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いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

五安の溜池。散策も楽しい

2009-04-26 07:08:16 | Weblog
                  《貯水量3万トンを擁する五安の溜池》

 鹿島街道の鹿島神社前の信号を右(平方面から来た場合)に折れて道なりに進んでいくと松久須根(まつぐすね)地区に入っていきます。
 人家が尽きた先に「五安(ごあん)の溜池」は存在していますが五安は地名です。
 地元では単に「堤(つつみ)」と呼んでいますが、それはこの五安の溜池を指し農業用の貯水池として活用しているものです。

 旧鹿島村当時は大字松久須根でしたが、昭和28年の小名浜町と湯本町への分散合併等により現在では、常磐松久須根町になっています。
 当時の資料によると、鹿島の12地区には合計32の溜池があり、五安の溜池が村内第一の大きさを誇っていました。(※これは現在でも同じ)

 元は五安の溜池の貯水量は1万トンでしたが、他地区までの流水が困難だった為に昭和39年、国・県・市の補助を受けて改良し、貯水量を3万トンまで引き上げることに成功しました。

 しかも溜池の周囲は遊歩道で囲まれ、観光地としても隠れたスポットになりましたが近年、その人気は高まり人出も多くなってきました。
 駐車場があり、遊歩道は一周約1、5kmほどで途中に五箇所の四阿があって散策にはお薦めのコースです。

 一枚の写真だけでは殺風景と思われるでしょうが、タイトルに合わせてアングルを湖沼に向けたもので、実際には堤から見下ろすの眺めや、季節によって味わえる草花(ミズバショウ・アヤメ・ヤブカンゾウ・リュウキンカ・ヤブカンゾウ・桜など)を見ながら遊歩道を歩くのは家族連れにも最適といえるでしょう。

 五安の溜池まで車で上ってきた道を更に進んでいくと、途中の一部が砂利道にはなりますが常磐水野谷に出ます。


   本日の催し
 
 第一回企画展「捕鯨絵巻に描かれる町と村」開催中  5/17(日)まで
          企画展示説明会 解説・小野佳秀さん(伝承郷館長) 13:30~15:00
                         参加費無料(観覧料は必要です)

 「そば打ち」 おいしいそば打ちに挑戦! 指導者:大浦そば打ち同好会(四倉)
                         ※事前申込み制で締め切り済み。

               於・いわき市暮らしの伝承郷  0246-29-2230


 
 



 
 

     
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