奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

肥料の移送

2016年08月04日 | 晴耕雨読
 天候の判断に難しい一日でした。
ネットで雨雲の動きを見ると今にも大雨になりそうな様相で、薄曇りでポツポツと来るものの本降りはなく、天候の様子見でひたすら勉強で過ごしました。

 業者に送った肥料の見積りに対する回答はなく、少しイラつきながらメール文を作りかけると、肥料の荷送が終わった旨のメールが・・・回答の前に荷送か、この会社はどうなってんじゃと、社内教育がなっておりませんわ。
聞けば、見積りの依頼があった翌日には回答のメールをしたとか、オイラには届いていませんわ、確認ぐらいしろよと言いたい。

 突然の荷送のメールに、雨空を睨みながら港からの移送を決行しました。35袋700キロ、2往復の移送で、ラストはホームセンターに立寄り化成肥料を10袋を購入して倉庫に搬入しました。
倉庫に運び入れる時、改めて20キロ袋を引っ繰り返して保証票なるものを見、その内容を理解することができました。
これが理解できれば、高いJAの肥料に頼る必要はありませんね。


 昨夜は、BS放送で「奇跡のリンゴ」を見、軽々に無農薬や有機農を口にする新米農家に、それなりの覚悟が必要ではとそんな思いでした。農家は好んで農薬を使っている訳ではなく、定められた範囲の中で自らも喰うために使っているのです。農家自身が農作物の医者や研究者みたいになると、奇跡のリンゴの主人公みたいにボロボロになってしまいますからね。


 肥料の移送が終わり、ハウスに放置していた耕うん機の洗車と倉庫への格納で本日も何とか終わりました。
港には、明日から始まる祭りで5艘のサバニ(板付船)が浮かんでいました。
人混みが苦手な小生は、遠くから花火で観ようかなと思っています。