《鹿島街道沿いに林立するモーテル群》
分類・地
鹿島町は昭和40年代の初期から、道路沿線の画期的な発展が人々の心証と結びついて、「鹿島街道」という呼び名が付けられ浸透していきました。 しかし、街道筋にに各種の商業が輻輳してくると、その度に羨望や蔑称を込められたアダ名がついたことも事実です。 昭和44年(1969)にカニピラフで人気を高めたレストラン 「メヒコ」 と前後して、レストランの類が増え出した頃には 「レストラン街道」 と呼ばれたことがあります。 また、米田(こもだ)・走熊(はしりくま)にモーテル(簡易宿泊施設)建設が続出して、夜ともなれば華やかなネオンサインが灯され始めた当初は 「モーテル街道」 とか 「ピンク街道」 に取って代わった時代もありました。 このモーテル(いまは一般的にラブホともいう)が並ぶ道路は、もともと走熊地区(※現在ブックオフいわき鹿島店がある場所)から米田・三沢・水野谷・関船(湯本自動車教習所がある場所)を通って湯本へ抜けていく道でした。 現在は、江名⇔湯本線(県道48号線)が出来ていて、小神山交差点(びっくりドンキーがある場所)から鹿島ショッピングセンター・ヨークベニマル前を通る道路が、それに代わるメインストリートになりました。