端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

自己満足

2007-06-10 | Weblog
私が子供の頃 手作りの 肩掛けかばんのことを 年寄りは「ザツノウ」
と呼んでいました。
何でも入れられて かばんと呼ぶには 少し気恥ずかしいものの
呼び名だったような 気がします。

春の「骨董市」で見つけた前掛け ほころびがあるくらいに使い込まれて
いるのに 藍の色はあせることなく くっきりと文字を際立たせています。
それに文字は 右から左へ 旧漢字です。
門司の「白石青果」と書れた 問屋さんのものです。

門司港に揚がるバナナなど商った問屋さんだったのでしょうか。
この 前掛け 毎日あかず眺めていましたが 肩紐一本の リュック
まがいの 袋にしました。

何でも入れて 口を絞って 肩にかけて 何処に行きましょう。
まあまあの自己満足の 袋です。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トートバック | トップ | くちなしの花 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすが!あっぱれ!! (あまてらす)
2007-06-10 17:19:05
 古い布も女房様の手にかかったら、眠ってなんかいられませんね。命をよみがえらせてもらって感謝していることでしょう。
 ラッキョウといい、バッグといいお見事です。
 その他にもありとあらゆるものをこなす女房様。もしかして主婦の天才?恐れ入りました。
返信する
Unknown (とんぼ)
2007-06-10 17:36:01
昔、炭屋さん酒屋さん米屋さん、みんなこんな前掛け
していましたねぇ。懐かしいです。
とても丈夫ですものね。味わいのある、
いい「ザツノウ」になりました。
今、この前掛け「古いものほど高い」ですー。
返信する
あまてらすさんへ (穴熊の女房)
2007-06-12 06:26:49
有難うございます。
老後の楽しみで 遊んでいます。
なにか 一つ趣味があると 色々広がって教えていただくことも お友達も広がります。
作ったものは 時間のかたまりです。
返信する
とんぼさんへ (穴熊の女房)
2007-06-12 06:31:16
とんぼさんには 分かっていただけるザツノウです。
近頃 この前掛け 骨董市場に出回っているのですね
昔は たいていのお店のご主人が していました。
今は 買い物に行っても 会話がありません。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事