既報

母乳から放射性物質を検出

このニュースは昨日時事通信社から配信されたもので、今日になって厚生労働省で慌てて発表があったけれども、元々は市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」が独自に調べてわかったものであり、本来なら率先して国が調べるべきことなのに…とつくづく情けなくなってくる。
水や食べ物が汚染されていて、赤ちゃんに水道水で作ったミルクを与えないでと呼びかけていた頃、母乳をあげているお母さんは水道水摂取して大丈夫なのか？とは誰もが疑問に思ったはず。国は体内被曝を認めたくない＆騒ぎ立てたくないからか、わかっててスルーしているとしか思えないんですが。
しかも私が確認している限りではテレビではこのこと報じられていないと思う。本当にこの原発の被害に関してテレビの罪は重い。テレビだけ見ている人には本当のことが伝わらないという某国並みの情報統制じゃないかと思う。本来ならトップ扱いのニュースのはず。
全国の放射能の数値、雨・大気に含まれる放射性物質の検出量を一覧にしたサイトがあって（マメだと思うわ～）日々確認しているんですが、東北以上に北関東、特に千葉・茨城辺りの数値がやけに高く心配していたので、こういう結果が出てみてやはり…と思ってしまいました。茨城や千葉にお住まいの乳児を持つお母さんはさぞ心配されていることと思います。国がちゃんとした調査もせず、またその結果を過小評価してまた「問題ない。影響はない」と繰り返すなら、せめてお母さんも水道水の摂取は控えるとか、食材の生産地を確認するとか…少しでも自衛するしかありませんよね。

管首相がまた被災地に赴いていた様子をニュースでやっていましたが、もう行くのやめたら？多分さーまだご自身多少人気があると思って、被災地を行脚すれば政府への批判を和らげることができるとでも思っているんじゃないの？？逆効果だってば。火に油注ぐ。ズレまくり。かつてこれほど罵倒された総理大臣があったでしょうか。惨めすぎるわ。
あとね。私が思うことなんですが、福島の方々早くお家に帰りたい帰りたいと仰っていますが…もちろんそれは重々わかりますが、イマイチ事態の深刻さがわかっていないのでは？ちゃんと情報が伝わってないんだなあと感じました。ここでも事故を過小評価しようと躍起になっている政府の方針が裏目に出ている気がします。原発周辺の放射線の量は相当蓄積されていると思いますし、一時帰宅の間に発電所で何が起こるかわからないし…なんせ安定していないんですから。
とにかく政府の言っていることは矛盾だらけでこれでは不安も募るばかりだね。

話はだいぶ変わって…