まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3910. ビデオデッキ、続き、おまけ

2022年11月30日 | 日記

 老人の思い出話が続いて恐縮です。しかしおそらく昭和の時代というか20世紀後半のエレクトロニクスの展開はある程度知っていた方が今後の科学・技術のアイデアに多少は役立つと思います。

 「電子技術」は実際に存在した雑誌名みたいなのでエレクトロニクスのカタカナ用語を使います。元は真空管回路のことで、トランジスタを経て今は主にシリコンICの電子回路を意味します。
 真空管の理解は2極管(ダイオード)から始まります。タングステンのヒーターに対向してプレートと呼ばれる電極を追加した真空管です。
 真空管の真空度はとても高度で、いわゆる放電現象は電子ビームになります。…って、今でも中学校などで放電実験しているのかな。真空度を上げて行くと放電の様相がビジュアルにも変化して行く印象的な実験です。web検索するなら「真空放電」が適切と思います。

 ちなみに宇宙空間の真空度はものすごくて、1辺が1mの立方体中に1個の水素原子だったか水素分子だったかが典型的な濃度だそうです。多分、実用の真空管でもそこまでは達成していないと思います(大型粒子加速器などで達成しているのだったらごめんなさい)。
 とにかく、ヒーターで金属を熱するとその表面からはさかんに電子が飛び出して、対向する陽極で電子を引っ張ると容易に電子は空間内に飛び出してプレート(陽極)に吸収(?)され、つまり電流が流れます。

 2極管でその昔整流によく使われた5MK9にはヒーターの周りにカソードと呼ばれる細い円筒形の金属管が巻かれていて、そのすぐ外を(真空の空間を隔てて)プレートの金属が取り巻いています。さっき調べたらプレート・カソード間電圧が350Vで60mA流せたそうですから、電力にすると21Wで、スピーカーを駆動する電力用にはまずまず強力な感じがします。これ以上電流を流すと多分落雷みたいなことが起こって真空管は壊れます(やったことはない)。

 ううむ、この解説が間違っていないことを祈ります。気分が向いたら続きます。

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3909. ビデオデッキ、続き

2022年11月29日 | 日記

 何だか気のせいか、通勤途中のハブ駅の人出が少し落ち着いてきています。少し前の大変な混雑はコロナ後の日本旅行解禁直後のいわゆるご祝儀相場だったのかも。

 現在は磁気テープをほとんど見なくなりました。家電量販店ではカセットテープの録音再生機が細々と出ている程度みたいです。情報関係ではバックアップ用に今も磁気テープが使われているそうですが、多分、回転磁気ヘッドではなく固定ヘッドに戻っているはずです(未確認)。

 テレビの録画はDVDを経てハードディスクに移行し、おそらくSSDに移行するのでしょう。私の家にあるPS5には2TBのSSDが追加されていて、まだ十分に余裕があります。今この文章を打っているノートパソコンにはHDはなく、1TBのSSDが入っているだけです。

 まあ正直に言って、こうなるとは30年前には予想はしていませんでした。EEPROMの可能性を私は過小評価していたようです。組み込みマイコンは20年くらい前からCPUもRAMもROMも1チップに収まっていましたが、現時点(西暦2022年)ではそのフラッシュメモリ部分をSSDみたいに使うことは出来ないようです。

 今でも録画用の書き込み可能なDVD/BDは大量に売られていますし、雑誌の付録では書き換え不可のDVDはまだ現役のようです。映画やアニメのDVD/BDは健在だと思います。
 高級オーディオではCDは現役と思います。FMステレオ放送と並んで、換えが効かないからだと思います。私の意見ではさっさとハイレゾに移行して欲しいのですが、どうなるか。

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3908. ビデオデッキ

2022年11月28日 | 日記

 自宅を部分的にリフォームしようとしていて、そのために一時的に引っ越しするために、自宅内の荷物の整理中です。
 この歳になると少々力仕事しただけでなぜか筋肉が妙な感じになります。筋肉痛では無くいわゆる「しんどい」感じ(一般名、疲労感)。自分でも思いますが、若い頃の発熱とか痛みとかの自覚・他覚症状がすべて「しんどい」の感覚に収斂されて行くようです。これはこれで研究の価値があるかも、などと。

 VHSのビデオテープが100巻ほど出てきました、1990年代のものが目立ちます。自分で録画したのとソフトを買ったのと(家庭用だからかディズニーが多い)。当時は若かったからビデオも専用装置で撮って、VHS-CとHi8のビデオテープが残っています。他にレーザーディスク(LD)とLPレコードとコンパクトカセット(音楽)と。今となっては驚異的で、すべてアナログ技術です。電子回路と共に機械機構も複雑ですから技術の結晶でした。

 …、回顧モードに入ります。

 VHSの時代はそれはそれはビデオデッキは一般世間に大変な人気でした。懸賞の上位に必ず入っていたと記憶しています。
 ビデオ信号(テレビ動画)を磁気テープに記録するのはもちろん米国で研究が先行していて、幅広のテープにテープの進行方向からすると横方向、テープデッキでは縦方向に画面の1/4の記録を並べて行くアンペックス方式が実用の嚆矢となりました。回転磁気ヘッドが大発明でした。
 我が国(日本)はさっそくその技術に飛びつき、白黒の時代はオープンリールの統一1型で完成。しかし磁気テープはカセット方式の方が遥かに取り扱いが楽で、音声用のオープンリールテープレコーダがコンパクトカセットが出現したら急速にそれに移っていった(1960年代)と同様に、ビデオもカセット化が検討され、すったもんだの最後に勝利したのはVHS(1976年)と呼ばれるビデオカセットです。

 まあ、VHSは家庭用ですから記録できる動画の品質と言ったら、感覚的には今のスマホ動画と同程度です。音声などはかなり厳しい出来だったか。しかし、これが日本どころか米国でも大受けしました(多分、欧州でも)。特に米国は一般層にも経済的に余裕な人々が多くて、巨大なVHSのビデオ撮影機器を個人購入して担いだりして、このあたりは日本から見てもうらやましかったです。
 ちなみに、それ以前は映画フィルムが米国では流行していて、しかし個人用の機器(8mmなど)では1カセットで3分間程度の録画と音声記録が普通の感じ。VHSなら2時間の記録が出来ますから、本当に画期的でした。
 ただし撮影では無く、本命はアメリカンフットボールのテレビ中継の1試合の家庭での記録だったとか。

 話が収拾しそうもありませんが、多分続きます。

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3907. ちひろの誕生日

2022年11月27日 | 日記

 明日、11月28日はPS4の最新アイマスゲーム、スターリットシーズンに(多分)出てくる仮想事務員、千川ちひろ(シンデレラガールズ)の誕生日だそうです。この日はソーシャルゲームの元祖シンデレラガールズが配信された11周年でもあります。

 いつものようにスターリットシーズンのPV新着欄で有志Pがお祝いのPVを上げるはずです。

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3906. 脳ブロックFF

2022年11月26日 | 日記

 昼休みに良く行く職場近所の量販店の玩具売り場の一角にパズルコーナーがあって、3日ほど前に行ったら脳ブロック(プラパズル)の新作が飾られていました。ヘキソミノの箱詰めパズルはNo.600として売られていましたが、脳ブロックの1~5には入っていませんでした。
 この新作の脳ブロックFFはヘキソミノのパズルで、元の35片に加えて、F字形の片がもう1個あって、長方形の箱に入るようになりました。パリティ調整が出来る片は他にもあるので、なぜこの片なのかは不明です。

 さらに1×6の棒状で薄型の「変化スティック」が2片入っていて盤面を変化させることが出来ます。
 ですから総ピース数は38片となるので、正方形数は6×38=228=2×2×3×19で、ケースは縦12×横19となっています。変化スティックを短辺に置くと、12×18の長方形となり、二重のFピースのためにきっちり嵌まります。ちなみに元のNo.600は11×19+1の構成で、Fピースの片方を使わなければ同等となります。

 ヘキソミノ片の形は変化に富んでいて、このような幾何学模様に関心のある方なら見て楽しいと思います。No.600が復刻した事になります。

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3905. 計算機序論

2022年11月25日 | 日記

 何やらサッカーのワールドカップで我が国代表が活躍したらしく、ネットが騒然としています。私の少年時代なんかだとまさかサッカーで世界と戦えるとは夢にも思わなかったです。それでもサッカー漫画やアニメはありましたし高校サッカーはある程度の人気を誇っていましたから、スポーツの中でも突出している感じはありました。

 その私の少年時代の頃の本、電子計算機基礎講座は3冊取り寄せて、昨日読んだのは数学者一松信先生の「計算機序論」です。1973年刊です。これが読みたかったので、参考にと計3冊取り寄せたのでした。

 私が古典数学 ― 20世紀前半までの数学、との繋がりとして重宝している共立・数学公式の改訂増補版は1969年刊で、電子計算機の項目が新規に取り入れられていて、その参考文献に一松先生の名前が複数あります。一松先生は生粋の数学者ですからその頃は我が国の関連各分野のトップの頭脳が1950年代に突如として出現した真空管(エレクトロニクス)の化け物、電子計算機を何とか産業利用しようと必死になっていたことがうかがえます。つまりすでにその頃には一松先生は学術界の有名人だった、ということ。

 何だかなれなれしく言うのも、つい最近のとある古典幾何学書の翻訳計画(出版済)で一松先生と関わってしまったからです。もちろん現在も雲上の方なので直接お会いしたことはありません。ただそのために20世紀前半の数学を知っている同氏の数学への取り組みについてある程度知りたいと思った訳です。その私との接点の一つが計算機科学ということ。

 intelの4004と呼ばれる世界初のモノリシックIC上に描かれたCPUは1971年のことで、パーソナルコンピュータを可能とした同社の8080は1974年ですからその頃の我が国の電子計算機業界の実情がある程度分かります。このあたりの事情に関してはTRON OSで有名な坂村健氏(一松氏より25歳ほど若い)の記述が有名ですが、それとは別の視点が分かります。

 とはいえ、電子計算機基礎講座では少し遠慮なさったのか、あるいはもうすでに自身の社会的影響力を考慮してか、無難な記述になっています。当時すでに50歳あたりで、当時ですからそろそろ人生のまとめに入る時期の感じだったのだと邪推します(その50年後の今もご健在です)。1974年の日付が入っている巻頭の端書きでは、本書の内容についての壮大な計画があったことを示唆しています。計算機体系設計哲学と書かれていますが、現在の言葉ではおそらく計算基礎論でしょう。ここは少し以前に本ブログで話題にしたラムダ計算あたりを指していると思います。

 我が国の第五世代コンピュータプロジェクトは1982年からの話で、私が学問界に関わったのはその頃ですから、時代が10年ほど遡ります。邪推するに、最初は高速な算盤のつもりで我が国は電子計算機に接近したのだと思います。この本でもそんな感じです。が、肝心の米国では(おそらく欧州でも)ごく初期から計算行為の論理構造に注目していた(多分、あくまで一部のみとはいえ)ので、一松先生はそれに気付いたのだと思います。しかし、我が国政府は電子計算機のハード面のキャッチアップにすでに全力で邁進していた、と想像します。さあて、どうするか。

 偉そうに言いますが、今の観点から言うと計算基礎論と数学基礎論のギャップは私にはほんの少しの違いにしか見えません。晩年(と言ったら失礼か)の著作「数の世界」でその話題に回帰しているので、華々しい微分幾何学や統計・確率の現代風展開とは逆の方向に、もしかしたら関心が赴いたのだと想像します。

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3904. 「スピン」の本

2022年11月23日 | 日記

 本日は勤労感謝の日で国民の祝日。私は一日休みをもらいました。

 少し前に買った新刊の一般向け科学啓蒙書の一冊に量子力学におけるスピンを解説した本があります。以下、私の妄想と多少の批判的に見える意見が出てくると思うので正確な書名は書きません。

 銀の原子(?)を走行させ、傾斜磁場を掛けると走路が最外殻軌道(5S)にある1個の電子のスピンの上下に応じて2路に綺麗に分かれるそうです。つまり磁場を掛けるとスペクトルが分離するように、うまく実験系を組み立てると運動量(?)の違いとして現象として観察できるのだそうです。この話には続きがあって、面白いので興味の湧いた方は本書を買って下さい、損はしません。

 まず、銀の原子を発射する所ですが、蒸着という言葉が想起できる方はここは簡単に実現できるのが想像できると思います。もう一つ、電子の自由走行ではないのがミソ。
 電子顕微鏡ではものすごく電子ビームを絞ることが出来るので、多分、自由走行する電子に磁気能率はなさそうです。同様の原理で、ニュートリノ(スピン1/2)の天体望遠鏡を作ろうとしている位なので、こちらも単独で宇宙磁場の中をまっすぐに飛んでいますから、磁気能率は無さそうです。

 要するに電子軌道上の電子のみが磁気能率を持つに至って、外部からの磁気の影響を受ける、ということ。
 と、そのようにはっきり書かないと、本書をだらだら読んでいるとスピン量子数の話と電子の磁気能率の話がごっちゃになります。私の考えでは電子が磁気能率を持っているからスピンが1/2である、と言うことでは無いはずです。

 軌道に入ったら自転するというのは、身近な例で言うと地球の月があると思います。月は同じ面を常に地球に向けているので、自転しているのか?、と一瞬思えますが、宇宙から見ると1回公転する間に1回自転しています。
 だから私が想像したのは、電子軌道に入るとその中を運動し始めるのですが、外部から見たら自転の成分が生じて、外部磁気とは回転の関係になるので磁気能率が検出される、と理解しました。が、そのようにはっきり書いていない感じで、あくまで私の想像です。

 つまり、理解している物理学者でも量子力学のスピンの正体を一般人に説明するのは非常に困難であるみたいです。それがよく分かる本でした。

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3903. 美希の誕生日

2022年11月22日 | 日記

 明日、11月23日はPS4の最新アイマスゲーム、スターリットシーズンに出てくる仮想アイドル、星井美希(765オリジナル)の誕生日だそうです。いつものようにスターリットシーズンのPV新着欄で有志Pがお祝いのPVを上げるはずです。

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3902. ワードマシン

2022年11月21日 | 日記

 本日は普通に内勤でした。昼休みに職場近所のショッピングモールに行くと、主要駅に近いためか、平日にもかかわらず海外からのお客を含む人々でかなりの賑わいです。コロナ前というか、2018年頃の浮いた感じに近くなってきました。
 国内景気は良いみたいで、しかし企業活動に現れるのは少し先のようです。いわゆる円高を脱した後はしばらくして企業内が小綺麗になって行きました。このまま景気浮揚するのかどうかが見所と思います。

 やや余裕があったので、1972年刊の電子計算機基礎講座の一冊で、仮想の機械語のマシンを作る話。最後まで読みましたが、機械語からあまり離れないので私が知りたかったFORTRANやAlgolでどのように機械語が使われるのかは不明のままでした。その代わり、当時の大型機やミニコンの国内事情がある程度分かるので、読んだ甲斐はありました。この分野に関心のある方なら楽しめると思います。

 1語が24bitのコンピュータです。私が当時、実際に使ったことがあるのは1語が20bitのとある国産ミニコンだったか。簡易FORTRANが使えて、クロックは1MHzで、面白いことに1クロックごとにDMA(測定機器からのデータ転送)が可能なのでそれなりに評判の機器だったとか。端末はASR33(テレタイプ)で、ファイルは紙テープベースでFORTRANコンパイラを扱っていました。当時はハードディスクは贅沢品で、そのFORTRANコンパイラを導入すると余地がほとんど無くなっていたと記憶しています。
 そんな感じなので8bitマシンのintel 8080と比べてもそうは高速という訳でも無く、intelの方はあっという間に16bitの8086からどんどん発展して行きましたから我が国のミニコンと呼ばれる機種はあっという間にマイナーになって行ったと思います。

 1語が8bitの2の累乗倍、つまり8、16、32、64のどれかではないので、アドレスは8bit単位ではありません。現在のCPUは組み込みの例外を除いては、普通は8bit、つまりバイト(byte)とごとにアドレスを付けるのでバイトマシンと呼ばれています。はっきりとした理由は知らないのですが、私の想像ではASCII文字が7bitなので、大抵の計算機言語はASCII 94文字で扱えるように出来ているので、コンパイラに必要な文字列が扱いやすいためだと思います。

 元に戻ると、1語24bitで、主記憶アドレスは14bitなので48KBの最大メモリ容量となります。現在の観点ですと、簡易な機器の制御用CPUで無ければ主記憶が全然足りません。
 そう、当時のミニコンの主要用途の一つは機械制御だと思います。例えば当時の最新技術、X線CTの制御にとある有名米国製の16bitミニコンが使われているのを見たことがあります。画像処理は外付けのTTLの塊の計算機構が担っていて、ミニコンはCTの制御卓などの処理をしていたように見えました。現在のCPU+GPUの感じは当時でもあった、ということ。

 ええと、どうしようかな。今更上述の24bit機の解説をしても応用のしようが無いと思います。機械語を知りたいのならARMとか80286とかを調べた方がよほど役立つと思います。MSXのCPU、Z80でも今でも役立つと思えるくらいです。ただし、Z80の元となった8080ですら洗練されすぎていると私は思います。

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3901. 休日

2022年11月20日 | 日記

 やっと体力が戻ってきた感じがします。私にはまだ先ですが、80代くらいになると毎日生きて行くのがやっとの状態になるそうで、この倦怠感というか老化の正体は知りたいところ。
 老化しない細胞は知られていて、ある種の爬虫類とか植物とか。人間は哺乳類一般から見ると異様に長生きらしく、多分血液中の強力な抗酸化物質、尿酸のためだとか言われています。

 とある新刊の科学啓蒙書で量子力学の解説が最初の方は優れていて、最後まで読めたらこのブログで紹介すると思います。最初の方の仕込みが面白くて、磁性の謎の迷宮に入り込む感じです。スピン量子量とベクトルポテンシャルとの結びつきが分かれば儲けものです。

 ガウスの整数論の解説書は通勤列車内で平日の毎日に短時間読んでいるためか遅々として進みません。今はなぜかガロア理論の話になっていて、円分方程式とレムニスケート曲線の周長(楕円関数)との微妙な関係で、多分おそらくこの本のハイライトと思います。
 しかし私の関心はそのガロア理論の対称性の部分です。すっきりした解説は見たことが無く、私の予想では幾何学の側から応援できると思っています。こちらも私の理解がある程度進んだら話題にすると思います。

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3900. 再びのMSX復刻計画か

2022年11月19日 | 日記

 一部のネットで話題として取り上げられていました。1980年代にパソコン少年少女の需要に応えた8bitパソコン企画で、実際の商品は多数ありました。その復刻計画はいくつかあったそうで、私が手に入れたのは1chip MSXと呼ばれるFPGAを使用したハードで、MSXのゲームカートリッジがそのまま動作するのが売りだったと思います。
 この1chip MSXの特徴と私が考えるのが、MSX2に対応していてMSX-DOSが入っている点です(と、3倍クロックモード)。もちろん、MSX-BASICも素晴らしい出来でした。今度の企画の特色はファン集団では無く創始者の一人が絡んでいる点です。まだ未確認情報なのではっきりした時点で再度触れると思います。
 ちなみに私がMSXの最高峰と考えるのはMSX2+と呼ばれるマシン群です。その後のMSX turboはやや勇み足だったと私は考えています。

 このブログを途中から読んだ方は、私が当時の行番号BASICを絶賛しているのが不思議と思われるかもしれません。しかし何度でも言います。N-BASICやMSX-BASICはこれこそプログラミング初心者が触れて欲しい計算機言語と思います。

 特徴は何と言っても目の前でほんの10秒で電子計算機(コンピュータ)の動作が確認できることです。私が当時店頭で打っていたのは、

 print 5+3 「リターン」

 みたいな感じで(もちろん答えは8、Ok)、時間があれば50行ほどだったかの8-Queensと呼ばれる数理パズルの解法のプログラムを記憶頼りに打ち込んで動作させて、今で言うパフォーマンスベンチマークをそれぞれの機種でやっていました。販売店の方、申し訳ないことをしたと反省しています。

 「350 GOTO 200」等が合い言葉で、これが何のことか分かる方は仲間です。当時も言われていた構造化プログラミングなどどこ吹く風。フローチャートを書けば同じだろう、何ならPADみたいな構造化フローチャートを書けば解決、でした、ふう。

 真面目に言うと、アルゴリズムは他人にも分かるように書けばそれでおしまいで、しかしさらに重要なのはデータ構造だと私は思います。問題解決に対応するデータ構造が決定できれば、大抵はアルゴリズムは自明となるはずです。例外(アルゴリズム主導)はあると思います。

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3899. 中の人の誕生日

2022年11月18日 | 日記

 本日、11月18日はPS4の最新アイマスゲーム、スターリットシーズンに出てくる仮想アイドル、玲音(961プロ)の声優、茅原実里さんの誕生日だそうです。
 明日、11月19日は同仮想アイドル、天海春香(オリジナル765)の声優、中村繪里子さん、白石紬(ミリオンライブ)の声優、南早紀さんの誕生日だそうです。
 いつものようにスターリットシーズンのPV新着欄で精鋭Pがお祝いのPVを上げるはずです。

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3898. アルゴル60

2022年11月17日 | 日記

 4chステレオの位相差利用で思い出しました。ステレオ左右2chの「音量差+位相差」のトポロジーは円周ではなく球面です。つまりたとえば球形のガスタンクの中心に観客席を置いて、球面上に多数のスピーカを配置すると想定して、単音の持続音なら任意の1個のスピーカーから音を出す操作が可能だと言うこと。
 多分、鳥の鳴き声を聞いてその方向があらまし分かる理由はそんなところだと思います。ちなみにヘッドホンで左右から同相の同音を流すと左右の耳元で2個の音源が聞こえるのでは無く、頭の中心で1個の音源があるように聞こえます。

 一昨日はかなりきつい一日出張だったためか昨日と本日は割と休息が取れるような配慮がありました。なので読書を。
 少し前に手に入れた、1972年刊の電子計算機基礎講座の一冊で、Algol 60と呼ばれるコンピュータ初期にある程度知られていた計算機言語の解説本です。
 文字通りアルゴリズムの記述に適した言語とされ、begin/endで複文を囲むやり方はどこかで見た方は今も多いと思います。もちろん、後続はPASCAL言語です。

 当時の本なので言語本体の解説ばかりで例が少なく、用語が何を指しているのか分かりにくいです。現在の入門書などが実務的で良くできている、ということ。今の私はAlgol 60を実務に使う気分にはならないので、少し分かった程度で済ますことにしました。
 知りたかったのは局所関数と変数のスコープ(参照範囲)で、しかし多分書いてあるのですが、だらだら読んだために逸してしまいました。また後で気分が向いたら見直します。それよりもPASCALの本を見直した方が早いような気がしてきたからです。

 Algolが続かなかった理由は高速な処理系が組めないからと言われていて、単純データは数値と真偽値、複合データは配列、ですからここで遅くなる理由はありません。多分、関数の引数が値呼び出しと名前呼び出しの2本立てになっている部分だと思います。値呼び出しの方はC言語などでは普通です。
 名前呼び出しは現在はめったに見られません。似ているのはLISPのマクロでしょう。FORTRANで対応するのは参照呼び出しで、それに相当するのがC言語ではポインタの値渡しです。ちなみにPASCALは値呼び出しと参照呼び出しの2本立てになりました。

 PASCALの変数のスコープは独特で、局所サブルーチン内で呼び出し元の局所変数に直接アクセスできます(ソースの字面上は合っている)。再帰も可能なためいわゆるスタックが必要で、C言語で言う自動変数が入るスタック内の構造(フレーム)が少しC言語とは違っています。多分、Algolが元祖だと思います(上述の理由でこのあたりは未確認)。

 Algolの段階では全体として純LISP (COND/LAMBDA/LABEL)とよく似ていて、初期の計算機言語の開発過程が分かるかも、と思って取り寄せた訳。結局、本物のAlgol 60処理系で確かめないといけない感じで、それは実現しそうもありません。
 今、その計算機基礎シリーズの別の本を読んでいて、おそらく上述の仕組みのためのハードウェアを紙面上で組もうという計画みたいで、こちらも私の理解が及んだら話題にします。今となってはかなり特殊な話題で、電子計算機の原理理解の他には役立ちそうに無く、別途述べる機会は来ないと思えるからです。

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3897. 火曜日

2022年11月15日 | 日記

 円が対ドルでかなり上昇していて、しかしなぜか大手報道では触れられず。単に予定されていたドル高への対応が効いてきただけの判断なのかもしれません。
 町中の様子は急に変わるものでも無く、相変わらず外国からの旅行者が目立ちます。華やかな感じで、私はありがたく思っています。

 PS5の拠点を国内に戻そうと動きがあるそうです(噂レベル)。性能的には次のPS5の改良版(?)で一段落するでしょう。8Kテレビは継続して売られているものの、今すぐ流行するような感じは無く、順当に4K/120Hz/HDRのテレビなどが手に入りやすくなってきたと思います。その4Kを自在に操れるのがPS5の次世代機だと思います。
 我が家のPC用モニタは2Kで、しかしかなり古くなってきたので、買い換えるとしたらPS5用に4Kテレビを買うことになり、その4KモニタをPCに接続しようと考えています。

 つまりこれからは、これより先を考えないといけません。PS4/PS5で新しく出てきたのはVR/VR2のみ? の感じなので、何とかしなきゃ、の雰囲気なのだと想像します。
 一つは家庭内AVシアター化で、こちらはまず75型などの今は超大型に見えるテレビをどうやって普及させるか、だと思います。それに伴い、オーディオ系も充実させる必要があって、わずか数万円の努力なのに、ここ数年は音響環境が次第に劣化していく方向が目立ちました。いわゆるハイレゾは技術的には完全に手中にあると思います。

 ううむ、突如としてオーディオの4チャンネルの一瞬の流行を想起しましたです。もう40年ほど前にもなるか。
 元のアナログレコード(LP/EP)のステレオ化は画期的な出来事で、それまでの中央スピーカ1個からの蓄音機と違って、まさに左右に広く広がる「立体音楽」が実現しました。レコードの溝を90°の角度にすると一つの溝で2個の音響データが記録できる、しかも原理的には無限大の左右分離度となります。これはもちろん成功しました。

 それならば、左右では無く360°の全周のパノラマにしよう、というのが4ch計画です。一つは伝送チャネルを4個に拡大する動きで、オープンリールテープレコーダでは多チャンネルが割と簡単に実現できるので、そういうのもありました。レコードでは左右チャネルにさらにラジオのFM放送みたいに超音波領域にチャネルを設けるシステムがあって、そのためにLPレコードの針などが新規開発されたと記憶しています。これはドルビーシステムとして現在も開発・普及が続いていると思います。

 しかし、さすがに物理的溝のLPレコードで超音波の記録は難しく、どちらかというと音波の位相を利用したレギュラーマトリクス(RM)方式とソニーのSQ方式の方が広まったと思います。とはいえ、こちらは原理的に前後分離が壊滅的な出来で、実際の製品もかなり無理をしていて、当の開発技術者があれは何なのか、と当時でも疑問に思っていたみたいです。
 技術的には音の位相差に注目したのは私は悪くないと思っています。今のmp3みたいに位相情報がぐちゃぐちゃになるのは何とかしてくれ、の感じ。悪いことにゲーム界などではその位相ぐちゃぐちゃが当然のようになっていて、私の老人の耳にもドラムスなどが没個性になっていると思います。とりあえずドンチャカ鳴っていればそれでいいのですか?、が問われていると思います。

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3896. 日曜日

2022年11月13日 | 日記

 本日は日曜日で、私は休日。いつものようにやることやって(家事)、普通に休憩しました。
 一昨日だったか、職場近所の量販店ではPS5がようやく普通に売られるようになってきたようです。少し前にも書きましたが、本当に欲しい人には概ね行き渡っている数を売りさばいたので、今は普及期というか、VR2の話題などが出てきました。

 PS4の時のVR(仮想現実用のゴーグル型ディスプレイ)はPS4の販売台数の1/10に満たなかったと思います。VR2も最初はその程度の普及を考えていると思います。とてものこと、これが大流行するとは私は思いません。それよりも必要としている人に使ってもらうのが目的と思います。いや、私の勝手な感想です。

 理想形態(?)はAVルームの85型8Kテレビの代わりに360°見渡せるパノラマディスプレイでしょうけど、さすがにそんなのが各家庭に普及するとはここ10年程度では想像できないです。まずはたとえばゲームセンターに設置するとかですが、たしかそんな感じの装置が一時期あったような無かったような。ゴーグル型VRのゲーム機は撤去されてしまいました。

 どのような応用が飛び出すかはやってみないと分からないので、このような展開はとてもありがたいと思います。

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