端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

老 い

2008-09-14 | Weblog
明日は「敬老の日」です。

国民の祝日ですから 日の丸の旗が玄関や門に 出ていても
不思議ではないのですが そんな風景は 近頃見かけません。
国は 65歳以上を高齢者と区別していますので 我が家は二人とも
立派な 年寄りです。

私の町では集落ごとに 敬老者のお祝い 集落では 75歳以上の方を
敬老会に招待しています。

以前は 早朝から婦人会が主となって 敬老者のお膳や まかないの
肴をつくり 一戸から二人づづ参加 子ども会も加り 敬老者を祝って
いましたが 今は婦人会組織もなくなり 折り詰めでの
接待になっています。

が 今年は 一日早く 隣の市の結婚式場で 昼食を食べながら
大衆演劇鑑賞になり 迎えのバスが 先ほど来て敬老者と一戸から一人
づつの参加者を 乗せて行きました。

私が子供の頃は 年寄りの存在が今よりずつと大きかったような
氣します。
まして 農家では 明日の天気や仕事の手順 稲の刈り取り時期 
野菜の蒔きどき しきたり作法などすべて 年寄りに聞き教えてもらい
冠婚葬祭など 年寄り婆の指示なしでは 出来ませんでした。

新参の嫁など こんにゃくの切り方 だしのとり方 盛り付けそして
慣わし 習慣まですべて 聞いていました。
今は 結婚式もお葬式も我が家ですることはありません。

料理も 仕出し屋さんです。
分からないことはネットやテレビで より詳しい情報が得られます。
年寄りの出番はありません。
少子化の時代 孫の守もありません。

若い人のお役に立ちたいと思いつつも 足腰が段々弱り 自分の老化を
嘆いています。
介護保険や 痴呆 介護の問題など 老いが社会問題になりつつある
今 肩身の狭い 想いです。

去年の「桃太郎ぶどう」美味しかったので 又食べたいと 息子に
メールで強要しました。
本当は「瀬戸ジャイアンツ」と言う新品種で岡山栽培のものは
「桃太郎ぶどう」の愛称とか。 とにかく甘い 皮ごと食べるので
其のパリパリ感が たまりません。
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