土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

5月の花だより①(藤、ツツジ、山吹、石楠花 他)

2022-05-15 15:15:00 | Japan
  風薫る5月です。が、今年2022年は例年になく偏西風に乗り熱い風が吹いてきています。
 余談ですが、偏西風で思い出すのが、我々の学生時代に「Jet Stream」と言う音楽番組が
 深夜にありました。飛行機に乗ってどこか見知らぬ国へ連れて行ってくれる様な番組でした。
 ナレーターの城達也氏が軽快な語り口で曲を紹介していきます。オープニングナレーション
 はミスターロンリーの曲に合わせ 「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、
 遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。満天の星を
 いただく果てしない光の海を、豊かに流れゆく風に心を開けば、・・・」
と語りかけてきます。
 ・・・・・
  世間では4月29日(金) から、長い人で5月8日(日)の10日間の大型連休でした。
 コロナ規制解除後の連休ですので東京発着の主要幹線道路は軒並みに約40kmの渋滞です。
 マイカーは自宅から目的地までdoor to doorですし、車内は家族専用空間で他人からの干渉も
 なく渋滞だけを我慢すれば利便性は他の交通手段よりはるかに優れています。そして混雑も
 また楽しい思い出作りアルバムの一コマです。今はナビがあるので抜け道も簡単に探せます。 
 
  それはさておき、
 私も世間の一員で、今は10連休どころではなく、年中連休ですので、誰にも拘束されず自由に
 どこへでも行きたい所に出向くことができます。ガソリン代、高速代や食事代とその他を考える
 と大体1日/週の平日に日帰りで、ポーンと弾けて出掛けています。

  4月の28日(木)に、 銚子の妙見宮妙福寺の藤が4月の後半が満開と聞き及び慌てて連休直前に
 行ってきました。生憎の曇り空でしたが雨には遭わず、そのお陰で観光客もまばらで、美しい藤の花、
 別名「臥龍の藤」を、ほぼ貸し切り状態で観覧してきました。
 
 

 同上
 

 同上
 

 同上
 

  
 蛇足ですが、
 藤の絵札は下記です。
 
 「藤に不如帰(ほととぎす)」 と言う 四月(卯月)の絵札です。
 不如帰は時鳥とも言われ、藤と同様に初夏を告げる鳥です。


  初夏を感じる花は他にもあります。「うつぎ」=「卯月」=「空木」=「卯の花」です。
 
  ♪ 1.卯の花の匂う 垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ 
     2.五月雨の 注ぐ山田に 早乙女が 裳裾濡らして 玉苗植うる 夏は来ぬ ♪


  5月の6日(金)も、慌ててボタンを見に行きました。こちらは90%散っていて、残っていたのは黄色
 の品種だけで残念でした。シャクヤクはボタンより遅く咲き50%は残っていましたが旬は過ぎていました。

 6月(水無月)の絵札は下記です。牡丹は6月なんですが5月初旬には散っていました。
 
 「牡丹に蝶々」 

  では、五月(皐月)の絵札は、
 
 「菖蒲に八橋」です。この絵は菖蒲ではありません。これはアヤメです。八橋は三河にあるカキツバタの
 名所です。はなしょうぶやアヤメやカキツバタは6月の花で、総じて「あやめ」と呼称されます。
 佐原の菖蒲園ではあやめ、はなしょうぶ、かきつばたが一斉に咲いて、それを「あやめ祭り」と言っています。
 アヤメ、ハナショウブやカキツバタは5月末から6月初頃が見頃になります。

  菖蒲は下記です。
 
 これは端午の節句の時に入る菖蒲湯の菖蒲で、あやめの様なきれいな花は咲きません。きれいな花が咲く
 菖蒲は花菖蒲と言いアヤメ科です。菖蒲はサトイモ科でこの写真のようなガマみたいな花が咲きます。


  気候が暖かくなって頭の中も暖かくなったようです。それでは
 
 
 桜やハナミズキも去って、すっかり初夏の装いになってきました。風が心地よいです。
 新緑のまぶしい季節です。草木が生き生きとしています。
 

 同上
 

 同上
 

 同上
 

 同上
 

 同上
 

 メタセコイアも若葉が付きました。
 
 1月の同上
  

 モミノキの緑も目立たなくなりました。
 
 1月の同上
 

 つつじの季節です。そこかしこと色とりどりに咲いて心を和ませてくれています。
 

 同上
 

 同上
 

 同上
 

 同上
 

 大きなヤマブキです。
 

 同上
 

 オオテマリ
 

 シャクナゲ
 

 同上
 

 ポピーとネモフィラ
 

 ネモフィラ
 

 ポピー
 

 ハチさんが作業中
 


 銚子に藤を見た後は、いつもの所に行ってきました。
 

 人っ子一人いない貸し切り状態でした。
 

 灯台南側風景
 

 同上北側
 

 灯台東側(太平洋)にある洋上風力発電。海底からの高さは100m以上はあります。
 


 この木は何の木でしょうか。白いのが枝にぶら下がっています。
 

 ハンカチの木
 

 このきは何の木でしょうか。
 

 白い糸くずの大きいのが無数に咲いています。
 ヒトツバダコ=ナンジャモンジャの木
 

 竹林も高くなりました。
 

 タケノコが所々に出てきています。タケノコご飯は美味しいですね。
 

 サラサウツギです。
 

 同上
 

 ナニワイバラ
 

 ハチさんが作業中
 

 ボタン
 

 同上
 

 こちらはシャクヤク。
 

 同上
 

 同上、牡丹は木で芍薬は草ですので枝を見ればわかります。
 

 アゲハ蝶さんも作業中
 

 これは何と言う花か。 シラン
 


 この展望台に一度登ると1日寿命が長くなるそうです。もう何年延びたかなぁー。
 

 展望台からは太平洋が見渡せます。田植えが始まりました。また、お茶も美味しい季節ですね。
 

 子供たちは元気いっぱいです。
  

 
 以上 元気報告を兼ねまして。

 PS: 本日7月15日は沖縄が本土復帰して50年目にあたります。(1972年7月15日)
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