アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

夕暮れの多摩川を往く高尾臨~DD51

2021-02-27 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

何かと話題に上るDD51で、前出と同じような画像を探してみた。

春のダイヤ改正で、JR貨物のDD51がいよいよ引退と聞こえてくる。普段はあまり関心がないのに、無くなるとなるとどこか血が騒ぐのが鉄チャンの性というものか。アントンKも以前だったら、少しはそんな想いも湧いていたが、今の心境は昔に比べたら枯れてしまったと我ながら感じてしまう。少なくとも「撮りたいもの」という大前提からは外れてしまっている。この手の旬と思える被写体は、SNSでお若い血気盛んな方々の画像を見て楽しませて頂いている時代へと移りつつある。しかし、そんな画像を見て「撮りたい!」と思わせてくれる画像がないのは、いったいどういうことなのだろうか・・・

国鉄時代には、正月初詣臨が数多く走り、高尾山への臨時列車も週末を中心に運転されていた。高崎方面からは、八高線経由で設定があり、DD51が12系客車を牽く姿がこの時期の風物詩だった。暮れ往く冬晴れの空をバックにゆっくりと多摩川を渡る高尾臨。晩年には恒例の初詣臨としてファンにも認知され、ヘッドマークまで付いて走っていたが、撮影した時代はファンも少なく、この広い多摩川河川敷も独り占めだった。

1979-02-03  9223ㇾ  DD51808 12系客車6両   八高線:小宮付近