まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3472. 計算、続き^4

2021年07月27日 | 日記

 イーサネットは相手のMACアドレスが分かっていれば、簡単にデータを送ることができます。それ以前はRS-232Cと呼ばれるシリアル通信のケーブルを必要なだけ接続していました。これが1本のイーサケーブルで実現できます。ただし、簡単なのは同一LAN上まで、OSI参照モデルで言うとデータリンク層までです。
 今はインターネットの時代で、IPアドレスで相手を特定しますが、これはネットワーク層以上の話で、データリンク層のMACアドレスとは別物です。

 MACアドレスはイーサ用のICチップ毎に出荷時に決められていて、ユーザーでは(建前上)変更できません。大抵はそのICチップの表面に印字されていて、ソフトからは特定のレジスタにアクセスすると得られるはずです。
 かいつまんで言うと、MACアドレスを知る、というのはRS-232Cのケーブルを繋いだ、と同等です。ですから、意味のある通信をするにはもっと上位の取り決め、つまりプロトコルを決めないといけません。

 元々は管理サーバーを決めるか、各パソコン毎に管理ファイルを設定しました。今は普通は自動管理されるので、私もですが、あまり意識されることは無い、と思います。
 つまり、ネットワーク上の資源、他のパソコンとか印字装置とかファイルサーバーとかとの通信を管理する、ということ。今はプリンタサーバーとか通信サーバー(ネットワークルータのこと)とかの言葉はめったに聞きませんが、その役割をしている部分はあるはずです。
 大型機やミニコンが1台で、周辺機器や端末がすべてそこに接続されていれば、単体のOSで管理できます。しかし、今はネットワーク時代で、装置はネットワーク上に分散しています。

 要は、現代のCPUは外界との通信が必須で、以前の項目で取り上げた単体の原始的計算機では多分うまく動作しません。
 ソフトから見ると、特定の大域変数が外界の都合に応じて変化します。たとえば、昔のBASICには$TIME、$DATEと呼ばれる特殊変数があって、それぞれ時刻と日付の文字列が入っていて、当然ですがその値は勝手に(正確に)変化してくれないと困ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする