気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

白内障手術 その2  & 貴婦人と一角獣展

2013-07-13 17:00:39 | 病気・後遺症

 9日の火曜日左目の手術をした。

 

目がデリケートで痛みを感じやすいので、一昨日まで寝たり起きたり。

猛暑を避け、エアコンガンガンの部屋でずっと過ごしていたので、サボり癖が付いてしまい、

社会復帰できるか少々不安にもなった。

前回も今回も手術後2日間は食事の支度はすっかり夫の世話になった。

食欲がなかったけど、テーブルの上に出てくると、何となく食べてしまうものですね。

おかげで体力も消耗せず、夫に感謝です。

 

毎度おなじみ?手術の図解。

 

眼科の先生がこの図で説明してくれました。

とてもよくわかったので、皆さんにも紹介しますね。

 

 一番表面の網膜を4、5ミリ切り、中の水晶体を超音波で砕いて吸引、水晶体の部分に眼内レンズを入れる。

手術にかかる時間は短いのですが、決して簡単な手術ではないそうだ。

砕いた水晶体のかけらが残っていたりすると、失明の危険性もあるらしい。

 

 私の先生は 視力は近眼なら、現在の倍の視力を出すのを目安にしているようだ。

私は左目の乱視が酷く、矯正しても視力が出にくかったが、手術をしてずっと見やすくなった

両目ともメガネで1.2の視力が出るそうだ

何と言っても目の前が明るい、そして外の眩しさが軽減 

これで舞台の俳優さんの顔もはっきり見えるわ。山の頂上からの景色も違って見えるかしら。

視力が安定するまで2か月ほどかかるそうだが、楽しみ~~ 

 

 

  貴婦人と一角獣展 

  

 7月に入り、ずっと家と眼医者と、他の医者と・・・・・医者巡りばかりしていたら、

お出かけ虫がウズウズと湧いてきた。

この展覧会、月曜日が最終日。

行こうかどうしよか迷っていたら、 「素晴らしかった」 と友人から絵葉書が来たので、今日行ってきた。

 

中世ヨーロッパ美術の至宝 パリより奇跡の初来日 6連作一挙公開

フランスのクリュニュー美術館所蔵。約500年前のタペストリー。

この作品が国外に貸し出されたのは過去一回だけ。

今回は美術館改装のため、貸し出されることになった。

「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」を表す5枚と、残る一枚の謎めいた内容が、

この作品群をより魅力的にしているようだ。

 

 タペストリーというと、どんな素晴らしい作品であっても、ドーンという存在感だけが前に出て、

何とも大味な感じがして 私はあまり好きではなかった。

ところがこの作品、優美な女性の左右に一角獣と獅子が まるで崇拝する女性を守るように、甘えるように、手助けするように控え、

周囲の鳥や動物たちも、ウットリと女性の醸し出す世界を楽しんでいる。

タペストリーの世界が何とも言えず繊細優美、物語が聞こえてきそう。

想像力を刺激され、いつまで見ても飽きない美しさだった。

花も色とりどり、イタリアルネッサンスの画家、ボッティチェリの「春」を思い出した。

こんな素晴らしいタペストリーがあったなんて 感動でした

 

なかなか皆様の所に伺えませんでしたが、

これから少しづつお邪魔しますね

またよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
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