というのも。
昨日の安全大会、後半のゲストが、かの武田教授で。
90分間、武田節炸裂、ということでね。
認知症は、血圧降下剤が原因だということが、あきらかになりつつある。
とかね。
石油は、いつでも、あと40年で枯渇する、という都市伝説がつくられる。
とか、このまま、CO2が減っていくと、生物の生存そのものがおびやかされる、とか。
詳しく、お知りになりたいかたは、ぜひとも、彼の音声ブログを。
散策していただきたいものですが。
タバコを吸うと長生きする、というフィンランドの実験結果やらね。
副流煙は、ほとんど影響なし、とか。
健康ブーム、とはいうけれど、知らぬ間に、常識となっている。
さまざまなことを、ひっくり返す、という意味では。
あるいは、人に言われたから、それが正しい、という安易な思い込みの。
勘違いから、自由になるには、時には、こういう話を聞くのも。
刺激になるわけです。
って、僕は、いつも、そんな具合だけど。
それにしても、某大手さんの安全大会だったんだけど、武田さんを呼ぶ自由が。
まだ、あるんだね、さすがに、ふところが深い、と。
というか、ちまちました、官僚的な、前例主義なんてのは、もしかしたら、死語なのかもね。
それほどに、企業人は、必死に自己改革も含め、日々、革新的な運動をしている。
ということかね。
だって、金利が、0.3%だったかな、あがると、ドイツ銀行ね、あそこの。
自己資本が飛んじゃうくらいの損失がでる、例のCDS、ってやつで。
なんて、吉田繁治さんのメルマガで。
書かれていたけどね。
例の、ギリシアに端を発する金融危機のおそれ、みたいな感じで。
なので、のんきに、イデオロギーがなんとか、なんとか主義がどうとか。
なんてのは、言ってられないよね。
一部の政治家さんたちが、お仲間であつまって、気炎をあげる、くらいのことで。
どうしたら、思い込み、決め打ちから自由になるか、ってのが。
この時代のテーマでもありね。
実は、今朝の表題は、「パリノ ミンガラ フカキャムラー」としようか。
とね、考えていたんだ。
波照間の方言で、針の穴をくぐって生きてきた、という意味らしい。
1945年の2月、というから、もうすぐ終戦、という頃。
波照間島へ、米軍が上陸するかもしれないから、全村、西表島へ疎開せよ。
という命令が出たらしい。
で、そうなったんだけど、当時、西表島では、マラリアが猖獗を極め。
全員が感染し、3分の1の550人が、死亡。
そこで生き残った、平田さんというかたが、おっしゃっていたそうで。
針の穴をくぐって生きてきた、と。
戦争ってのは、なんというか、ね。
戦争を知らない子供たち、っての、何年前か、いや、何十年前か、流行ったよね。
今では、時の為政者まで、その「子供たち」の世代なんで。
いうことが、勇ましいのかもしれない。
針の穴ってのを、知らないし、そもそも、富士山は遠くでみれば美しい、ってわけで。
思い出すのが、わが友人のお父上、知覧か鹿屋か、でゼロ戦の整備を担当。
多くの特攻隊を送り出したんだけど、戦後、まったく、戦争の話はしなかった。
しかし、戦役につかなかった弟さんは、お酒がはいると、勇ましい話でもりあがり。
という仕組み、ね。
そういえば、少年の頃、学生運動の中でも、勇ましい話のみをかたる、という先輩がいたな。
理論ではなく、武勇伝だな。
俺はこんな危険なところで、こんな勇ましいことを、ってわけだ。
歳をとった経営者やらが、酒の席で、部下やら後輩たちに、昔の俺は、これこれこうで、とかね。
こんな立派な会社にしたのは、俺がこうでああで、というのと、似ているね。
これこそはと信じれるものが、この世にあるだろうか、と歌ったのは。
吉田拓郎だったか、加川良だったか。
さて今日は、わが社の安全大会。
今年は、同友会の友人に、腰痛予防としょうして、実践講義をしてもらう。
という仕儀で。
その裏には、知識の詰め込みでなく、少思多動(しょうしたどう)というね。
からだを動かし、あたまのなかを空にする、という趣旨で。
呼吸もそうだけど、どうしても、最初、吸いたくなっちゃうよね。
クロールが出来なかった僕が、水の中で吐くんだよ、と教えられて。
目から鱗が落ちたわけだ。
吐くと、顔を水の上に出せば、自然に空気が入ってくるんだね。
苦しくないんだ。
これ、体感です。
これとおんなじで、吐き出せば、いいアイデア、いい考え、いい思いが。
自然に入ってくる、というね、その実践編です。
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