奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ジャガイモの試し掘り

2022年02月11日 | 晴耕雨読
 緋寒桜が終盤になると真っ白なスモモの花が咲き始める。山々はポツポツと新緑が芽吹き、今朝はジャガイモの試し掘りをしながらウグイスの鳴き声を聞いた。島の春はそこまで来ているようだ。

   

 朝イチの無人市の出荷を終えると、サンテナと小さな鍬を積込んでジャガイモ畑に向かった。植付けから180日、10年前のジャガイモ栽培を思い出しながらマルチを外し試し掘りを行った。ジャガイモは株元に近いところに根をはるので、その下を手鍬でかくように収穫するのがコツだ。

 

 掘り始めると拳ぐらいのイモがゴロゴロと出てきて、試し掘りを忘れて熱中してしまった。日照不足と長雨で、掘った畝は泥コネ状態、イモの乾燥をあれこれと思案しながら、収穫を終えたロメインレタスの畝に干すことを閃いた。カラス対策の釣糸も張っているので、カラスの悪戯の心配がいらない。
 
 ランチを終えて再びほ場を訪ねるとイモは乾いていて、一輪車にサンテナを積込んで10年ぶりにジャガイモを取り込んだ。根菜は、果菜や葉菜とは違う久しぶりの感動だ。帰路は、無人市の売れ残った野菜を回収したが、何故か、ジャガイモ収穫の余韻があって、売れ残りの多い休日がさほど気にはならなかった。

 ジャガイモの収穫は、週間予報に晴れマークはないが、天候と相談しながらボチボチ行こうかなと思っている。今宵は10年ぶりのジャガイモ収穫に乾杯、だればまた(@^^)/~~~