節 句

昨日は　こどもの日　端午の節句でした。

じいじいとばあばあの生活では　普通の日と変わりありませんでした。
子供の頃の端午の節句は　母が何日も前から　節句の団子作りの準備を
していました。
米粉や餡子の準備などで　子供は傍で　手遊びのせっせっせ「夏も近づく
八十八や、、、」と手のひらを合わせて遊んでいました。

夜になると菖蒲や蓬を湯舟にいれ　薄暗い風呂で　菖蒲の香りの中
浸かっていました。
頭が良くなるとか　頭にも菖蒲を鉢巻のようにして　巻いていましたが
あの頃もっと沢山菖蒲を巻いてもらえばよかったと今後悔しています。

魔よけの意味もあったのか　屋根の上にも菖蒲や蓬を束ねて　投げ上げ
ていました。
マンションやアパートの少ない時代の話です。

今思うと　こどもの健やかな成長を願う親心だったのでしょう。
我が家も　昨日は　団子も菖蒲湯のことも　忘れていました。
日本の　季節の行事　残したいと思いつつ　時代に流されて　
忘れています。

愛煙家やタバコが肩身の狭い思いをしている昨今ですが　畑のタバコは
すくすく成長しています。

もうすぐ花を咲かそうと　蕾が出ています。　
ピンクの可愛い花ですが　葉を収穫するために　摘んでしまいます。
花芽を摘んだり脇の芽を摘んだり　タバコ農家も忙しい　毎日です。