奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

もう一息

2015年03月09日 | 晴耕雨読
 未明からの雨は朝まで降り続け、ボチボチと朝食を摂るとネットで雨雲の動きをモニターしながら1日を巡らしました。雨雲は小一時間ほどで移動の予報、全身筋肉痛の老体に鞭打って出畑しました。

 ほ場に着くと雨上がりの猛烈な陽射しになり、ハウスやトンネルハウスの開放に奔走しました。
しかしながら、雨上がりの静寂はほんのひと時で、猛烈な北風が吹き始めて、あれよあれよと言う間に暗雲になり、出たとこ勝負の様相になってきました。

 作業は、昨日の続きでクリユタカの2巡目の誘引、風雨の中で2畝を終え、後はクリホマレの様子見を兼ねての誘引を行いました。クリユタカ、クリヒロ、クリホマレ・・・競争馬の名前みたいですね。
それにしても、3年ぶりのクリユタカは相変わらず草勢が強く、難航しながらの誘引になりました。
1番目のヱビス後に定植したクリホマレも、今週末にはトンネルハウスの外に出てきそうです。
  

 カボチャの生育は、ある時期から一気に加速しますので、この後は誘引から受粉、着果、摘果、摘芯と忙しいひと月になります。着果してシート敷きが終わると、残りのひと月は完熟を待つばかりでわりと余裕が出てきます。

 風雨の中、「もう一息」と自己暗示にも似たような激励をかけて、奮闘の日々を過ごしています。

 

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