いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

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南国情緒を誘うシュロの木

2009-04-19 07:58:54 | Weblog
                      《御代(みよ)坂のシュロ》

 道は交通機能(人や物の移動)という大きな目的の他に、生活を支え、歴史や文化を支え、環境や防災の機能も果たしています。

 また、いわき市内を走行していると観光的な側面からの活用も可能であることが窺えます。
 映画「フラガール」で全国区になった《いわき市》でもありますが、市内の道路沿いには、いたるところにシュロ(棕櫚)の木が植栽されています。
 これなどは道が観光目的にも利用できるという典型的な例だと云えます。

 道路沿いのシュロは映画以前に植えられてきたものですが、もとはスパリゾートハワイアンズの前身、ハワイアンセンターの頃に施設の周辺で見られる程度でした。

 いわき市は東北地方の最南部に位置することもあって、気温は中通りや会津地方と比較すると温暖なところといえます。
 統計によると、気温の平年値は最低3,2度、最高23,8度ということですから、これは表日本型の気候に属して海洋の影響を受けて気温の年格差が少ないことが起因しているのでしょう。

 道路沿いにシュロを植えたことは、観光団体をはじめ市や建設事務所などのアイデアと実行が功を奏して、県外からの観光客からの評判は上々のようです。
 いわきを訪ねてくる人たちに、いわきの気候風土とイメージをシュロの木は、淡い南国ムードを引き立たせている役目をしているようです。
 

 


 

 
コメント
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