かっぽ水。 2008-02-22 | つれづれの風景。 開明なる光を帯び、 清廉なる空気の中、 朝伐潔朗の如し青竹による、 透秀自若たる水は、 心地よい音曲を残しては、 湛水と交わることで、 奔脈誘う飛び水として、 然りの陽葉に点描を施している。 手水のうみで、漂う労葉が、清慈を引き立てる。 饒舌過ぎない。飾られ過ぎない。沈黙過ぎない。 滋味といえるものがそこにある。 その水が特別なのではない。 特別にしてしまうのは、私の望なのだ。 闊歩水。