奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

3.11・・・長い一日

2012年03月11日 | 晴耕雨読

 今日も雨からのスタート、寒が入り気温は低く、雌花は小振りで戸惑いながら受粉作業を行いました。しばらくは、これと言った話題もなく受粉に終始しそうです。

 受粉の後はパッションやインゲン、それからトマトや冬瓜の苗にかん水を行いながら、農薬や除草剤散布の好機を伺いましたが、天候は安定せず、パッションの誘引で午前を終えました。

 午後は北風が強くなりましたが、何となく降雨もなさそうなので、農薬と除草剤散布を決行しました。農薬は疫病とうどん粉病対策の殺菌剤を散布し、除草剤は、畝間には茎葉処理剤を、ほ場の周囲には根まで枯らす種類を散布しました。

 また、殺菌剤散布は軽トラックにタンクと動力散布機、ホース(100m)を搭載し、除草剤散布には、背負い式の携行用の動力散布機を使いました。機械を使分けることにより、作業はあっという間に終わります。

 薬剤散布の作業中にサイレンが鳴ったので、おそらく東日本震災の追悼式の時刻と推測し、北の方角に向かって黙とうをしました。亡くなった方々のご冥福と東北の復興に思いをはせました。東北のつらさに比べれば、何でもできそうな気がします。

 さてと、天候が回復すれば、冬瓜やトマトの定植に着手したいなと思っています。


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