グリーのソーシャルゲーム、アイドルマスター・ミリオンライブが配信開始されたのが、2013年2月27日です。もちろん、ミリオンライブでは二周年の派手な企画が進行中です。
私、シンデレラガールズは開始1年後頃に参加でした。というのも、それまで端末を持っていなかったから。で、ミリオンライブが開始と言うことで、こちらは初日からほぼ毎日、少量ポチっています。まあ、普通にソーシャルゲームです。
今ではソーシャルゲームは、ゲーム機のゲーム、つまりコンシューマーゲームとは競合せず、むしろクルマの両輪の感じになっています。でも、シンデレラガールズ開始の頃はちょっと怪しいゲームでしたし、ミリオンライブの開始の頃は落ち着いてはいたものの、逆にブームに陰りが見えた感じがしていました。果たしてミリオンライブは一度危機に陥ったような気がします。
ですから、二周年を好評のうちに迎えられたのは、じんと来るものがあります。
ミリオンライブで特徴的なのは、最初からすべてのキャラに声優さんが割り当てられていて、しかもあからさまに声優ライブを狙っている陣容だったことです。つまり、元の765オールスターズが流行した要因を徹底的に分析して組まれた精鋭部隊です。たとえば、キャラの特性が極めて計画的に組まれています。
ちなみに、シンデレラガールズは2011年のアイマス2系の大攻勢(アイマス2、アニメ、ソシャゲ)の一環として、とにかくなぜか流行しているソシャゲに手を出せ、とのバンナム上層部からの指令の下(私の想像)、当時アイマスSPなどで人気絵師であった杏仁豆腐氏の絵で、がむしゃらに突撃の感じで開始された、のだと私は思います。
ところが、アイマス2に呆れた初代Pの格好の受け皿になったようで、ナムコアイマス班の予想をはるかに超えた売り上げをたたき出したみたいです。たとえば、ゲーム内グループであるプロダクションのようなユーザー集団は、他の類似コンテンツの追随を許していないと思います。
こほん、シンデレラガールズの記述はここまで。
ミリオンライブは人気を獲得した錦織監督のアニメ・アイドルマスターの絵を採用し、CDが早々に整備され、楽曲はゲーム音楽と言うより普通のポップスに近づき、そして、声優さんのライブの演技は素晴らしい出来です。本来のアイマスのアイドルごっこというよりは、本当にアイドルのシミュレーションをしている感じがします。
ミリオンライブは、おそらく4月の2nd声優ライブが今後の行く先を決定すると思います。
バンダイナムコゲームスがこの4月から名称を変えてバンダイナムコ・エンターテインメントに変わりますけど、おそらくはアイドルマスター・ミリオンライブがいくばくかの要因になっていると思います。
ミリオンライブが成功するかどうかは、関連業界(映画、音楽、演劇)をもろに巻き込んでいるので、注目されていると思います。当世のアイドルものの流行は、あきらかにアイドルマスターが引き金を引いているからです。