まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

食べられるようになった

2005年03月20日 | Weblog
ようやくわが糠漬けが食卓にのった。
一月半ぶり。きゅうりとナス、それからキャベツ・コカブの葉。
ナスの色がいい。
ナス型の鋳鉄製のものと燕市で買ってきた銅製のもの、これ、専門的にはなんというのかな。そのおかげかな?!色づきのいいのは。
いずれにしても、家族が、いい色だね、戻ってきたね、と言ってくれた。
たまたま妹が東京から墓参りにきていて、どうしたの?と。
今年の初め、糠床を車に乗っけて東京まで行って、3階まであげて振舞ったんだ。その後、追い糠に濃いにがりを入れてしまって、わが糠床が瀕死の状態になって、ずっとリハビリ中だったんだ、と。
捨てて新しくしなかったの?というから、いや、それはしたくなかった、復活させたかった、と言いながら、きたきた、と思っていた。
春とともにわが糠床も再生を遂げようとしている。

そういえば、妹が離婚する前、おじがなき奥様の残されたあれやこれやをどのように整理しようかと悩んでいるときに、私なら、全部、きれいさっぱり捨ててしまうけれどね、と言っていたことを思い出す。その言葉におじはショックを受けると同時に、妹の切ない心中をおもんぱかっていたっけ。
そう、たかが糠床、されど糠床。

ところで、今回から、題名と表紙を変えてみることにしました。
糠床も再生しつつあり、春でもあり。
それに、アカシヤさんもおっしゃっていたように、糠漬けする気がなくなってしまったりしても困るし、だんだん書いているうちに、糠漬けだけでは、自分自身、あんまり自由をかんじれなくなったし、で。



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