買い物上手？

夕べ、ナスときゅうりを買いに行く。7時過ぎ。
半額のシールが貼ってあったので、思わず、こなす4個入り、買う。
鮮魚コーナーの方で、マイクを持ったおじさんが、2パックおまけだよ、といっていた。その廻りを何人かの人たちが取り囲んでいる。怖いもの見たさに近づく。
1パック399円の鯵やイカが3パック1050円。それにあとふたつサービスだよ、と。
いや、得した気になって、鯵2パック（8匹入り）、イカ2パック（妻が好きなんです）などを買い物篭に。
おじさん、これ、すごく得したみたいだけど、そもそも、普段の値段知らないからね、俺。
いや、すごくお得ですよ、これなんか、いつもなら、このくらいで、とおじさん。声が心なしか、悲しそう。僕の周りで、こういうところへ納入している人たちを知っているので、複雑な気持ち。
ナス1本ときゅうり2本を200円弱で買うつもりが、レジでは1500円オーバー。
しかも、この時間。帰宅すると、すでに今日は餃子がお袋の手で出来上がっているわけで、いつ、だれが食べるの？ということになる。
買い物は楽しいけれど、それを消費する人がいないと、無用の長物。
しかし、燕三条で買ってきた出刃包丁の出番。鯵を三枚に下ろし、たたきにする。
たしかに、出刃包丁というやつはうまくできている。中骨の上をうまい具合にすべって、8匹目になると、ずいぶん上達したのが、自分でもわかるくらい。これも、図書館で「包丁の使い方」を借りてきたおかげ。
そのおかげで、今晩の食卓は、昔なら御大臣の食卓みたい。何品になったんだろう。
韓国の宮廷料理まではいかないけれど、テーブルの上は、いっぱい。
でも、ご飯は中井SAで買ってきた大根の葉っぱを細かく刻み、しょうがをのっけたもの。これだけで何杯でも食べられそう。

妻も食べ過ぎ。
これでまた痩せることからは遠くなる。ほんとになにやってんだろうね。

昨日先輩のところへ行ったら、10年で4億返した、と。すごいね。借りたも借りたり、返しも返したり、というところ。しかも年中飲み歩きながら。爪の垢を煎じて飲まないと。
もう一人の後輩のところでは、息子が公認会計士目指してる、とか。この息子が高校の頃からやりたい放題遊んできて、おやじたる後輩は悩んでもいたのだけれど、好きなことやりつづけてそこへたどり着いたんだからよかったね、と言っておく。

夜。爆笑問題のなんとか、という特番を見る。政治家がひな壇に並び、質問に答えていたけれど、たけしのTVタックル風。最近、たけしが先鞭をつけて、政治家をいじる番組が増えている気がする。たしかに、いじられるのが商売ではあるんだけれど。うちの母親なんか、大笑いして見ている。田原総一郎も竹村健一も結局、政治家をいじって、番組をつくり、視聴率を上げている。そういう意味では、シャープもソニーも似たようなものではあるけれど。

今日は糠床を替える。壷を買ってきたので、母親に頼む。
ところで、きゅうり、ナスはたてて漬けるらしい。壷の高さも必要になってくるね。