三遊亭金馬の落語に、くしゃみ指南、というのがある。
生意気な講釈師めがけて、話の最中に、最前部で、七輪で火をおこし、胡椒でくしゃみがとまらないようにしてやろう、というお話なんだけどね。
このくしゃみ。
はっくしょん、とした後、だれか、うわさしてるな、と言うよね。
これ、あったてる節もあるらしい。
うわさをしている場所に、生霊(いきりょう)がでかけていくんだってね。
出かける、というのか、呼び出されるというのか。
本人の霊体、とでもいおうか。
すると、当の本人、肉体と霊体が一瞬、分離して、冷気を感じるんだって。
で、くしゃみをすることになる、と。
なるほど。
この解釈も、ありかもしれないな。
もっとも、有名人なんかになると、始末がわるいよね。
キムタクがさぁ、なんて、若い女の子に、年がら年中、うわさされていたら、重篤な風邪になっちゃうかもしれないしね。
会社の社長が、居酒屋での、部下の愚痴につきあってたら、からだ、こわしちゃうだろうしね。
うわさをすればかげ、なんていうことわざもあるけど、けっこう、あたってる。
待ち合わせなんかしていて、あいつ、遅いな、なんていうと、すぐそこに来てたりね。
人間って、肉体だけじゃなくて、みえないかたちで、そこかしこに出現しているのかもしれない。
弔辞なんかで、君は僕らの心の中に、いつまでも生きてます、なんて、いうけど、実際、思い出すたびに、その方は、そこにいるんだからね。
だから、生死にかかわらず、陰口なんてのは、かなり、重大な傷を、人間関係へつけてしまってるのかもしれない、気づかないうちに。
陰口には、人へのやっかみ、さげすみ、社会への呪詛なんかもはいるんだろうね。
気づかないから、また、やっかいで。
なんで、おれは、運が悪いんだろう、なんてなげいたりしてさ。
実際は、自分で、傷口をひろげてる、なんていう構図だよね。
くしゃみ、ひとつとっても、なかなか、人生の重大事です。
生意気な講釈師めがけて、話の最中に、最前部で、七輪で火をおこし、胡椒でくしゃみがとまらないようにしてやろう、というお話なんだけどね。
このくしゃみ。
はっくしょん、とした後、だれか、うわさしてるな、と言うよね。
これ、あったてる節もあるらしい。
うわさをしている場所に、生霊(いきりょう)がでかけていくんだってね。
出かける、というのか、呼び出されるというのか。
本人の霊体、とでもいおうか。
すると、当の本人、肉体と霊体が一瞬、分離して、冷気を感じるんだって。
で、くしゃみをすることになる、と。
なるほど。
この解釈も、ありかもしれないな。
もっとも、有名人なんかになると、始末がわるいよね。
キムタクがさぁ、なんて、若い女の子に、年がら年中、うわさされていたら、重篤な風邪になっちゃうかもしれないしね。
会社の社長が、居酒屋での、部下の愚痴につきあってたら、からだ、こわしちゃうだろうしね。
うわさをすればかげ、なんていうことわざもあるけど、けっこう、あたってる。
待ち合わせなんかしていて、あいつ、遅いな、なんていうと、すぐそこに来てたりね。
人間って、肉体だけじゃなくて、みえないかたちで、そこかしこに出現しているのかもしれない。
弔辞なんかで、君は僕らの心の中に、いつまでも生きてます、なんて、いうけど、実際、思い出すたびに、その方は、そこにいるんだからね。
だから、生死にかかわらず、陰口なんてのは、かなり、重大な傷を、人間関係へつけてしまってるのかもしれない、気づかないうちに。
陰口には、人へのやっかみ、さげすみ、社会への呪詛なんかもはいるんだろうね。
気づかないから、また、やっかいで。
なんで、おれは、運が悪いんだろう、なんてなげいたりしてさ。
実際は、自分で、傷口をひろげてる、なんていう構図だよね。
くしゃみ、ひとつとっても、なかなか、人生の重大事です。
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