奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

武士の商法・・・かな?

2011年01月19日 | 徒然

 春カボチャの植付けも一段落したので、生育を観察しながら秋カボチャの収穫と畑の片づけを行っています。収穫Dscn5237_7は、主にJAに出荷できない1キロ以下の規格外品で、地元の直販店に出しています。

 出店初日は、納品書の添付や値段シール、消費税の意識もなく、直販店の方に指導を受けることになりました。初日の値段シールはガムテープを貼り付けました。

 取急ぎ、出荷のために納品書や領収書の用紙を買い揃え、また、頻繁に使う住所ゴム印やDscn5235_5法人印を通販で注文したところです。法人印は、「南瓜ファーム・しき」と命名しました。

 月末からは、JAへの出荷も始めます。カボチャの完熟度と直販店のお客さんの反応が気がかりな毎日です。また、元エンジニアにとって商いは新鮮な感覚です。

 画像は、一昨日から出店した地元の直販店です。いずれも国道沿いにあり、風光明媚な場所です。


緋寒桜とタンカン

2011年01月16日 | 奄美の景色・自然

 寒波の接近で夜半から激しい雨と強風になり、補強したばかりのトンネルハウスが気がかりで浅い眠りにつきました。起床早々に雨具を着けて畑の巡回に出かけ、トンネルハウスの無事に安堵したところです。とは言いながらも、Dscn5220強風と雨は終日おさまらず、抜けかけたトンネルハウスのプラスチック杭を鉄ハンマーで再度打込み強風に備えたところです。ベテラン農家のMさんも同じことをしていました。

 強風と雨、時折の陽射し、不安定な天候の中で農研センターに出かけ、あきらめて放置していたカボチャの日焼け対策(新聞紙で包む。)をしました。小玉ばかりですが、意外にも味が良く、地元直販店では食べ切りサイズが好Dscn5226評とのことで、せめて種子代にでもなればと氷雨の中で奮闘したところです          

 12月中旬から雨の日が続いていますが、ちょっと目を凝らせば街路の緋寒桜が咲き始め、タンカンの完熟期がそこまで近づいています。画像は風雨の中、畑の巡回で撮影した奄美の旬の一コマです。


春カボチャの作付け

2011年01月15日 | 徒然

 お待たせしました。

正月気分も消えた頃合ですが、本年もご愛読のほどをよろしくお願いします。

春カボチャの作付に追われて、疲労困ぱいの年末と大晦日の寒波による強風害で作業のやり直しに本日までかかり、何とか春カボチャの植付け作業は終了しました。やっと正月が来たな~と安堵しています

 正月には愛用のパソコンが壊れて急きょノートパソコンを購入し、年賀状作成やネットワークの復旧にも奔走しました。残念ながら青色申告以外のデータはすべて没になり、寸暇を惜しみながらデータを作成しています。また、正月早々には北海道の友人から豪雨災害の見舞金が届いたり、地元の同窓生による倉庫の落成祝いが開かれたり、忙しい中にも心温まる出来事もありました。Dscn5216_4

春カボチャの植付けが一段落 したので、いよいよ来週からは秋カボチャの収穫を計画しています。豪雨災害や低温の影響で小玉の傾向にありますが、えびすカボチャの特徴である「ほど良い甘さとモッチリ感、ホクホク感」は十分に出ています。

 画像は、雨の中、ハウスバンドによる補強作業を終えた春カボチャのほ場です。30a(12畝)の作付をしました。