咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

新撰組血風録・・・・スタート

2011-04-06 23:09:40 | レビュー
 NHKBS放送が今春から、BS1とBSプレミアムの2放送に再編成された。BS時代劇として、原作・司馬遼太郎の「新撰組血風録」がドラマ化(全12作)され、3日(日)18時45分から放送された。

 その前の時間帯は、大河ドラマが18時00分から放映されており、大河に引き続いて時代劇を観賞できることとなった・・・・・。

 生憎(あいにく)と今回の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」は、ホームドラマのようでとても大河ドラマの時代劇からほど遠いように思えて・・・・ならない。

 我が家では、いささか不評で見ないこともある。


 そのような中で、今回のBS時代劇は、余り見たこともない役者さんが多く出ており、ドラマの内容から当然のことながら艶やかさはないが、リアリティに思えるドラマに出来上がっていた。

 幕末の難しい世の中、どちらが正義で、どちらが悪行なのか・・・・視点をちょっと変えることで、その表裏も変わって行く怒涛の時代が舞台となっている。

 この新撰組血風録では、主人公として土方歳三にスポットを当てており、近藤勇の参謀として終生つき従い、近藤勇が断罪された後も「義」の心を持ち続け、官軍との最後の戦いの地、函館・五稜郭で散っていった。
 
 先般も新撰組を扱った池波小説「幕末新撰組」を読んでおり、こちらの主人公は永倉新八であるが・・・・・薩摩の人斬り半次郎こと、中村半次郎を扱った「人斬り半次郎」(著者・池波正太郎)と対比しながら、幕府側と官軍側双方からの物語も面白く読んだものである。


 農民の出である近藤勇や土方歳三が、いかに武士としての体面とより武士らしく一生を終えたいとの思いを常に持ち続け、武士としての信念を貫いたところが多くの日本人から愛されるのだろう。

 土方歳三を演じる永井大さん・・・・・時代劇初出演であったとのこと。でも、殺陣のシーンも多いが、うまくこなしており・・・・拍手。

 この役者さんのことは、それほど分かっていなかったが、5日のスタジオパークでの出演を見て素顔を知ることができ・・・・・好感を持つことができた。

 空手などの武道を子供時代から行っていたとのことで、初の殺陣であるがキマッテいたのはそこらあたりから来ているのかと・・・・。


 近藤勇役の宅間孝行さんもドラマの後半から、それらしくなってきた。ここでの敵役となる芹沢鴨役の豊原功捕さん、前回の大河ドラマ「新撰組」での佐藤浩市さんの芹沢鴨がよりアクの強さが見えたが、今回の芹沢鴨もそのアクの強さが見え隠れしてきた・・・・いいね。

 永倉新八役の阿部亮平さん、沖田総司役の辻本祐樹さんなども知らなかった・・・・失礼。

 ほとんど、知らない役者さんであるが、ドラマの方は初回の拡大版から大いに盛り上がっていたと思う・・・・残り、11回を楽しませてもらう。

 本格的、時代劇の放映が少ないもので・・・・・(夫)

 
 参考資料:NHK 公式HP他


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コメント
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