マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

武士の一分

2007-01-08 20:11:59 | 映画
各地で低気圧が猛威を奮いましたね。こちらも昨夜から強風などが吹いて荒れ模様でしたが、雪のほうはそうでもなかったです。
今日は友人がリフレクソロジーのお店に就職したので、挨拶がてら施術していただきました。リフレクソロジーでいつも言われるのは、首の反射区と頭の反射区と胃の反射区に老廃物が溜まっているってこと。首はいつも凝っているし、胃も悪いんですが、頭も悪いとは(笑)睡眠不足のせいと思いたいです。

さて昨年から見たいと思っていた「武士の一分」を見てまいりました。中年以上の客が多く嫌な予感がしたのですが見事的中。隣が50代ぐらいの夫婦でもうマナー悪くてブツブツブツブツくだらないことをくっちゃべってうるさいのなんの。家でテレビ見てるのとちゃうねんぞー!とイライラして映画に集中できませんでしたよ。
でも内容じたいはとても良かったです。
ストーリーはお毒見役が毒にあたって失明→先々の暮らしを心配した妻が上司に相談→弱みに付け込まれヤられる→夫憤懣やるかたなく果し合い、というわりとありがちな単純なものなのですが、この作品の見どころは下級武士のつましい暮らしぶりが詳しく丁寧に描かれているところ。当時の生活を丹念に描くことによって、この頃の人々も現在の我々とさして変わりないんだな、と親しみやすさ、共感が生まれる。ここが山田洋次作品と他の時代劇との違いだと思います。
木村さんの演技ですが最初は台詞の言い方や立ち振る舞いが現代的すぎるかなあ、と思いましたが、話が進むにつれ気にならなくなり光を失ってからの表情の演技や殺陣などは迫力があり、さすが、と思いました。
地味な小品ですが味があり、良い映画だと思います。夫婦愛の素晴らしさに泣けます。それだけに、しつこいようですがアカデミー賞の主演男優賞辞退が残念。仮に助演女優賞や作品賞、監督賞を受賞することになったとしても話題の主演俳優が不在では素直に喜べないのではないでしょうか。
また「サイゾー」で見たのですが、ジャニー喜多川の裁判を詳しく掲載していた週刊文春と折り合いが悪く、この小説の原作本(文春文庫:藤沢周平著)の帯に「映画化、木村拓哉主演」と写真はおろか名前を出すのも拒んだとか。なんとか頼み込んで名前だけは印刷させてもらえたものの大ヒット映画の原作にしては実に寂しい装丁。今じゃメディアミックスで売り出すのが常識なのにね。まあ俳優本人の問題ではないにしてもね・・。

「ハケンの品格」の番宣番組「”ハケンの品格”を楽しむ方法」を見ました。これって全国放送なの?ナビゲーター役がヤスケンでした♪
ドラマじたいも面白そうだし、期待が高まります。
そういえば「ダヴィンチ」こちら北海道ではまだ店頭に並んでません。明日には読めるかな?すごくいい特集みたいだし楽しみっす!


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