まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3470. アイドルマスター、16周年

2021年07月25日 | 日記

 明日、7月26日は16年前の2005年にアーケード版アイドルマスターの稼働開始ということで、アイマス自体の誕生日になっています。
 そこでいつものように、PS4のアイマスゲーム、ステラステージの新着PVで有志PがPVを上げてお祝いしよう、ということになっています。

 このアーケード版は、実は私は現役時代の稼働を見たことはありません。このブログが開設されて1年ほど後にとある同人誌発売会の会場でPが持ち込んだ、多分、買ったと思える筐体で動作しているのを見たのが初。その後、とあるナムコのゲームセンターで部分的に再展示されていて、ただしオンライン系はすでに中止されていたはずです。
 運要素が強く、ゲーム内の1年間の育成期間を突破するのは容易ではなく、実資金が必要ですから子供向きのゲームでは無く、最初から30代サラリーマン狙いの感じだったそうです。
 家庭版はXBOX 360の初代からで、資金はかからないものの厳しいゲーム内容はアイマス2まで引き継がれました。その後は時間がかかるだけで、難しいとは言えないゲームになったと思います。

 ステージシーンは、現在のステラステージと同様のものが最初からあります。操作性は少しの紆余曲折の後、PS3版アイマス2のが決定版で、その後、少し改良されました。ポリゴンは何度か改良されています。アイドルマスターが有名になったのは、このステージシーンです。いくつかの台詞の名言は初代のが多く、いまはレトロな感じ。
 ゲーム界に萌え絵路線を導入したのはこのゲームと思います。アニメでもごく初期に後押し。高額なDLCの常態化、ソシャゲのガチャでも話題を作りました。

 まあよく続いたこと。今はシンデレラガールズ、ミリオンライブ、sideM、シャイニーカラーズが加わって賑やかになりました。しっかり稼いではいるものの、ナムコは決して美少女ゲームのメーカーでは無いので(実際、初代とアイマス2のプロットはかなり深刻な内容だった)、社内での立場は微妙なはずで、今は当初の予定どおり(?)、一歩離れた位置に落ち着いた感じで、ユーザー、つまりPもとても居心地の良い感じと、私は想像しています。

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3469. 計算、続き^2

2021年07月25日 | 日記

 その1969年刊の数学公式集の電子計算機の部に出てくるディジタル型電子計算機は、後にメインフレームと呼ばれる大型機のことを指すようです。

 中央処理装置(CPU)はもちろんトランジスタとダイオード(と抵抗とコンデンサ)で構成され、集積回路と書いてありますが、TTLのような小規模なモノリシックICなのか、今で言うモジュール型とかハイブリッド型の小型のプリント基板に単体トランジスタなどを半田付けしたものなのか、のどちらも指すと思います。

 今で言う主記憶に相当するメモリは内部記憶装置と書かれていて、磁気コアが普通だったそうです。私も初めて仕事に使ったミニコンの主記憶も磁気コアでした。1977年に登場した、当時スーパーミニコンと呼ばれたDEC VAX-11/780の主記憶も磁気コアですから、いわゆる仮想記憶マルチタスクOSも磁気コア時代に生まれた、ということ。

 外部記憶の説明は初っぱなが磁気テープ装置で、当時の映画ではコンピュータを示すときに必ずこの装置の外観が映されていたと思います。カクカクっと不連続動作したり、高速に早送り/巻き戻したりするのが絵になるからでしょう。当時はまだCPUの筐体にはコンソールと称する電球とスイッチが並んだパネルがあったと思いますから、その電球がちかちか点滅するのも映されていたと思います。

 外部記憶の次が磁気ディスクになっていて、もう当時から主流になっていたようです。
 その次の磁気ドラムは私が本で読んだ限りではトランジスタが安定するまでは主記憶として使われていたと思います。

 では、紙カードや紙テープは何かというと、これは入出力装置の媒体です。
 入力装置の代表がカード読み取り装置で、この場合のカードはIBMの80欄のパンチカードを指します。一枚が新書程度の大きさがあって、長方形の小さな穴が情報を示していて、元々は数字の0~9しが表せなかった感じで、うまく工夫してEBCDICの8bit情報を1欄で表していました。つまり、1カードあたり80バイトの情報量です。読み取り速度は200~1000枚/分ですと。そして何と、これが電子計算機のメインの入力です。

 出力装置の筆頭はラインプリンタで、1行132文字程度で、毎分200~1200行の印字と書いてあります(ラインプリンタ用紙は66行毎にミシン目が付いていて、1ページとして綴じる。)。この速度でも当時は驚異の高速印刷でした。どうやって実現できたのか、興味ある方は調べると面白いと思います。よくこんなの考えたこと。もちろん漢字などは無理筋です。上述のアルファベットなど8bitの範囲のキャラクタのタイプライタみたいな印字です。
 その下の方にカード穿孔機の説明があって、しかし、私の記憶ではこの3セット、つまりカード読み取り機とカード穿孔機とラインプリンタが大型機のメインの入出力で、当時のFORTRANなどの入出力はこれらを前提としていました。

 XYプロッタなど、特殊な入出力装置は当然、特別扱いです。

 ミニコンではさすがに紙カードを大量に用意するのは無理で、紙テープが入力と出力に用いられ、ラインプリンタの代わりに当時、海外では普通に通信手段(テレックス)として使われていたテレタイプが用いられたと思います。テレタイプにはキーボードが付いていて、紙テープに穴を開ける場合に使用し、通信時はその穴の空いた紙テープを付属の読み取り装置で読ませ、受け側はそのままロール紙に印字するか、紙テープに穿孔させます。
 OSへの指令は、ミニコンでは早々にテレタイプのキーボードからの指令になっていたと思います。
 このテレタイプ付属の紙テープ読み取り/穿孔装置は比較的に低速なので、ミニコンのラックにはコンパイル時などに使う高速の紙テープ読み取り/穿孔装置が付いていました。

 長々と思い出話をしました。これは当時は電子計算機の常識ですから、当時のコンピュータ関連の文献を読むときには、こうした今ではレトロな装置を思い浮かべないと妙なことになると思います。

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