奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

陽光に誘われて

2015年03月23日 | 晴耕雨読
 今年は、珍しく年明けから降雨が少なく、週間予報からは雨マークが消えて、いよいよ水撒きの決行を検討しています。春カボチャのほ場は、農業用水の確保ができていますので、手かん水ホースのノズルをジェットタイプに交換すれば何とかなりますが、河口菜園は軽トラにタンクを積み、動噴による散布になると思います。雨乞いをしたいような心境です。

 日課となったカボチャとズッキーニの受粉を1時間ほど行い、終わると、クリホマレの最終の誘引を始めました。クリホマレは、草勢がおとなしく、また葉柄も短く、誘引がしやすい品種です。それに比べて、隣りの畝のクリユタカは大暴れをしていて、同じカボチャでもこんなに違うものかなと思います。

 ひと息付くと誘引作業を中断して、ズッキーニとネギを収穫して直売店に届けました。直売店では、そろそろ冬野菜シーズンが終わり、端境期で品不足になっていました。葉玉ねぎの要望もあって、午後イチの出荷を約束して午前の打ち止めになりました。

 ランチもそこそこに葉玉ネギの収穫に取掛り、直売店に届けました。島の南部のご婦人からの葉玉ねぎの所望を聞き、農家の心意気での即応でした。葉玉ねぎ栽培は初の取組みで、一人でも多くの消費者にその美味しさと栄養価を知って欲しいとそんな思いでいます。

 直売店から倉庫に戻ると、追肥用の肥料と動力散粉機を積込んで、春カボチャのほ場に向かいました。追肥を終えて動力散粉機でカボチャの葉についた肥料を落とし始めた途端に支庁のFさんが久しぶり来畑しました。陽光に誘われてカボチャのほ場を巡回している様子で、1時間ほどむん話(雑談)をして散会になりました。

 その後は、動力散粉機による作業を行い、終わると少な目のパッションの受粉、そしてラストはクリホマレの誘引で本日の打ち止めになりました。
それから、本日はキュウリの播種も行いました。

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