娘との二人旅は、ネット関係ではもう娘に歯が立たない。
でも娘に任せきりで何もしなければお荷物になり、嫌がられる。
私の役割はガイド書「地球の歩き方」を読み込み、ポイントにアンダーラインを引いておくこと。
そして泊まる予定のホテルの地図を調べ、そこの口コミからちょっとした情報を仕入れておくこと。
旅行前は情報収集でいろいろ大変です。
9月11日 3日目
7時半荷物を持って、ホテル出発。
昨日歩きすぎたので、少し疲れ気味。
この後の旅行は大丈夫だろうかと少し不安になる。年齢を感じますね～
巨大なドームのフランクフルト中央駅。
入ってきた列車が、超特急のICE。
これに乗ってケルンまで約1時間の旅。
この列車はケルン大聖堂前のケルン中央駅ではなく、ケルン・ドイツ駅に止まる。
他の行き方もあるが、ケルンに行くにはこちらの方が断然早い。
ケルン大聖堂に行くのには遠いけど、思わぬお楽しみが・・・・・
大聖堂の前を流れるライン川を、なんと徒歩で渡ることが出来るのです
昔から知っているライン川を徒歩で渡るなんて感動
そして橋の先は世界遺産のケルン大聖堂。建築史に絶対に登場する超有名な建築
疲れなんて、どこかへ吹き飛んでいったわ～
橋のフェンスが変と思ったら、世界各国の旅行者が、永遠の愛を誓って錠前を置いて行った。
隙間なくギッシリ。
この錠前の重さが半端ではなく、橋に負荷がかかっていると何かに書いてあった。
1つ２つなら可愛いけど、これは公害ですね。
世界遺産・ケルン大聖堂の裏側に到着。
豪壮、華麗。上へ、上へ、と力がみなぎっている。
正面。ゴシック建築。
１２８０年委着工、完成は１８８０年。実に６００年もかかった事になる。
正面で記念写真。 ケルン大聖堂前の広場
中に入ってみましょう。
思わず声が出る。壮大なスケール。 高さ４３．５メートルもあるそうだ。
側廊
ゴシック建築はそれまでの教会と違い、構造上窓が大きく取れる様になり、
ステンドグラスが嵌め込まれて、内部が明るくなった。
ノイバンシュタイン城を作ったルードヴィヒ２世の父、ルードヴィヒ１世が奉納したステンドグラスの窓。
バイエルン窓と呼ばれている。
色鮮やか美しい。
東方三博士の聖遺物を納めた 世界最大の金銀細工の聖棺。
ここで娘は大聖堂の塔に登りに行った。昨日フランクフルトの塔に登り、目が回ったので私は休憩し、市内散歩。
美味しそうなパン屋。虫がぶんぶん飛んでいるのでハエかと思ったら、ミツバチだった。
ミツバチ君、ここはお花畑ではないのよ 
ここで列車の中で食べるランチのパンを買った。上につるしてあるアーモンド蜂蜜がけのプレッツェルともう一つ。
娘が戻ってきて合流。塔の上の眺めは素晴らしかったそうだ。
「昨日の方が大変だった」との事。なんだ～、私も登れたかもしれない。
でも旅では疲れすぎないのが大事。
その後は香水屋巡り。 ケルンはオーデコロン発祥の地なのです。
このチューリップ模様はファリナ・ハウス。 ここで１７０９年にオーデコロンが発明された。
4７１１本店は改修中。 日本ではファリナ・ハウスよりこちらが有名。
仮店舗にも行ってみた。
また橋を渡り、ケルン・ドイツ駅からICEに乗って３時間、ヴェルツェブルクへ。
超特急ICEの内部。 席のわきに都市の名前が出ていれば予約席。
書いてある都市以外の区間は誰が座っても良く、自由席となる。
この仕組みがわからず、行きはどこに座ってよいかわからず困った。
仕組みがわかれば無駄に空席とならず合理的ですね。
ビュルツブルクの駅で、ロッカーに荷物を入れ、トラムに乗り、町の中心へ。
ここでトラムを降り、歩く。
レジデンツ ここも世界遺産。ドイツバロック建築として名高いそうだ。
この地を支配する大司教の宮殿として１８世紀に建てられた。
内部は写真不可・・・豪華です。
付属のホーフ教会。 この教会から、レジデンツの豪華さを想像できるでしょうか？
女神や天使の像などが配されたホーフ庭園。 市民に開放されているそうで、ベンチで憩う方達がいた。
街を散策していると、いつの間にかアルテ・マイン橋の上。
人が沢山集まっている。何かしら？
皆さん何か飲んでいる 何でしょう
ここは自家製のフランケン・ワインを飲ませる居酒屋さん。 立ち飲みOK。 白ワインです。
決めた！ 夕飯は此処にしましょう。母娘の意見が即一致
向こうのテーブルはおじさん達の楽しそうな宴会。
私達のメニュー。サラダの葉の下には、キャベツとにんじんのザワークラフトが隠れていた。
勿論白ワインも飲みました～。すっきりしていて美味しかった。
道端では学生たちの弦楽四重奏。夢みたいな夕暮れ。
タクシーで山の上の古城ホテル（シュロス・スタインベルクホテル）に着いた。
１１時就寝。この日も20000歩を超えた。
ぐっすり～
趣味的に建物を見るのが好きです。
仕事ではないので、構造がとか、歴史的に、なんて考えもせずただ見ています。
塔の上から景色を見られませんでしたが、
行けただけで満足でした。
もう欲張ってはいけない年齢ですね。
旅行では疲れすぎないのが一番です。
錠前、最初は一人が始めたのでしょうね。塵も積もれば山となる例ですね。
個人旅行はいろいろ大変ですが、
好きな所をゆっくり見ることが出来るのが楽しいです。
観られて良かったですが、娘さんだけ上られ銀河さんは休めれていたのですね。
一寸残念でしたが無理して最後の日まで持たなかったら大変ですものね。
写真からでも圧倒されますね。
橋に提げた錠前、美観を損ねます。
ホーフ教会の内部を観ただけで溜息が出そうなほど豪奢ですから
その上のレジデンツの豪華さは想像つかないかも・・・
これだけ自由に動けるのも個人旅行の醍醐味ですね。
様々な時代の教会がたくさんあります。
それぞれの時代の文化を結集しているものも多いです。
カナダの教会も綺麗ですか。
豊かな自然に恵まれた国の教会は
また違うのでしょうね。
ドイツはお肉料理中心。
ソーセージだけではなかった～。
料理の種類が多いのにびっくり。
ジャガイモも、色々な料理方法があるのですね。甘くておいしかったです。
壮大なスケールの教会でした。
フランクフルトから遠いと思っていたので、
見に行くことが出来るなんて想定外でした。
橋の手前から大聖堂が見えた時はもう嬉しくて！！
鍵は遠めに見た時はゴミがたくさんついているようで、
美観を損ねていました。
我も我もと取り付けた結果が大問題。
ここまで酷くなっている場所は初めて見ました。
食べ物は美味しかったです。
大盛なので２皿ぐらいをシェアするので、
お値段も高くありませんでした。
毎日どこで夕飯を食べるかは大事。
考えて店を選びました。
食べることもフリーの旅の楽しさでした。
良かったですね～。
良い思い出ができましたね。
私は今まで行った先で高い塔はすべて制覇してきたのですが、
前日の塔で目が回り、自信を無くしました。
ヴェルツブルグの彫刻はリーメンシュナイダーの作品ですね。
今まで知らなかったのですが、南ドイツでいくつも彼の作品を見ました。
写実的な要素があり、素人目にも
素晴らしさがわかる気がしました。
教会の多い街ですね。
戦後の地道な努力で街を元通りに直したという話を数か所で聞きました。
行ってみなければわからない事でした。
また木組みの建築をたくさん見ることが出来、木造部分の幾何学的な美しさに感動しました。
そしてケルン大聖堂、ここに行けるなんて考えたこともなく、気分高揚でした。
母娘、全部ではありませんが、興味の対象が一致するので、何とかうまくやってきました。
カナダの教会もとっても綺麗でしたが、ドイツの教会も凄いですね！！
やはり行って見たかったなぁ～～～。
もう気力がわきません。
白ワインとお料理も美味しそう。
ウンナ－やジャガイモ 美味しいですよね。日本でドイツレストランに時々行っておりましたので・・（笑）
ケルン大聖堂だけは知っています(^_^;)
６００年もかけて作られたのですねぇ、驚きです
天を突くような尖塔は天国に向けた思いでしょうか
そのスケールの大きさ荘厳さには圧倒されます
ライン川にかかる橋にたくさんのカギ…
確かにこれだけたくさんあると重量的にも問題があるかもしれませんね
こうした行為は世界中どこでもなんですねぇ
食べ物もおいしそうです、ツアーでは選べないしお金の問題もあるのでしょうが
あまりおいしいと思ったものに出会えません
個人旅行の醍醐味はこうしたところにもあるのでしょうね
素敵な旅は娘さんとの役割分担？
しっかり情報収集してでかける旅は中身も濃いですね
景色が素晴らしかったのが今でも思い出せます。
残念でしたね。でも異国では無理は禁物ですものね。
電車もドイツは本当に大変で複雑、よく乗りこなされました。親子ともどもとても偉いと思います。
ヴェルツェブルクはロマンティック街道の起点ですよね。
同行の人で一人だけ列車で行動を別にして彫刻を見に行った人がいます。
ドイツ南はなぜかバロックなのですね。
豪華な教会を私もたくさん見ることが出来ましたが、この町のはここで見ることが出来て満足です。
お出迎えが遅くなり申し訳ございません。
早速その（１）から拝見！
流石にドイツらしい重厚な建築物が多いですね。
建築物に造詣が深い銀河さんにはとても興味深いドイツだったのではと拝察していますよ。
私はフランクフルト経由のスペイン旅行の時、待ち時間が3時間あったので、仲間4人でドイツに入国したのみです。
ドイツ人がとてもみな背が高かったこと！、再度の入国の時厳重なボディータッチまである検査にビックリした思い出が！
世界最大のビール祭りのために2泊延泊とは素晴らしいです。
ビール好きの私としては、母娘さんのご旅行ならではのすぐ決まる意見の一致・・・
そしてそれをすぐに手配できる実行力のある娘さんがいてうらやましい限りですわ。