気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

青森へ その3 十和田市現代美術館・種差海岸

2022-10-31 00:00:19 | 旅行
16日 3日目
 
 宿から車で30分程の十和田市官庁街


草間彌生のアートが市民公園に!!
子供が草間彌生の「犬」にまたがり遊んでました。贅沢!!

 ピノテック・チェンバー と言う方の作品。
内側も脳内に入ったようにグチャグチャ。上下左右の感覚がわからなくなる。
現代美術の作家は名前を聞いても全くわからない。

フワフワに見える家なんだけど・・・・吸い込まれるように入ってしまう♬

これ全部 官庁街を貫く道路わきにあるアート。

 これが十和田市官庁街通り。
両側にこの幅の歩道があり、初めて見る壮大なスケールの道路。

 馬の産地であった十和田市には、戦前旧陸軍軍馬補充部が設置されており、
戦後その場所が官公庁用地として整備されたそうだ。
長さ1.1キロ、幅36m、松と桜が植えられた美しい道路。
桜の散る頃。ホームページより。(クリックをどうぞ)

十和田市現代美術館





外観を楽しんで、いよいよ内部へ♬

最初のホールに、圧倒的な存在感の
ロン・ミュエク作「スタンディング・ウーマン」が立つ。
皺、たるみ、血管、などがリアルに表現されている。
コロナ以前にはこの手に触ることが出来たと友人が話していた。
柔らかかったそうだ。高さ4メートル。




垂れ下がるプラスチックは肩車した人体の集合。
奈良美智の大壁画

お土産コーナー

最後に
建物「ブエノスアイレス」レアンドロ・エルリッチ作


キャー!!たすけて~!! 「青森へ」のブログその1の写真。

種明かし・・・・
下に寝そべると、鏡の効果で壁に張り付いているように見える。
遊んじゃった♬

十和田市立図書館 安藤忠雄設計
建物入口

図書館入口のアトリウム。 
冬でもここで待ち合わせしたり、お喋りできそうな空間。

図書館のドローイング。ピンクの桜の木を囲むように設計している。
写真の上部に写る木がシンボルの桜の木。

春は桜満開の並木、夏は緑陰、秋には落葉、そして冬には雪景色。
外の景色を取り込んだ居心地の良い図書館。
こんな図書館が近所に欲しい!! 十和田市は文化の香りに満ちている。


八戸市 種差海岸(国立公園)

 八戸港近くの「蕪島神社」後ろの岩場はウミネコの繁殖地として有名。
18年前に来た時は鳥居もなく、階段も本殿もボロボロ。
北の海の哀愁漂う神社だった。

階段下のコンクリートで、おばさん達がわかめを干していた。
今はそんな面影なし。

東日本大震災では階段の半分ほどまで水に浸かったそうだ。

ウミネコの繁殖場。神社後ろの岩場。

遊歩道沿いの岩場。波が荒い。ドド~ンと波の音が響く。

葦毛崎展望台。まるでポルトガルの城塞。

荒々しい海。



30分ほど歩き、また車。

種差海岸の天然芝生地。昔来た時、どこまでも続く芝生の海岸に感動した。
東日本大震災で海岸が滅茶苦茶になり、時をかけて復活したと聞き、
是非訪ねてみたかった。
昔よりずっと観光地らしくなっていた。


最後に「是川縄文館」へ 約3300年前の出土品を展示

縄文時代の漆塗りの櫛は初めて見た。
縄文人はオシャレだったのね。


か、かわいい~~


キノコの埴輪?初めて見た!

シャープで無駄のない形の土器。
同じ縄文でも、長野、山梨付近の出土品とはずいぶん形が違う。


国宝の「合掌土偶」 
もう3,4回見ているけれど、夫は出土した現地で見たかったらしい。
国宝土偶は展覧会では撮影禁止、でも現地では写真が撮れるそうだ。

全行程終了。
八戸19時6分のはやぶさで帰京。

駅弁は全部ウニ。私はおなかいっぱいでオニギリ。
娘と夫はこのお弁当に大満足。

2泊3日の充実の旅でした♬





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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yumeji_2014)
2022-10-31 06:01:55
おはようございます。花水木です。
スマホからの投稿、もしご誤字脱字がありましたらご容赦ください。
2泊3日でこんな充実した旅ができるなんて、車あってのことですね。運転手のお嬢様に感謝〜とただな〜と楽しませてもらいました。
ありがとうございます。
返信する
Unknown (yumeji_2014)
2022-10-31 06:05:30
あれれ?もっといっぱい書いたのに、きれてしまっているわ。ごめんなさい。またね。
やつぱりスマホでの入力は苦手😢
返信する
Unknown (tona)
2022-10-31 08:46:05
本当に十和田市は文化都市なのですね。驚きました。
まず官庁街が素敵!
現代美術館も粒ぞろい。
グッゲンハイムを思い出します。蜘蛛みたいのが屋外にあったし、馬があちらは犬でしたっけ。
蜘蛛みたいのが都心のどこかにあるとその時聞きましたが忘れました。十和田は日本のスペインバスクですわ。
現代美術館も図書館もいいですね。
おまけにご主人のお好きな「是川縄文館」にも寄られたのですね。
憧れの種差海岸を見せていただきました。なかなか行かれなくて、写真で満足状態です。ご紹介ありがとうございました。
返信する
Unknown (ラッシーママ)
2022-10-31 17:30:28
こんな素晴らしい旅行を計画できる、ご主人と銀河さん天晴れです。
このような計画を立てられるのは青森県を知らないと、計画できない事で流石、これが個人旅行の醍醐味ですね。
青森県の素晴らしさを、この記事で教えて貰いました。

「是川縄文館」にも行かれて、ご主人の願いがやっと叶いましたね。
返信する
花水木さん (☆銀河☆)
2022-11-01 10:47:51
 スマホからの投稿ありがとうございます。
スマホからの投稿、わかる!!
私もツも四苦八苦してます。

青森駅でレンタカーを借りたのですが、今回殆ど娘が運転してくれました。
地方に行くと、車が無いと不便な事が多いけど 
夫はあまり運転する気なし!
今回の旅行は楽だったと喜んでました。
プランは主に夫ですが、あそこにもここにも行きたいという要望を皆で出し合います。
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2022-11-01 11:03:13
 ねっ、文化都市でしょう。
小さい子が草間彌生のアートで遊び、親しんでいるなんてよその場所では考えられない事です。
アート好きな大人が十和田市からは続々と生まれる事でしょう。
官庁街の佇まいが素敵で、道路沿いにあるアートと、四季折々の景色のコラボが美しそうです。

アメリアニューヨークのグッゲンハイムに行く事はないでしょうが、
スペインバスクのグッゲンハイムには是非行ってみたいです。

余談ですが、アメリカングッゲンハイムはフランクロイド・ライトの設計で、建物自他体が緩やかなカーブで成り立っているそうです。(見てみたい!)
ある映画でグッゲンハイムの中で派手な銃撃戦があり、滅茶苦茶に壊される場面を見ました。
勿論セットでしょうが、何だか胸が痛くてストーリー全部忘れました!
返信する
ラッシーママさん (☆銀河☆)
2022-11-01 11:12:31
 京都で1週間の旅に慣れてしまったので、2泊3日は短いと思ってましたが、
充実度が凄かったです。
時間があれば種差海岸をもっと歩きたかったですが、
一度歩いているし、是川縄文館も行ってみたいし。
でも駆け足旅行と言う感じは無く、それぞれの場所を充分楽しんだ気がします。
三内丸山遺跡と是川縄文館で、夫も充分に楽しんだようです。

ラッシーママさんも、秋は旅行三昧となりそうですね。楽しんできてね。
返信する
Unknown (ビオラ)
2022-11-01 22:10:46
いつもいつも素敵な旅をされる銀河さんですね
主な計画は旦那様だそうですが皆さんで話し合って
決めるからこそ
全員がいい旅だった~となるのでしょう。
若い時はレンタカーでの旅もしましたが最近はそれもなくなり
ツアー頼みが多くなりました。
お宅は娘さんという強い味方がいらっしていいですね。
三内丸山遺跡は行ってみたいけれど遠くて・・・で未だ知らずの場所です。
大きな画像の奥入瀬の渓流、流れる水の音まで聞こえてきそうで見入りました。
十和田現代美術館の人々をあっと驚かすような作品の数々も面白い。
何回も見ているとおっしゃる「合掌土偶」も現地でみたそれは
また格別なものとして素晴らしかったんでしょうね。
縄文の時代にもう漆の技術があったんですね
古人の知恵や技術には驚かされます
返信する
Unknown (yasukon)
2022-11-02 07:47:37
おはようございます。

盛りだくさんの内容で 現代美術の愉快さも伝わってきました。
作品として眺めるには難しいことも遊び心をもって鑑賞したいですね。
安藤忠雄氏に図書館 素敵ですね。

👇 2件 にもコメント入れました。
返信する
ビオラさん (☆銀河☆)
2022-11-03 09:27:33
 定年後夫の趣味に旅行を計画するというのが加わりました。
最初の内、旅行を計画通りに進めようといろいろ窮屈な事もあったのですが、
最近は現地で臨機応変、お土産を買う時間も組み込んでくれるようになりました。
それで、娘も意外な事に出会える家族の旅が気に入り、参加する事が多くなりました。

三内丸山は遠いので、行かないだろうと思ってましたが、
行ってみると意外な面白さ。
十和田湖美術館は体験型の展示もあり想像以上の楽しさ、古代n漆塗りには驚かされました。
旅は刺激があって、脳が活性化する感じ。
いつまでこんな旅ができるのでしょう。
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