97. 765ショップ、カタログvol.06、その1

　なにげに重大ニュースがあって、Xbox360版DLCが今回のvol.14で終了だそうです。PS3版は続く。実を言うと、ソフトは持っていて、うわさの次期Xboxが360互換なら狙いかなと思っていたのでかなりの脱力感を味わっています。娘がハードを持っているので、何とかして使わせてもらおうかな。

　PS3版アイマス2のDLC第6弾。今回はアニメからの楽曲・衣装・ステージがメイン。曲は「私たちはずっと…でしょう?」で5人のステージが組める。ステージ「エターナルビッグツリー」は広々とした草原に大きな木があって、その前で踊る設定、こちらも5人用のステージです。
　例によって、前日の正午頃からPV新着に大量にこの曲の投稿があって、人気のようです。最近、激しい曲が多かったせいか、最初は落ち着いた曲に思えますが、歌うのはかなりテクが要りそうで(軽々と歌ってしまうキャラもいます)、踊りも良く盛り上がっています。演出次第の感じがします。
　ステージ「エターナルビッグツリー」は、単なる草地というより、牧場の感じがします。人工の照明はなく、太陽光のみです。それでもよく凝られていて、細部を見ていると面白いです。
　衣装「フォーエバースター☆☆☆」は、オレンジと黄色のたすきの付いた青いドレス。アニメでの舞台衣装だそうです。アイドル系が似合いそうな感じで、美希や千早が着るとやや若く見えます。面白い使い方ができそうなので、少し研究してみようかと思います。

　チェンジ・ザ・バースト系のお守り「LOVEサインのお守り」は、バースト中に3人のアイドルが空中にLOVEの文字を書きます。花火みたいで派手。
　無料アクセサリーは右腕にしがみつく「ぎゅーっとトロ」。トロは、デフォルメされた白猫の、今やPlayStationを象徴するキャラです。本物は「週刊トロ・ステーション」と呼ばれる、基本無料のアプリで見ることができます。

96. G4U! vol.6

　グラビアフォーユー、第6弾。アニメ、BD版アイドルマスター、第15,16,17話に付属する、ポーズするポリゴンアイドルを撮影するおまけソフトです。菊地真がカバーガールです。
　まずは本物の「Brand New Day!」。アニメのエンディングで、単独で見ることもできます。私はS4Uのステージアレンジを先に聞いてしまったので、パート構成が違っていて新鮮でした。本物といえば「生っすか!? サンデー」も含まれていて、少しだけ見ました。アイドルたち、ずいぶん売れるようになったようです。
　そんなことか、アニメのおまけは、ドラマCD第2弾「プロデューサーの休日」。売れっ子プロデューサーになって疲れ果てた赤羽根Pを社長命令で休ませる話。ええっと…、なんであの逸材揃いのアイドルたちがデビュー以来半年も売れなかったのか、理由が分かったような気がします。

　さて、G4U! vol.6。本編やS4Uに出てくるステージ「ライブハウス」で衣装「マイディアヴァンパイア」を着たアイドル13人を撮影します。カメラはvol.5で大幅に改良された後も、少し改良が進んでいるようです。ライブハウスの照明や音響の設備がよく分かります。
　「マイディアヴァンパイア」はXbox360版アイマス2のDLCに含まれていた衣装で、吸血鬼をイメージしたドレス。PS3版にはないコンテンツです。それっぽいアクセサリのセットが同時発売で、G4Uでもアイドルは牙とネックレスとネイルを装備しています。隠しコマンドで9匹のコウモリがアイドルの周囲を飛び回ります。出し方は公式ブログに書いてあります。また、アクセサリを付けないバージョンもあります。
　ビーチパラソルのある浜辺での撮影は初公開の衣装「小悪魔のミズギ」で。ゲームに出てくる「天使のミズギ」の白黒を反転させた感じです。え、黒い部分ってあったか、という方はぜひアイドルをいろいろ動かして確かめてください。カメラが大きく動かせるようになったので、撮影器具の一部が映り込んだりして、凝ってます。
　BGMでは、春香の歌う「フタリの記憶」が良かったです。BGMなのでアイドルに適当にポーズさせながら聞きました。ステージ用アレンジなので、前半にある印象的な歌詞がありません。「relations」と同じ構図です。響の「エージェント夜を往く」は、なんともストレートに歌っています。

　ついこの間、最終回のG4U! vol.9の内容が公開されました。夏らしく浴衣特集。そして、ついにアイドルマスターDSの最後のキャラ「秋月涼」が来ます。こうなると、DLCで来ることが大いに期待されます。「HELLO!!」が鳴っていたような気がするので、3人のステージが見られるとうれしい。
　今までのアイドルマスターの総決算の感じ。次期アイドル候補生の当確も出たみたいですし、新ステージへの展開が予想される雰囲気になって来ました。

95. 第11機動部隊と星井美希

　第11班投入・回収。第10班に引き続き、前回goodエンドだったリーダーのtrueを見るための周回でした。第二班と全く同じ構成で、最初にbadを回避したグループでもあります。
　とても強くって、今回もディスク売り上げもファン人数も最高に近い出来でした。中でもリーダーは昔から制作側に、特にひいきされているとされるキャラです。アンケートを採ったら必ず上位に来るキャラですから、まさか地味に扱うわけにも行かない、といったところでしょう。
　ストーリは重厚なのですが、ちょっと勢いが余りすぎて蛇足多数になってしまった感じです。ではどうしたら良いかとちょっと考えてみたものの、なにしろゲームのテンポを奪ってはいけないという激しい制約があるので、小説みたいにうまく省略して謎めいた雰囲気を出すわけにも行かず、バランス上こんなものかなと思いました。

　さて、このグループには実は星井美希が入っています。手元の資料によると、アケ版から家庭版(Xbox360。いわゆる無印)に移籍した際にデビューしたキャラで、この時点では天海春香を抜いて一押し扱い。スーパースターの雰囲気を持つ唯一のキャラで、しかも、ゲームでの扱いも容易だったらしいです。
　響と貴音はアケ版のボツキャラということですから、美希はこの時点で突然加わったキャラということになります。アイマス2では春香が再び前面に出てきて、美希は二番手扱い。アイマス2ではキャラ間の差が少なく、レッスンやアクセサリで容易に補正できてしまうので、能力上は初心者向けのキャラはなくなったものの、一周目の厳しさはあいかわらずなので、初心者が選びやすいキャラとして、この2人が推されている感じがします。

94. 1 vs 2

　本ブログ、結構ボツ記事が多いのですが、その中から今の時期にしか述べられないものを表現を換えて掲載しておきます。そう、今までアイマスを大切に育てていただいたプロデューサーと、アイマス2やアニメで新規参入したPに少なからず齟齬があるという話。
　傍観している段階ではかえって面白いのですが、巻き込まれたら大変なことになる。
　私は今のところアイマス2(PS3版)だけで、アニメは深くは知らないし、CDはいくつか聞いたものの、初代は知りません。アケ版のデモプレイは見ました。
　まあ何となく、気持ちは分かります。私の世代ですと、初代ウルトラマンとウルトラマンタロウの時代の隔たりみたいに見えます。もちろん私は初代ウルトラマン派で、しかも、ウルトラセブンですら違和感があるという、ガチの初代派。でも、タロウから入った人も、今でもウルトラマンが支持されている要因としては大きいはず。互いに非難する筋合いは無いと思います。後期の方が、ずっとかっこいいですし。
　類推すると、初代アイマスが好き、かつ、アイマス2に違和感を覚える人が、アイマス2から入って初代をプレイした人を受け入れるとは、とうてい思えないわけで、今度はあの時代にプレイしていないとだめ、みたいな無茶なこというのは分かりきったことです。それは無理です。
　当方の都合上、次に手を出すのはSPになりそうなので、初代は当面、書籍などの資料集めに終始しそうです。それでいいでしょ?。
　そんなことだから、入ってくる情報はごくゆっくりしています。無印時代のプロデューサが互いに楽しく会話しているのをそばから聞くのは大変楽しいわけで、たとえば、初心者受け入れ要員だった天海春香が、今のようなRPGのヒロインのような光も影も併せ持つ複雑で風格のあるキャラになった課程はとても興味を引くものです。

93. やよい誕生祭

　3月25日は高槻やよいの誕生日。一番背の低い、ツインテールに髪を結んでいるキャラです。この季節は誕生日ラッシュで、ジュピターの天ヶ瀬冬馬が3月3日、ディアリースターズの水谷絵理が3月7日、天海春香が4月3日です。どのキャラもS4Uで使えるので、大賑わいの感じがします。
　恒例の誕生祭用に、やよいのステージをいくつか組んでみました。まず、ソロは「876プロ★キュート愛」を着て「神さまのBirthday」を照明効果が綺麗な「イベントホール」で。季節はずれですけど、誕生日の歌なので採用しました。やよいのソロには独特の味わいがあって、どの曲も明るくなります。かといって、双海姉妹のような遊んでいる感じはない。この曲も落ち着いた良い感じになります。
　トリオはいくつか試行した結果、やよい(中央)、あずさ(左)、貴音(右)で、「セントアイリス 」を着て「目が逢う瞬間」を「ヘキレキ ウエスト」で。「みてれぅ」が有名な舌足らずに歌うキャラで、惜しいことに最後の方でそうなってしまいますが、一番のサビのところではしっかり歌って、まずまずの迫力。貴音とあずさは舞台を豪華に見せるために採用。身長差が最大でも、生真面目に演技するので負けてません。
　デュオとクインテットは以前に出したものの翻案にしました。

92. プロのアイドルとして、その2

　デビューしたての初々しい時期を脱し、ファンが増えてきた頃、そのままでは他のグループとの差は付きません。圧倒的な技能を持っていれば大丈夫、は理屈なのですが、できる範囲のファンサービスはしましょう。受け狙いです。たとえば、「shiny smile」の冒頭で投げキッスがありますが、あれは演技とは全く関係がありません。
　芸術得点には全く影響の無いこの手の動作を最も嫌がりそうなのは千早ですが、アイマス2ではどういうことか、受け狙いについてはほとんど抵抗がないようです。私の想像では、クラシック音楽を深く知っているので、装飾的な付加音やフレーズのようなものだと考えているのかもしれません。格調高いと言われている音楽にも、聞き手への受け狙いとしか解釈のしようが無い遊び要素が必ずといって良いほど入っています。それが無ければ、なんと、その部分が単調でつまらなくなってしまうので、熟慮のあげくに入れたのに違いありません。アイドルたちのステージの細部を見ていると、結構いろいろな動きをしていますので、PV新着などで手当たり次第に演技を見てみると良いでしょう。

　問題は、別のところに発生する恐れがあって、若い初々しいプレーヤーが、この手の動作を客にこびているのではないかと思うことです。そう、これはかなり微妙な問題で、社会によっても、時代によっても、程度というものがあるでしょう。前述の投げキッスも、それにつづく演技が優秀だから許される行為のように思います。
　キャッチフレーズとしては、芸術である前に芸(芸能)として成立していなければ意味が無い、と言えるでしょう。客に逃げられたら、演技も何もありません。とにかく、最も見て欲しいところを見てもらうために、できる限りの手段を講じるべきです。それは、舞台以外でも、ファンとの接点があるところにはすべて当てはまります。有名になってしまったのです。献身的なほどに応援してくれるファンを、ゆめゆめおろそかにしてはいけません。

91. プロのアイドルとして、その1

　アイマス2のゲーム内でのプロデューサとアイドルの会話には失笑もののやりとりも含まれているので分かりにくいですが、おおむね、プロ同士の真剣な会話になっています。

　アイドルたちの歌と踊りはお金を払って見るもので、練習ですらタダでは見せてくれないでしょう。会社(765プロ)にとっては「ダイヤの原石(高木社長の説明)」ですから、仕事をそれなりにこなしていれば、それなりに大切にされます。
　アイマス2では見られませんが、初期のアイマスでは千早の気分の移ろいが激しく、場合によってはプロデューサの意見を無視したあげく、オーディションに落ちて勝手に休んだ後にアイドル引退(ゲームオーバー)に追い込まれることもあったようです。アイマス2では1年成長したのか、はっきりと嫌だとは言うものの、仲間に励まされてか結局そのまま衣装は着てくれて、舞台ではしっかり演技します。会社の立場から言うと、これがパーフェクトな振る舞いになります。美希や伊織が好き勝手言えるのも、会社に十分に貢献しているからです。あとは、スタッフに対する感謝の気持ちを忘れなければ、何とかなります。
　そのうえで、たとえば千早の歌に懸ける情熱は尊重されるべきでしょう。この点に関しては、ゲームのプロデューサは勉強不足で、時々出てくる間抜けな応答は、仕事をなめているのかと言いたくなるほどです。

90. ダウンロードコンテンツ考、その2

　普通のゲームのつもりでアイマス2をやると、三周くらいで飽きる人が多いようです。ですから、メールはひいきのキャラに限るという買い方も成り立ちます。私は最初から全員分を揃えました。メールが来るとちょっと勇気づけられるので、悪くはなかった感じです。なお、メールは一回買うと、何周しても使えます。

　オンラインで他の人の投稿したステージシーンが見られます。このとき、購入していないステージや衣装やアクセサリはカタログをダウンロードしていれば見られるのですが、楽曲は短いさわりしか聴けません。楽曲は振り付けが付いているので、お得感が高いようです。
　衣装やアクセサリは工夫されていて、デザインだけで欲しくなります。サンタ服などのエクステンド系衣装が目立ちますが、フローラル系などの色と模様を変えただけの衣装もよくできています。アクセサリは、季節ものや、魔法などのストーリー系が目立ちます。

　これらの魅力あるDLCコンテンツをぐっと我慢するのは難しいでしょうが、内蔵の衣装やアクセサリは多く、こちらもよくできているので、攻略本か、攻略wikiと画像を扱うサイトで外観を確かめておく方が良いです。　
　たとえば、千早誕生祭の時によく使われていた「グッドラックターコイズ」はゲーム内のショップでたった1,500マニーで買えます(しかも、13人全員分です)。美希が引き立つ「ファイアオパール76ct」は、彼女がメンバーに入ったユニットをクリアすれば手に入ります。内蔵のアクセサリも豊富で、S4Uの演出で困ることは無いと思います。

89. ダウンロードコンテンツ考、その1

　アイマスファンと言えば、私のイメージでは娯楽にある程度のお金が使える30才くらいの男性が多いのではないかと、勝手に思っていました。
　ところが、アニメ効果のためか、アイマス2にはアイドルと同じ年齢層、つまり高校や中学の学生もある程度の割合で混じっているようです。どおりで、私には絶対に無理な素早いカメラワークが見られるはずです。気づくべきでした。
　とすると、あまり調子に乗ってDLCを勧めるわけには行かないかなと思い始めています。もう一つは、プロ意識の違い。今回は前者について。

　アイマスのダウンロードコンテンツ(DLC)が高価なのは有名らしく、たしかに、私もゲーム本体の購入時に考慮しました。多分、メールと楽曲は必ず買うだろうな、でトータルの価格を考え、購入に至ったことを思い出します。
　アイマス2のDLCは主に楽曲や衣装やアクセサリを追加するためのもので、ゲーム進行には関係ありません。エクストラエピソードや、本編で使える追加のキャラもありません。値は張りますが、買ってだまされた感じのコンテンツにはまだ遭遇していません。

　マニーや強力なアイテムがゲーム進行に役立つという説もありますが、私は否定的に思っています。
　まず、一周目ではシステムの理解が進んでいないはずで、高性能な衣装やアクセサリがあっても、多分、宝の持ち腐れになります。しかも、必要なアイテムは賞品としてもらえたりゲーム内の売店で買えるので、二周目開始までにはBAD回避には十分な性能の衣装などがDLCなしで手に入ってしまいます。さらに、ゲーム内で手に入るアイテムの性能を超えるようなDLCコンテンツはないと思います。
　ただし、逆方向はありで、買ったDLCの中に役立つものが含まれている可能性は高いので、買ったら性能は調べる方が良いでしょう。もちろん、遠慮無く使えば良いと思います。
　マニーは役立ちそうですが、同様の理由で、二周目から考慮すれば良いと思います。普通にゲームを進行させるだけで、ある程度儲かりますから、ゲームに時間が使える人にはマニーは不要だと思います。

88. 第10機動部隊と感謝祭

　第十班。すでに普通のエンディングを見ているリーダーなので、スタッフロール後のフォロー場面を見るために進行させたことになります。売店で手に入る最後のアクセサリを入手。売店がメニューから消えてしまって、少し寂しかったりして。
　他のトゥルーエンドと共存できる内容ではないので、やや唐突感がありました。でも、それなりにキャラの個性が出ていて良かった感じがします。
　話は変わって、本日はホワイトデー。いつものS4Uの企画で、日頃からお世話になっているアイドルへの感謝、なのですが、13人全員に決まっているわけで、どうしようかと思っていたところ、突然、第一班を思い出したので、それで編成。一周目終盤で、やっとの事で手に入れたアクセサリ「セピアサングラス」と「蝶ネクタイ」を付けて、BADだったので「i」を、レコード売り上げは頂点まで行ったのでステージは「ドーム」で、礼服に見える「ダリアノワール」を着て。
　今なら簡単に勝てる闘いなのですが、当時は試行錯誤ばかりで、この第一班とは一ヶ月以上に渡って付き合いました。覚えたてのあわんこ打法をひっさげ、最後のラスボス戦はあっけなく倒せたのですが、それでもやっぱりBAD。でも、賞品はいっぱいもらえたし、資金も十分に確保した、優秀な部隊です。
　懐かしさでもあるか、と思ってステージを見ても、このグループはすでに完全全国制覇をやっているし、BADはもうはるか昔のことのような感じで、勝ち方を覚えた今は再現も不可能。業務日誌を見たら、強制の地獄の特訓があったりしますが、忘れていました。
　PS3版が出てから4ヶ月と少し。今、アイマスには盛況感があって、結構なことです。苦しい時期を支えてくださったプロデューサにも感謝ですし、敏感に動いてくださった開発元のスタッフの方々にも感謝を捧げたいと思います。

87. エロ要素を心配する初心者の方へ

　本当は、こんなまじめな議論をここに書くつもりはなかったのですが、最近、ある事例でグラビアフォーユー(G4U!)がエロゲと勘違いされているようなので、記録の意味で書いておきます。

　G4U!は100%、冗談ゲーです。断言します。

　アイマスファンは野暮なこと書かないので、あのデザインのポリゴンアイドルが水着着て色っぽいポーズをしたところで、つまんない絵しか出てこないのは明白、でも、ここはひとつ、開発側と春香の心意気を汲んで「わーっ、春香ーー、いいぞー。色っぽーい」と応えるのがアイマスファンとしての礼儀というわけです(書いてて虚しくなってきましたが、続けます)。
　ところが、いざG4U!が世に出てしまうと、意外に受ける。そこで、開発側も次々新要素を加え、ユーザー側も、いちいちわーわーきゃーきゃー騒ぐ。そのため、最終回まで悪ノリ路線をひたすら突っ走ることになったのです。いや、この原稿執筆時点では最終回は発表されていないので、私も大いに期待しています。
　本編の方も、雪歩のドリルとか、亜美・真美の歌い方とか見たら、何を狙ったソフトかは分かろうというものの、外見は紛う事なきギャルゲーでして、アイマスファンはその目で見られることに、もう慣れっこになっています。だから、一般の人が引いてしまうレベルの悪ふざけが再生産される。
　この状況下で、エロ要素など出そうものなら、ファン全員からそっぽ向かれるのは明らかなので、開発側は非常に慎重になっている感じがします。

86. 岐阜式

　とある掲示板で、アイマス2のファンらしき人が会話中、「岐阜式」という言葉が出てきました。知らなかったのでググってみると、最近の私のやり方と似ている。攻略情報なので詳しくは書きませんが、最初の発表曲でチャートの順位を上げてしまって、その後の進行を楽にする方法です。攻略wikiでは、あまりに安定してしまうのでつまらなくなるかも、と紹介されている方法。なぜ岐阜式かというと、岐阜県で開催されるステージの後で手に入る「白川結ゲローンセンお守り」を使うからです。ただし、私は1,2曲目では「あわんこのお守り」を使っています。わずかな情報からの類推ですが、得られる点数はあまり変わらないように思います。
　むろん、その後もしっかりスケジュールを組まないと、おもわぬ落とし穴にはまることがあると思います。でも、安心はできるので、今日はここに行ってみようかなと、旅を楽しむことができる利点の方が大きいと思います。楽しいのは、20～30週目あたりの、全国を巡りながら人気を確保して、のし上がってゆく途中です。最初はファンが少ないし、頂点に立ってしまうと、後ろの100組以上もあるアイドルグループから追いかけられて、こちらは振り払う立場になってしまいます。
　最後まで分からなかったのは、攻略サイトによくある、記者をうまく利用しましょう、との下りで、これはどうやら、うまくやると出現パターンが固定されるので狙い撃ちできるからのようです。ステージに成功しても、記者が付いてくれるかどうかは分からないので、根気が必要な感じです。
　2周目以降は、やることをしっかりやっていれば、めちゃくちゃなことにはならないので、適当に楽しんだ方が良いでしょう。衣装やアクセサリは、私はDLCで買ったのを使っていますが、主にデザインが気に入っているからで、システムが分かっていない一周目では使いこなすことはできないし、注意を怠らなければ2周目開始までには必要な衣装とアクセサリはゲーム内で手に入れることができます。

85. リスアニ 8.1

　「リスアニ!」2012 Mar Vol.8.1、ソニー・マガジンズ、2012年3月、ISBN978-4-7897-7160-3、副題「アイドルマスター音楽大全 永久保存版II」。昨年11月に発売予定だったのが、4ヶ月遅れで発売。そのかわり、内容はがっつりしていて、アイマスファンとアニメ音楽ファンの両者にうれしい作りになっています。もちろん、アニメに出てきた音楽にスポットライトが当たっているのですが、膨大なアイマスの曲の中で主なものは紹介されています。なお、永久保存版Iと合わせて完結ですので、持っていない方はご検討を。
　そう、見たかったのは「クリエイターが語る アイマス楽曲 全曲解説 & REVIEW。pt.2」。要点だけの解説ですけれど、本人が親切に書いているので読み応えがあります。
　面白かったのが、「アニメ『アイドルマスター』プロデューサー マル秘査定」で、本物のマネージャー3名が赤羽根Pの仕事ぶりを主な回ごとに点数付けして論評する企画です。これ、赤羽根Pだから普通に点数付けてくれましたけど、アイマス2のゲームのPならさんざんでしょう。
　変わったところでは、ライブの舞台演出のスタッフのインタビューがあります。ゲームの舞台演出でないところがちょっと残念でしたが、雰囲気は分かります。
　少なくとも、スタッフがやる気満々なのは分かりました。うまく周囲の状況が整うことを祈っています。

84. 第八、九機動部隊

　第八班は、第一、第四部隊と同じメンバーで、最後のキャラがリーダー。この組み合わせでは初の完全全国制覇なのでうれしかったです。とある都合で、次回の周回ではこの組み合わせは使わないので、感慨深いです。
　前半にものすごく順調に進んでしまい、最後の方でがんばりすぎたため、一回休みを取らざるを得なくなりました。最後のフェス会場の取得は特打が強い人ならできそうでしたが、私には無理。専用部隊の編成が必要なようです。
　シナリオは多少無理を感じるものの、それまでに感じていた、別のいくつかの疑問点が解消されたのは収穫だったです。
　第九班は同じメンバーで3回目のトゥルーエンドで、この3人はトゥルーを逃したことがありません。非常に順調で、苦心した点はなく、稼ぎも多かったです。
　このリーダーも多少問題のあるシナリオと聞いていたのですが、トゥルーのためか、普通のエンディングと思えました。ごくあっさりとしていました。
　これで、可能な9人全員をリーダーとしてプロデュースしたことになります。あと、トゥルーを見ていない3人を進める予定です。

83. 765ショップ、カタログvol.05、その2

　「876プロ★クール絵理」を手に入れると、S4Uのゲストとして水谷絵理が使えるようになります。楽曲は「プリコグ」と「shiny smile」の2曲。エクステンド衣装のほとんどを着ることができます。ストリートホッパーの色はシアン。手袋が彩度が高いのでよく分かります。日高愛は、そうするとマゼンタのようです。
　「プリコグ」は「precognition」のことで、絵理の設定を知っていると内容を理解できるようです。ただし、私は公式ホームページの情報しか知りません。歌詞は適度に訳分からなくて良い感じです。このノリの曲はレギュラー13人にも欲しいと思いました。
　何となく、衣装「ミクアペンド」が似合いそう。ステージは床下で機械が動いている「ロイヤルTV」。照明が面白いです。欲を言うと、スペースインベーダーの爆発シーンのようなドット点滅はライフゲーム風にして欲しかったですが、誰にも分からないか。
　水谷絵理は、体格指数BMIでいうと千早と同程度の、かなりのやせ形です。しかし、身長が低め(152cm)なので、千早(162cm)ほどには細くは見えないはずです。ネットでの情報によると、絵理は二次創作によるイメージが強いらしく、こうなるとアイマス2しか知らない私にはお手上げです。
　フローラル系に見える衣装「876プロ★キュート愛」を着たステージを見ると、しっかりアイドルしています。アイマス2のキャラは他のアイマスより1年後の設定なので、それよりは日高愛ともども若く見えます。
　「Brand New Day!」はアニメで響のシーンで使われた曲のようです。明るい曲で、アイドル系のキャラが似合いそうです。響、やよい、伊織で試した後、同じ衣装で、あずさ、美希、貴音で試してみました。美希がいるためか特に妙には見えない。そこで、美希を律子に交換。衣装を選べば、問題ないようです。