土木技術者が撮った中南米の「光りと影」の写真 及び 他国風情

 約22年間の中南米赴任中に土木技術者の視点から撮った写真。開通前のパナマ運河に架かる第二アメリカ橋は圧巻 & 他国事情

6月の花(アジサイ、あやめ、オオガハス、新宿 他)

2023-06-28 00:42:07 | Japan
 旧暦6月は和風月名で「水無月」です。
 その「水無月」は梅雨の季節であり、近年は線状降水帯が発生しゲリラ豪雨をもたらし日本全土に
甚大な被害を引き起こしています・・。 まさに「水有月」or「水有過月」ですが・・。

 6月に咲く花はどれも全て

  ①水に打たれながらor
  ②水中に or
  ③水辺に    咲く花なんです。

 つまり、水が無いと美しい花を咲かせられないのです。
 (だから、水が無いと花が咲かない月で=水無月になったのでしょう?)否、

 googooてみたら
 水無月の「無」は「の」にあたる連対助詞「な」である為、水の月と言う意味だそうです。
(ちょっと専門用語でチンプンカンプンで理解し難いのですが・・・)

 ・・・・・

 6月に咲く代表的な花と言えば、10人中7乃至8人は「紫陽花」と答えるでしょう。




 
 そして、残り10人中3乃至2人は、多分

・あやめ、カキツバタ、花しょうぶ(いずれもアヤメ科で親戚) or






・オオガハス(地域限定)(=2000年前から存在したとされる古代蓮で 千葉市の花)or






・ハンゲショウ  の どれかだと 思いますが。





 ハンゲショウは、夏至(今年は6月21日)から数えて11日目の半夏(7月2日)の頃に咲く
葉の半分がきれいに白くなる花です。今年は6月の中頃には咲き始めていました。

 ・・・・・

 それでは6月の花をご覧ください。

 「水郷潮来のあやめ祭り」は毎年5月下旬~6月下旬にかけて開催されます。
 花の咲く順序は①あやめ ②カキツバタ ③ハナショウブ の順で、花盛りの6月には
 あやめ祭りと冠していますが 実際はハナショウブの見ごろとなります。約500種100万株
 があります。


 水郷潮来あやめ祭り会場は日本で2番目に大きい湖、霞が浦を水源とした常陸利根川の支流
前川の左岸に位置します。以前は船頭さんが手漕ぎで操る「ろ舟」だったのですが、船頭さんも
高齢化が進み船外機をつけていました。操舵や急速転回等の技は流石でした。


 前川に架かる人道用のアーチ橋=水雲橋から あやめ園の上流を見ています。


 同上、下流を見ています。あやめ園の下流に常陸利根川があります。
 洪水対策用に水門で仕切られています。


 下流から水雲橋方向を見る。


 上流から水雲橋方向を見る。


 水雲橋のほぼ下に、また船着き場の入り口に立つ潮来笠の像。ボタンを押すと
♪ 潮来の伊太郎  ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ  あの移り気な
  風が吹くまま 西東 なのにヨー  なぜに眼に浮く 潮来笠 ♪ と歌が流れます。


 ハナショウブ
 後述、①あやめと②カキツバタと③ハナショウブの見分け方は簡単で
①は 花弁の付け根に網目状の模様が入ります。花名の語源と言われます。②は 花弁の付け根に
一本の白い線が入り ③は 黄色い線が入ります。


 同上、 ハナショウブ


 同上


 あやめ、カキツバタとハナショウブの見分け方の立て札



 ここからは「水郷佐原あやめパーク」です。前記、潮来とほぼ同時期に「あやめ祭り」を開催。

常陸利根川を挟んで左岸側が潮来あやめ園で右岸側に佐原あやめ園があります。
ゆえに水源は霞ヶ浦です。常陸利根川と利根川本川は天保水滸伝発祥の地、東庄町で合流し
利根川となり銚子を経て太平洋に流入します。


 この地は与田浦の一角で与田浦川を通して常陸利根川に流入します。


 女船頭さんが手漕ぎで操る「ろ舟」


 ハナショウブ畑。400種150万株あります。


 同上


 同上


 同上


 同上



 6月に咲く花 アジサイは日本原産の植物です。雨の中で真藍(さあい)を集めている=集真藍
(あづさい)が語源。


 同上、雨の中に清楚に咲いている、その雰囲気は日本人の心に染み込みます。


 同上


 同上


 同上


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 同上


 同上


 同上


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 同上


 同上



 オオガハス

 昭和26年に現・東京大学検見川運動場(千葉市花見川区)で大賀一郎博士が発見した2000年前の
古代蓮。花弁数は14~24枚、花径は15~28cm、一重咲きで花色は淡紅色。


 同上、開花は午前4時ごろで全開は午前9時ころです。早起きが必須です。


 同上、オオガハスの開花は4日間です。4日目の午後3時ごろには花弁が完全に散っています。


 1日目? どれが1日目か正確には分かりません。筆者が独断でつけています。


 2日目? 上記同様に独断で決めていますので正確ではありませんこと、乞容赦。


 3日目? 同上

 
 4日目は、花托上面が緑色になり、雄しべの先が黒ずんできます。


 同上


 花の開花の4日間の状態説明。


 普通見られる蓮。オオガハスと比較すると、高さ、幅共に1/3位。




 いつもの風景

 新緑が深緑になってきました。


 メタセコイヤも青々としています。


 イロハモミジも青々し始めました。 


 美術館も新緑に染まっています。


 ノウゼンカズラ。これはアメリカノウゼンカズラで花は橙紅色。
 この時期、家の外塀を越えて淡橙色の花が咲いているのを通りすがりに見ます。 


 同上


 ギボウシ(ホスタ)は水辺にありました。


 同上、魏宝珠と書き、橋の欄干の玉ねぎの様な飾りをさします。



 ハンゲショウ

 圃場の水張りが始まるころに白化し始め、夏至の頃には眩しいほどの白い色になる。
 半夏とは二十四節気をさらに三つ分けた七十二候の一つで7月2日ころ。
 農家は半夏迄には完全に農作業は終えて一休みに入ります。その目安が半夏生の日なんです。


 ハンゲショウ


 同上


 同上




 えぇー 向日葵が咲いています。


 えぇー 秋桜も咲いています。


 同上




 圃場に水を張って農家は一休みです。


 同上


 同上





 元気に出動、ドクターヘリ


 元気な音を立てて舞い上がっていきました。


 野球少年少女は、いつもの様に元気一杯です。




 27日の梅雨空のなか 何十年か振りに新宿駅に来ました。まさにお上りさん状態です。

 江戸川を越えるとそこは東京です。

 スカイツリーも霞んでいます。



 西口改札行の階段を下りると 大きな通路が出来ていました。(改札を抜けた後ですから自由通路)
 以前は東口から西口に行く自由通路は東口北側のアルタ側にでて、その前の新宿通りに沿って西側に
進みJRガード下にある約2m X 2mの狭い通路から西口にある小さな飲み屋さんがひしめく思い出横丁
 にでる一本の通路のみでした。


 西口ビル群に行く地下道にはお弁当の自動販売機がありました。


 地下道から地上への最初の通路を出ると、この面白いビルに出ます。(以前はスバルビルから
 地上へ出れたのですが進入禁止でした)


 このビル群は以前からそびえていました。


 新宿西口で最初の超高層ビルは元気にしていました。


 都庁


 この街はマンハッタンと違って冷たい感じがします。やっぱり緑が一杯の千葉が一番でしょうか。

 以上、6月の元気報告を兼ねまして。



(追伸)
 6月21日に150日間の通常国会が閉会しました。数の力で58本の法案を通しました。
 文頭に「改正」を付けて従来の物に含みを持たせたり防衛財源確保法とかLGBT理解増進法
とか(何とか)新法とか、十分に検討必要すべきものも、結論ありきで、期限内に押し付けた
感じは拭えません。
 片や相変わらずの、内閣の不祥事や息子秘書官の更迭等、次から次と私的な事が露見すると
言う脇の甘さが目立ちます。 自己制御や安全管理をできない内閣は失格ですね。

 今の政治屋は「責任は私にあります」とか「重く受け止めています」など真顔でシラット言う
わりには一切「責任は取らないし」また重く受け止めた事を舌の根も乾かない内に「軽く受け流す
事には、すごく長けています。国民を欺き愚弄しているのです。きっと国民が政治不信になり政治に
関心を持たなくなり、それが投票率低下につながる事を「ほくそ笑むで」いるのでしょうか。
 
 一方、維新の勢いがすごいです。これは「身を切る改革」を実践しているのが好印象と考えます。
 大阪、奈良、和歌山等の関西圏は維新が席巻しています。そして若い人達の支持も多くなっています。

 野党が勢力を拡大する事は良い事です。自公政権はもう不要と考えています。公明党も野党に来なさい。
 立憲も若者の支持を増やすべき青さを感じさせるような変革をしないと野党第一党はないと思います。
 以上、つれづれに。

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