バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

BAYOU AIDの写真展、12/11まで店内にて開催中。

2015-12-04 | イヴェント案内
昨年12月の火事延焼被害を受けロッカチェリーのナツコさんをはじめとする有志にて開催されたLIVEイベント『BAYOU AID』(バイユーエイドの夜についてはこちらをご覧下さい)。
その時にカメラマン諸田英明さんが撮影したカッチョイイ写真の数々。それらをもっと多くの人に見て貰うべく、11日のロッカチェリーワンマンlIVEに併せてバイユー店内の壁を使って写真展を企画しました。
あの日弾けて楽しんだ方、行けなかった方、出演した方、興味ある方にぜひ見て頂きたいと思っています。
企画者、ナツコチェリー&諸田さんありがとー!カッチョイイです。皆さんお待ちしております!

※期間中のLIVE、イベントのある日はそれぞれの入場料金がかかります。

4年振り!のチェリーボーイズ。新鮮さたっぷりでした!!

2015-12-04 | ライヴ報告
昨夜は木曜日でしたがLIVE営業。
『11年目のバイユーへ!企画』の第1夜でした。
出演はチェリーボーイズ(町田謙介&JOJOサワド&岡地曙裕)。めったに見られないスーパーユニットとして知られる彼ら。
最近聞かないな、と思っていたらなんと丸4年ぶりのLIVE。しかも前回もバイユー。

久しぶりも久しぶり、だけあって瑞々しさいっぱい。
以前は自称コーラスグループ、という印象もありましたが(スイマセン!)
男性コーラス、楽しませていただきました!

歌心爆発のあまりに溢れ出す、独特のビート感も心地よく。客席もカウンター内も終始笑顔で楽しませていただきました。
ご本人たちもそうだったようですが、聴く側もホント新鮮。南国風味をゆる~く味わいました。
サイコー!また聴きたいです。

今年何度もバイユーにご出演頂いた町田謙介さん。昨夜が今年最後の出演でした。
昨年の火事の5日後に店頭路上でナマ音LIVEを決行してからもうすぐ1年。
屋根に穴があいたまま、エアコンのないままの非常時&不自由なバイユーに1年の間になんと5回の出演!!!
冬の路上、真冬の暖房なし、灼熱エアコンなし、ビミョーな緊張感の中、そして昨夜。なんと申しますか、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうマチケンさん!

Aカップ復活、の夜

2015-12-04 | ライヴ報告
日曜日は、楽しみにはしていなかった『Aカップ5』でした。
「だって大変なんですよ~!」な、知ってる人は知っている謎の企画、バイユーゲイト・アコースティック・ジャンボリー。
第4回が昨年10月なので1年以上を経ての復活でした。「帰って来たAカップ」と名付けられた今回。
緊張感はそのままに、いつもよりは和やかに(笑)行われたような気がします。

今回の優勝者はTッキーさん。

2位に遂に入賞!のKザマさん。そして3位にマグレでも嬉しい初入賞の私店主、という結果となりました。

少しずつ日常が戻ってきつつあるのを実感した夜でした。皆さんありがとう。


※トリの座を引き当て、嘆きつつも健闘した若き星、Tジくん。

GWOとりぶさんで大騒ぎ!

2015-12-04 | ライヴ報告
先週土曜日は楽しみにしていた『ゴールデンワックスオーケストラ(以下GWO)』が噂の『りぶさん』を連れて来てLIVEを開催、の夜。
バイユー大推薦クラリネットでソウルミュージック!の『GWO』についてはバイユー近辺の方々は皆さんご存知として『りぶさん』!
噂のと書きましたがミュージシャンやLIVEバー同業者の評判が極めて高く、とても楽しみにしていました。

そんな11月最後の土曜日、店内は満員。廊下にまでお客さんが溢れる熱気の中、先攻はりぶさん。

ギター2本にエレキベースの3人で全員が歌いコーラスをキメる。開始早々トップギアで客席を大いに沸かせてくれました。
ソウル、ブルース、ファンクに南国風味、そして親しみやすいポップミュージックのエッセンス。それらがとても楽器3本とは思えないファンキーさで迫ってくるのだから盛り上がります。

バイユーは早くもLIVE終盤のような盛り上がり。やるな~噂通りだ。

後攻はこの日のホストGWO。
GWOはコールデン近藤哲平のユニットで相棒のギタリストは変動制なのですがこの日は初参加のビューティフル美田。
これまで別セットでは何度か出演してくれた美田くん、切れ味と歌心あるプレイを披露。傍から見ていて見ていてもかなり難しそうなGWOのギタリストをしっかりと務めていました。

「(演者構成的にも)りぶさんに後でやってもらうのが当たり前かと思わないでもなかった」というような事を言っていた哲平くん。
「盛り上がるであろう、りぶさんの後に出て行った自分がどんな風になるか?にも興味があった」と、いきなりテンション高く、気合いの入りまくった演奏を聴かせてくれました。りぶさんファンも思わず引きこまれ後半戦も序盤から大歓声でした!

日頃からサム・クックが好きと(気合いを入れて)公言する哲平くん。
彼のプレイからは俺の思うサム・クックの音楽の一部分が激しく伝わってきます。
サム・クックの歌声、メロディって身体にグイグイは入り込んでくる優しいエゲツなさがたっぷりです。
何か作業をしながらや歩きながら、自転車に乗りながら口ずさんでいるとその歌心メロディ躍動感にどうにもこうにも辛抱堪らんようになってアドレナリンが放出されるような高揚感を味わいます。
そう、音楽に浮かされて我を失うようなアノ感覚です。
哲平くんのサムの歌声を紡ぎ出すクラリネットプレイはその「良すぎて」辛抱堪らん!爆発する!どーするがな!?感がビンビンに感じられ僕はとても共感するのです。
そして勿論、その感情をコントロールして、破綻することなく聴かせる音楽として成立させている。
「どーだよ!サム・クックすげーだろ!俺のクラリネットいいだろ!?」って迫ってくるのが堪らんのです。

最後はりぶさんの3人も加わってファンキータイム!客席の声の大きかったこと!!

両者、素晴らしかった。
バッチリ楽しんでくれたお客さんも素晴らしかった。

GWO、りぶさん、ありがとうございました。

りぶさんは神奈川、横浜方面での演奏が多いのですが「これからちょくちょく来ます!」と言っていただけました。今後が楽しみです。