9日の火曜日左目の手術をした。
目がデリケートで痛みを感じやすいので、一昨日まで寝たり起きたり。
猛暑を避け、エアコンガンガンの部屋でずっと過ごしていたので、サボり癖が付いてしまい、
社会復帰できるか少々不安にもなった。
前回も今回も手術後2日間は食事の支度はすっかり夫の世話になった。
食欲がなかったけど、テーブルの上に出てくると、何となく食べてしまうものですね。
おかげで体力も消耗せず、夫に感謝です。
毎度おなじみ?手術の図解。
眼科の先生がこの図で説明してくれました。
とてもよくわかったので、皆さんにも紹介しますね。
一番表面の網膜を4、5ミリ切り、中の水晶体を超音波で砕いて吸引、水晶体の部分に眼内レンズを入れる。
手術にかかる時間は短いのですが、決して簡単な手術ではないそうだ。
砕いた水晶体のかけらが残っていたりすると、失明の危険性もあるらしい。
私の先生は 視力は近眼なら、現在の倍の視力を出すのを目安にしているようだ。
私は左目の乱視が酷く、矯正しても視力が出にくかったが、手術をしてずっと見やすくなった。
両目ともメガネで1.2の視力が出るそうだ。
何と言っても目の前が明るい、そして外の眩しさが軽減
これで舞台の俳優さんの顔もはっきり見えるわ。山の頂上からの景色も違って見えるかしら。
視力が安定するまで2か月ほどかかるそうだが、楽しみ~~
貴婦人と一角獣展
7月に入り、ずっと家と眼医者と、他の医者と・・・・・医者巡りばかりしていたら、
お出かけ虫がウズウズと湧いてきた。
この展覧会、月曜日が最終日。
行こうかどうしよか迷っていたら、 「素晴らしかった」 と友人から絵葉書が来たので、今日行ってきた。
中世ヨーロッパ美術の至宝 パリより奇跡の初来日 6連作一挙公開
フランスのクリュニュー美術館所蔵。約500年前のタペストリー。
この作品が国外に貸し出されたのは過去一回だけ。
今回は美術館改装のため、貸し出されることになった。
「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」を表す5枚と、残る一枚の謎めいた内容が、
この作品群をより魅力的にしているようだ。
タペストリーというと、どんな素晴らしい作品であっても、ドーンという存在感だけが前に出て、
何とも大味な感じがして 私はあまり好きではなかった。
ところがこの作品、優美な女性の左右に一角獣と獅子が まるで崇拝する女性を守るように、甘えるように、手助けするように控え、
周囲の鳥や動物たちも、ウットリと女性の醸し出す世界を楽しんでいる。
タペストリーの世界が何とも言えず繊細優美、物語が聞こえてきそう。
想像力を刺激され、いつまで見ても飽きない美しさだった。
花も色とりどり、イタリアルネッサンスの画家、ボッティチェリの「春」を思い出した。
こんな素晴らしいタペストリーがあったなんて 感動でした
なかなか皆様の所に伺えませんでしたが、
これから少しづつお邪魔しますね
またよろしくお願いいたします。