昨日の夕方 もぎたてのとうもろこしを頂き 今朝早速茹でました。 今はとうもろこしなどとは呼ばず ネーミングも ハイカラにスイートコーンなどと 横文字です。
お店に出始めの頃は 横目で眺めるだけの お値段でしたが 今は安くなりました。
このスイートコーン 朝の夜明け前から 頭にヘッドライトをつけて 朝日の出る前までの収穫で 朝ごはんは皆で作業小屋で 済ませ 選別 箱詰めして 午前中に都市圏に出荷されるのです。
一本に 一個の実しか 付いていません。 ベテランの農家の方は あのひげの色と枯れ具合で 収穫の時期を判断し もいでゆきます。
生でも美味しいと 宣伝していますが 私には考えられません。子供の頃食べた とうもろこしは まだまだ堅く 歯ごたえがありましたが あんなとうもろこしには 出会えません。
上品に とうもろこしと呼んでいますが 私の他方では とうきび=唐キビ サツマイモ=唐いも かぼちゃ=南蛮とよんでいます。 昔々こんな食べ物も唐の国から 来たのでしょうか。
こんな とうもろこし皮を剥ぐとき 母は姉様人形を 皮とひげで起用に 作ってくれていました。 もう遠い昔の話です。