奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

田舎の小さな経済の循環

2018年06月06日 | 晴耕雨読
 夏作のほ場に着いて、オクラの収穫を始めると気温が上がり始めて猛烈な湿感、オクラは日に日に草勢が強くなり、そろそろ摘葉にかからないと、ジャングルの様相になってきました。少な目のズッキーニの接受を終えて、コリンキーの収穫に取掛ると予想外に株元に着果が多く、取敢えず収穫をしてマルチの上に置きました。

 ハウスに移動してミニキュウリの収穫を始めると、久しぶりに収穫カゴ2杯分の収量、暑さと3品目の収穫の多さに心臓はバクつき、1リットルの水分補給をしても治まらず、帰宅してシャワーと着替えをして、再び倉庫に向かいました。途中、直売店に立寄り、本日の出荷野菜を見積もりました。

 午後イチは通り雨が降り、経理をしながら雨待ちをしていると晴れ間が出てきて、昨日の残務で、畝間の草刈で過ごしました。昨日もそうでしたが、雨上がりの草刈は、超3Kを地で行くような作業で、終った時には、頭のてっぺんから長靴まで泥と飛散した草の残さだらけでした。

 帰途は農地を借用しているおば~を訪ね、明日行われる集落の葬儀を確認して帰宅しました。なにやら、高齢者の間では新しい直売所の協議会が話題になっているようで、隣の体験交流館で開かれる週一の高齢者の「ゆらおう会」の折には、直売所に立寄るようにしているとか。高齢者のほとんどは年金生活者ですから、まさに小さな地域の経済が循環する・・・そんな思いです。直売所側はお気に入りの野菜を買って頂いて、麦茶をサービスして、カシャムチやフクラカンの注文があると・・・双方にとってハッピーになるでしょうね。

 梅雨前線の北上と台風の発生、いよいよ気候が読めなくなって、出たとこ勝負の日になりそうです。倉庫周辺の雑草も繁茂していて、育苗ハウスの片付けも・・・やれるところからと思っています。
また明日(^_^)/~