少し昔なら考えもしなかったことだ。そんなことができると初めて知った時は驚いたなぁ…。だいたい留守番電話が出現して驚いてたくらいの世代ですから。…なんというか、まさに隔世の感があります。アパートに電話だってなかったのに、今じゃ携帯がほとんどパソコン。。。
ちなみにもう3分の2が過ぎたけれど、今日は私の生まれた日。暑かったがやろうなぁ。当然ながら、かつては自分がこんな年齢になるなんて思いもしなかったもんです。2010年 なんて凄いな。
精進します。Wwoz


しかし凄いなこりゃ。

2010-08-17 | ある日の出来事

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ナニが凄いって~今年の夏です。

梅雨明けからずーっとコレですからね。凄いとしか言えません。
94年だったっけ?スーツ着て仕事してた時代に1度強~烈な夏があった。
横浜を仕事で歩いてて「これは死ぬ人がでるかも、俺だって危ない」と思ったものだ。
そのとき以来、いやその時よりキツイかも。

スーツにネクタイじゃなくってTシャツに半パンなのに今年の方がキツく感じるんだから本物だこりゃ。ベトナムだってこんなにキツくはなかったように思う。

8月生まれで暑いの大好きと広言していますが…すっこしだけ参ってます。

欲望に負けず、ビール飲まずにビール売ってます。聖職者だ!!
今夜も、お待ちしております。