気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

人生最後の冒険・モロッコへの旅・6 サハラ砂漠へ・2

2019-12-06 01:04:21 | 海外旅行

 若い時は夢や希望がそれなりにあったけれど、全て国内で出来る事であり、海外なんて興味なかった。

それが今や海外旅行が趣味となり、たびたび行くようになるとは人生面白い。

特に 地の果てサハラ砂漠にまで行く事になるとは

 

 病気の後、自分の人生は静かに大人しく過ぎて行くのだろうと漠然と思っていた。

まぁ生き延びたのだし、それでもいいかと思っていた。

でも、なぜか旅の行動半径が広がっている

知らない土地に行き、知らなかった事を知る・・・・

こんな体験を満喫する日々がやって来るなんて想像もしていなかった。

 

 いよいよ、この旅のメインイベント、サハラ体験です。

 

10月15日夕方

 サハラ砂漠の夕日を見に5時に出発。

 

 ホテルのボーイさんが、私達がベルベル人の布を持っているのを目ざとく見つけ、

本格的にターバンを巻いてくれた。

ターバンは庇があるので強い日差しから顔を守り、垂れている布で口を覆えばマスクにもなる。

帽子だと風に飛ばされてしまう。

そして一枚の布にすればマントにもなる。 合理的ですね~。砂漠の民の知恵です。

 

娘の巻き方は少し違う。

 

写真をお楽しみください。

待機中のラクダ君

6人で隊列組んで、出発~ 初めての砂漠に全員大興奮

スペイン人の若者カップル、30代後半ぐらいの日本女性の二人組、私達。

 

 

逆光で撮影。

 

 

 

夕日の見えるビューポイントへ。

サハラ砂漠の砂は粒子が細かく、この登りは私にはキツイ。

一歩進むと足元がズルズル滑る。娘に手を引っ張ってもらった。

私も年取ったものですね。

 

言葉もなく、見つめる夕日。

 

 

 

2時間半の砂漠散策のあと、テントに到着。

      

どんな部屋かと思っていたら思ったより綺麗。

意外な事に別棟にトイレとシャワーがあった

身体拭きシートを持って行ったが必要なし。(ただしシャワーは水のみ)

 

 テント村の一つが食堂になっていて、ビュッフェ形式モロッコ料理が出た。

日本人旅行者は意外と多く、母娘連れが私達以外にもう一組、女性二人連れが2組、一人旅の女性が一組

一人旅と二人組のうちの一組は、口紅の色も華やかにスカート姿、とてもお洒落。

娘に言わせるとインスタアップ狙いでモロッコに来ているらしい。

なるほど、そういう目的の旅もあるのね。

 

これが夜のテント村。

ベルベル人10人ほどの素朴な音楽が砂漠に沁みわたる。

 

夜、娘が星空の写真を写しに一人で砂漠に出かけて行った。

待っている時間の長かった事。

豹やライオンなどの猛獣はいないだろうけど、毒蛇?サソリ?あらゆる危険を考えてしまった。

 

10月16日・6日目

 朝6時半サハラ砂漠の朝日を見に出発。

夕日と朝日とでは砂漠の雰囲気が全く違う。

朝日の中では、柔らかな光に包まれた幻想的なサハラ砂漠を見ることが出来る。

向うの丘に別のグループが見える。

       

       

       

 ラクダ引きのおじいさんの提案のポーズ。

他の4人は朝日の前で飛んだり、跳ねたり、抱き合ったり

朝日は気分が高揚するわ~

       

帰りは疲れてしまい、ラクダからずり落ちそうになった。

ラクダから降りたら、駱駝引きのおじいさんが手をつないでくれた。

ラクダになった気分(笑)

 

 キャンプに帰り朝食。

またラクダに乗ってメルズーガのホテルへ。4WDに乗り換え、エルフードで専用タクシーのお兄さんと待ち合わせた。

      

ミデルトの椰子畑。(ナツメヤシの実は甘くておいしい)

 

 

ランチはスープとパスタとタジン鍋(牛肉とプラムの煮込み)

パスタは珍しい。どこに行ってもモロッコ料理ばかりだったので。

 

野生の猿は、モロッコの人にはとても珍しいらしい。

運転手のお兄さんが、「猿、猿」と動画まで見せてくれたが、日本ではよく見かけるし、私達あまり興味なし。

 

 

 

イフレンという近代的な街で一休み。

 

フェズのホテルに20時30分ごろ到着。

      

ここも昔の貴族の家を改築したリヤド。豪華な内装。

モロッコ音楽でお出迎え。

 

なぜか寝室よりも洗面室の方が広い感じ。

 

夕飯はレストランに行けず、途中で買った果物とお菓子と持ってきたカップラーメンで済ませた。

でも疲れていたらしく、つまずいてカップラーメンをこぼしてしまった。

モロッコ料理は薄味なのであのラーメンの塩味が欲しかったなぁ~

 

今日もグッスリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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6 コメント

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Unknown (ビオラ)
2019-12-07 23:09:06
素晴らしいサハラの夕日と朝日を見られてよかったですね。
写真でみても感激してます。
ラクダが並ぶシルエットのような写真が幻想的です
平山郁夫の絵を思い出しました。
ターバン姿がお似合いです、
大判の布はいろんな活用方法があるのですねぇ、生活の知恵なのですね。
遠くまで行った甲斐のある景色や経験は海外旅行ならではですよね
返信する
ビオラさん (☆銀河☆)
2019-12-08 00:02:24
 ラクダの並ぶシルエットの写真、
実はラクダ引きのおじいさんが撮ったもの。
長くサハラ砂漠で働いていると、どの瞬間、どのアングルが美しく見えるか良く知っているようです。
実際にはこのシルエットを見ていないので、デジカメの写真を見てびっくりしました。本当に平山郁夫ですね。

ターバン巻いて喜んでラクダに乗ったのですがすぐにずり落ちてしまいました。
頭の形が現地の人と違うみたいです。

海外に行かないとみられない景色、
私の老化した頭に良い刺激となっています。
返信する
Unknown (あざみ)
2019-12-08 16:23:27
ターバンのお二人さん可愛い!
ラクダは鳥取の砂漠で乗りましたが綱付きでつまらなかったです。写真のように一人で乗って見たかったわ。
良い思い出がどんどん増えて行きますネ。

お二人で朝日を掴んでいる写真も素敵。
良かったですね。私も楽しませて頂きました。
返信する
あざみさん (☆銀河☆)
2019-12-09 00:30:36
 有難うございま~す♪
ターバンを巻いてもらうと砂漠への旅へのテンションが上がります。
でも、頭の形がターバン向きではないらしく、すぐに崩れてしまうのよ。

あざみさんもらくだに乗りましたか。
太ももの筋肉が必要なんですね。
夕方長時間乗り、朝も乗ったら
帰りは疲れてずり落ちて来そうになりました。
平らな所はいいけれど、下る時はガクッガクッとして恐かったです。

この砂漠体験が一番の思い出になりました。
返信する
Unknown (yasukon)
2019-12-27 17:43:33
美しい砂漠 素晴らしい体験をされましたね。
勇気を出していくものですね。
女性おひとりの方 凄く勇気がありますね!!
日本ではなかなか出会えない風景です。
鳥取砂丘(笑)の砂を歩くのも大変な私 到底サハラ砂漠は別世界です。
見せていただいて嬉しい!
タ-バン やはり必要ですね。
返信する
yasukonさん (☆銀河☆)
2019-12-29 22:36:14
 美しい砂漠を見ることが出来るなんて、
自分の人生で予想もしていませんでした。
個人旅行は尻込みしていましたが、本当に勇気を出して行って良かったです。
ヨーロッパでは一人旅の女性は割と見かけるのですが、モロッコに1人旅とはビックリでした。

写真喜んでいただけて嬉しいです。
ターバンの必要性なんて、現地に車で考えた事も無かったわ。
返信する

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