咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

菅首相の安易な発言・・・・

2011-04-13 22:35:00 | 報道・ニュース
 原発周辺には、「そこに当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」との発言で、住民の集団移住先について、5万~10万人規模の街づくりをしたいとの報道。

 人災とも思える福島第1原発事故による影響で、広域にわたる避難区域の方々にとっては、短期間と思われていた避難所生活もこのような簡単なものの考え方で、“最早、福島第1原発周辺の避難区域には、住めないだろうから、集団で内陸部に街をつくり移住した方がいい”と言ったようなことを発言する首相・・・・・・避難所生活をしている多くの人たちにとっては故郷を追われることである。


 簡単な言葉で、このような発言を聞くと・・・・当事者の皆さんには一体どのように聞こえることだろう。

 実態は、将来にわたって住めないような事態になっているものなのか、本当のところはどうなっているのか、この福島第1原発事故の収束への道筋はどうなのかなど、あらゆる情報を精査して、今後の対策と将来設計をキチンと組み立てた上で、対象地域の住民の皆さんに詳細な説明をすべきである・・・・・・しかるにこのような安易な発言は、住民の気持ちも考えない冷たい、思いつきの発言である。

 最高責任者である日本のトップとも思えない発言である。


 確かにそのような考え方もあるやもしれないが、ちょっと唐突な発言とも受け止められる。それでなくても、菅首相のトップとしての信頼性が薄らいでいる中で、今後も安易な発言が続くのだろう・・・・・情けないね(夫)


[追 記]
 菅直人首相は13日、松本健一内閣官房参与と首相官邸で会い、放射能漏れ事故を起こした福島第1原発周辺の避難区域について「そこに当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」との認識を示した。松本氏が会談後、記者団に明らかにした。
 松本氏は、避難区域などに住んでいた住民の移住先について、福島県の内陸部に5万~10万人規模の環境に配慮したエコタウンをつくることを提案。首相は賛意を示し、「中心部はドイツの田園都市などをモデルにしながら再建を考えていかなければならない」と語った。 
(出典:時事通信社)


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ちょっと・・・・遠出

2011-04-13 22:34:34 | 日記
 12日、朝から春らしい好天、ちょっと遠出となるが叔母のお墓参りに出向いた。毎年、この桜の咲き誇る頃、家内がお墓参りに行ってあげようよと誘う・・・・・天気もいいので久々のドライブも兼ねて出かけた。

 亡父の妹である叔母も亡くなって長い年月が経っているが、その叔母が時折り我が家にも来てくれた頃もつい先日のように思われる。

 年月の過ぎし日々、正に“光陰矢の如し”である・・・この歳になるとついついそのように思ってしまう。

 これも歳のせいかなと・・・・・。

 何事にも積極的で、好奇心旺盛な叔母であった・・・・・家内もそんなところが大好きであったと。

 かなりの田舎で、自然もたくさん残っている小さなお寺が叔母の家であった。住職も亡くなり、叔母も亡くなった今は、従姉妹たちもそれぞれ遠くに嫁いでおり、今では廃寺となっているが、年に数回墓参りを兼ねて姉妹たちが集うらしい。

 その従姉妹の一人は、北関東方面に嫁いでいるが、東北関東大震災の発生があり、当方の妹が心配になり連絡をとったところ、度重なる余震で“船酔い気分で落ち着かない”とのこと・・・・・。


 さて、高速道、一般道を走行し、その途中、青々と輝く大海原と白い砂浜を見ながら休憩。



「青い海と白い砂浜」


 そして、山間地へと向かう大型農道を走って・・・・・目的地に到着。

 お墓の古い花を取り替えて、線香の香を漂わせ・・・・・。

 「今年もやって来ましたよ」と手を併せた。


 折角、遠くまで来たので帰り道は遠回りし、以前登ったことのある山波の道路を快適に走行・・・・・あちらこちらと寄り道もしながら、我が家に無事に帰宅。

 久し振りに桜並木、海、山波を見ながら、美味しい空気を胸一杯に吸い込み、とても気分の落ち着いた1日を過ごすことができた。(咲・夫)


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